見出し画像

なぜみんな隠居しないのか

そんなことになったら社会が成り立たない、と言われるかもしれませんね。

実際、じぶんの《ソーシャルな隠居》という生き方に対し、5年近くで延べ8,200人を迎え入れてきたなかで「わたしも隠居したい」「ハルさんはいいなあ」などと数えきれないほど言われましたが、「わたしにはできない」「やってみたいけど今すぐには難しいなあ」という反応がほとんど。


だけど...

最近のSNSのタイムラインでは「共働きでこどもを預ける場所がない」とか「生きるためには満員電車に乗らざるを得ないんだよ」とか「リモートワークなんて出来るわけない」といった多くの悲観的な声を見かけます。

挙句の果てには「このままでは生きていけない」という不安の声も。


そのたびに...

じぶんは《ソーシャルな隠居》という生き方に転換して良かった、と思います。不可能も難しさも悲観的な気持ちも不安も、じふんには無いからです。


だから...

なぜみんな隠居しないのか。

なぜ、じぶんのように共同生活を営んで支えあい、働くという意識がなくても、山奥に住んでいても、刺激的な毎日を過ごせるようにしないのか。

なぜ、行政や職場や学校や他人のせいにするのか、とも思います。


新型コロナウイルスだろうが何だろうが、ピンチがチャンスとばかりに知人たちはいろいろ仕掛けています。

いろんな小さな行動が生まれています。

他のせいにしないで、じぶんから変えようと行動に起こすひとたちがいる。

もしそういうひとたちが、わが家「ギルドハウス十日町」にやってきたら応援しよう。

じぶんのできることはそのくらいだけど、そんなふうに行動を起こせるひとたちの身近で小さな社会がつながりあえば、世界を変えるほどになると考えています。


そういえば「なぜみんな隠居しないのか」と似たようなことを30年以上前に思いました。

「なんでみんなパソコンを使わないんだろ」

と。

そうしたら、みんながパソコンを使う時代になりました。


しばらくして

「もっとコワーキングスペース使おうよ」

「ゲストハウス楽しいよ」

と思っていたら

なんだか日本全国・世界中にそれらが増えました。


いつの時代にも「なぜみんな〇〇しないの?」「もっと〇〇しようよ」と個人たちの考えていたことが世界中に広がった物事ってたくさんあったように思います。


だからいま、わたしは

なぜみんな隠居しないのか

と思うのでしょう。

よかったらサポートをお願いします。もしくはギルドハウス十日町へ遊びにいらしていただければうれしいです。