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主体性は「〇〇」で伸ばす!

こんにちは! ゆーた@飲食人です!

Noteはじめて1か月ちょいですが、非常に嬉しいことがありました!

フォロワーの「マサおじさん」に、ひょんなコメントのやりとりから
コラボ記事を書こうと誘っていただきましたので、今回は主体性の醸成について書かせていただきます。

マサおじさんは
面白い、深い、分析すごいと3拍子揃っているだけでなく、
そのクオリティをものすごい速度であげてくるような方なので、
ここだけの話、正直大変恐縮、プレッシャーもたくさんなのですが、

自身のnoteでも、「ネガティブをポジティブ」にと言っているぐらいなので、言動一致ということで、

**

**燃えるぜ!マサおじさん!」

ということで書いていきますね(^^

主体性とは、そもそも、「自分の意志」や「判断」で責任を持って行動する態度や性質のことを指し、つまり、主体性がある人とは、状況に応じて自分が何をすべきかを考え、判断し、行動できる人のことを言ったりします。

サービス業でなくても、そういった人は重宝しますし、
そういった人材をたくさん育てられれば、良いお店作りに直結しますよね。

では、具体的にどうしたら「主体性」を持った人を育成できるかについて考えていきます。

私が最も大切にしている考えは、

山本五十六の名言
やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ~

という言葉です。
この言葉にはそれぞれ段階があるので、その段階ごとになぞって考えていきます

**

「やってみせ」**

ここでのポイントはそもそも「子は親の背中をみて育つ」の言葉のように
何度も私のnoteでは伝えてきましたが、
お店は店長(トップ)の良しあしで決まります。
その言葉通り、あなた自身がお手本になれているだろうか?
いわゆる「言動一致」ができているか、ここに尽きると考えます。

笑顔でやろう!と言っている店長が
ピークタイムにしかめっ面・・・では何の説得力もないです。

そのために、店長自身も1日の営業において、OP項目に関わらず、

営業前に小さな目標をたてる

一日行動する

営業終了後に「言動一致していたか」を振り返りする

をおすすめします。
OP項目じゃない方が良いケースが多いですね。
例えば、先手で元気に挨拶する等。

「言って聞かせて」

これは伝え方の部分の問題になりますが、よくあることとして
一方的に伝えた」になっていませんか?
特に今の時代は伝達手段が便利になったので、「伝達」も簡素化されがちです。
LINEで発信してOK!・・・とかになっていませんか?

重要な内容ほど、個人的にはFace to Faceをおすすめします。
が、それでも一方的にならないように注意が必要です。

さきほど「挨拶」の例をあげたので、ここでも「挨拶」を例に考えると、
私は自店で「返ってきてはじめて挨拶が伝わった状態だよ」と教えています。
例えば、いらっしゃいませの後に必ず「こんばんは」をつけよう!
と指導しています。

これはどういうことかと言うと、

「いらっしゃいませ、だけだと返ってこないから、それは「挨拶」じゃないよ?」

ということを教えています。

実際に「いらしゃいませ」に対して、返してみようか?と言うと、
「・・・いらっしゃいました?うーん。」とまず返せません。

「「こんばんは」があるから、「こんばんは」とお客様も返してくれる、
だから挨拶が成り立つんだよ」と教えています。

話を戻しますね
なので、相手の理解を「確認」してあげる、返してもらうことが重要です。
そのために、言ったことをもう一度自分の言葉で説明してごらん?
と返すことなどが効果的です。

「させてみせ」

これもそのまま。特にこれをなんだかんだできない責任者も多いです。
これにはシンプルに2つのポイントがあると思っています。

単純にこちら側が任せるのが苦手なパターン。
自分がやった方が早い理論がいつまでたっても変えられない人。
これに関しては、足元だけを見ずに、将来こうなったらいいよなと中長期の目線で考えるトレーニングが必要です。
心配性な方や慎重派な方はこの傾向がやはり強いので、
楽観的になれる言葉を自身でかけていくことが効果的です。
私もこのタイプなのですが、
私の魔法の言葉は「死ぬわけでも殺されるわけでもないよね」です。笑

あともう1つが、
これもシンプルで、スタッフが「やっていいのか」と躊躇している状態。
これに関しては、「GO!」「やってみよう」とポジティブにそっと後押ししてあげるだけ。
単純だけど、そんな些細な言葉で変わるものです。

「ほめてやらねば」

ここが一番需要。
せっかく実行しても、評価や振り返りがないから、すぐ継続しなくなる。
私の周りでも「ほめる」のが苦手な人が意外と多いです。
よく聞くのが、おだててる気になってしまうとか、ほめ方がそもそもわからない。とか。

たしかに「ほめる」と「おだてる」は似てるようで非異なるものです。
そこの差は、「事実に基づいているかどうか」と考えます。

単純にそこに事実がないから、嘘偽ることになり、おだてることになり、後ろめたいのです。

加えて、傾向として「相手の立場」ではなく「自分の目線」でしか見れない人はほめるのが苦手です。
特にOPなど、店長クラスのほうがスキルが高いので、
その「目線」で考えると、ほめて良いのか?という気にもなります。
ですので、相手の目線、相手の立場になって、
現状ある事実がどうなっているかどうかで、ほめてあげればよいのです。

最後にそうして、
ここまでの段階を踏んで、ようやく「」が「主体的」に動いていくわけです。

今回は主体性について、私が意識している山本五十六の言葉を段階的に考えてみましたが、
せっかくのマサおじさんから誘っていただいたコラボ記事なので、
燃えるぜ!」の精神でもう少し考察していきますね(^^

更にもう少し考察

マサおじさんも書かれていましたが、
ゲーム性をもたせるは確かに非常に有効だと思います。

今年は違いましたが、昨年のGWでしたね。
私は立場上複数店舗を運営し、現場第一主義として現場に基本的にいるのですが、当然、身体が1つなので1店舗にしかいられません。
超繁忙期のGW時期で、いない店舗はアルバイトさんのみでの営業を任せるしかない日が多々ありましたが、
そこで「誰が真の責任者か!?カップ」みたいな感じで、
各日ごとの責任者で、売上やCS、その他おすすめ数値などを点数化し、
競い合ったりしていましたが、各々でどう数値を出すか、
やはり主体的に行動してくれました。

そして、主体性育成としてこの記事を書いていて、
思い出したのが、オンデーズでした。

よく言われている、仕事と遊びの境がない、これに関してはホリエモンとかも言っていますが、オンデーズでは、「管理職の立候補制」であったり、「社内仮想通貨システム」など環境が充実していて、育成において大変参考になります。
特に店舗においては、「社内(店舗内)仮想通貨システム」おすすめです。
比較的すぐにできるし、さほど工数もかからない点があります。
アナログで管理しても良いですが、やはりデジタル管理もおすすめします。
今ではポイント管理アプリも多数あるので、どこかの福利厚生会社の援助を受けなくても、こういったシステムは無料で導入できます。

私は「P+KACHI」というアプリを使用したことがありますが、店舗管理システムとしては使いやすいと感じました。本来はお客様向けの会員管理システムなのですが、スタッフへの社内ポイント管理ツールとしても、転用しやすかったです。

使い方はシンプルに、
お客様より名指しお褒めアンケートいただいたので100pt付与!
みたいな風に都度簡単に設定でき、スタッフもそれを自スマホで確認ができます。

200ptたまったら、〇〇プレゼントだから、もう1通いただけるように頑張ろう!みたいな使い方で楽しいですね。

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最後に振り返り**

今回は山本五十六の指導方針を使い、いかに主体性を育てるかという内容で考察しましたが、ゲーム性についてだったり、オンデーズについて書いているときに
「五十六式伝達」その前に一段、ステージがあるかなとも感じました。
そもそも、「やろう」と思うかどうか、という環境があるかだったりです。

マサおじさんも書かれていたように、人はそれぞれタイプが違います。
お金以外の価値や、将来でのメリットで「火が付く」子もいれば、
社内インセンティブでやる気になる子だったり、当然様々いるのだと思います。
だからこそ、たくさん引き出し(環境)を用意しておいた方が得ではあるのですが。
成功法則はたくさんあるのだと感じます。
しかし、失敗法則はある程度決まってくると思っています。
つまずくところや、間違えるところ、うまくいかないところは大体一緒ですよね。

つまるところ
失敗する事例」を考え、それをつぶしていくという方向からの実践も面白いかもしれない。
今後はそういった方向からでも考察していきたいですね。

今回もわざわざ読んでいただき、本当にありがとうございました(^^


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