世間一般では「クレームが増えたから」・「規制が厳しくなったから」・「女性蔑視になるからでは?」といった意見が多く挙がると思います。しかし、必ずしもそれだけとは限りません。他にも理由はたくさんあります。
1.銭湯文化がなくなったこと
2.AV女優の活動方式の変化
現在のセクシー女優は、タレント・アイドル・モデル・Youtuber・海外進出・作家といった様々な分野で活躍していてSNSやYoutubeといったメディアを使って個人で情報発信・宣伝することができます。
しかし、昔のAV女優は、情報源がテレビしかなかったので自分の作品を宣伝するためには自らテレビに出演して視聴者(主に成人男性)に存在を知ってもらわなければいけなかったわけです。何故かというと、名前を知ってもらわなければ作品=AVが売れないからです。テレビ局もAV女優さんの存在を認知してもらうために「AV女優の活躍場」を作る必要があったのです。
3.グラビアアイドル・ブームの終焉
1990年代~2000年代前半にかけてC.C.ガールズやシェイプUPガールズといった、セクシー路線に徹したアイドルグループやイエローキャブ勢などのグラビアアイドル全盛期がありました。この影響を受けてテレビ局もグラドルやセクシーグループの活躍場を作るようになったのです。
4.ヘアヌードブーム
5.ビデオデッキの普及とレンタルビデオ店の拡張
6.映像の二次利用ができない
7.女性優位の社会になった
8.深夜帯は、お色気→アニメへ
基本的に「テレビで裸を放送してはいけない」というルールはありません。あくまでテレビ局それぞれの自主的な判断に任されています。
日本民間放送連盟による性表現(11章)の放送基準でも、 性に関する事柄は視聴者に困惑・嫌悪の感じを抱かせないように注意するとされています。「おっぱいを放送してはいけない」・「お尻を見せてはいけない」・「乳首を見せてはいけない」という規則はないんです。
エロに関しては、エロ本→テレビ→VHS→パソコン→スマホというように謀体が変化してきたと言われていますね。