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詩/散文

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この感情のない文字ばかりが溢れる半透明の世界に自分の言葉をぽつりと置くのに違和感を感じたので、投稿を辞めた。ただ詩作自体は今も変わらず続けている。 私は矜持や虚栄心のためではなく…
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2023年12月の記事一覧

【詩】朝のバス停 2023年11月20日作

【詩】朝のバス停 2023年11月20日作

朝のバス停

冬の朝、バスを待っていた
冷たい風が頬に吹き付けてくる
朝日が私の顔に降り注ぐ
冬の空気を吸って本を読んでいる
この瞬間にもバスが近づいてきている
永遠にこのままで、バスが来なければいいと思う。