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オウンドメディアの外注って具体的に何をしてくれるの?

1.オウンドメディアってそもそも何?

みなさんは「オウンドメディア」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

オウンド(Owned)とは、英語で「自己が保有している」という意味。オウンドメディアとは、自社が所有するメディア全般(ホームページやブログ、ウェブマガジン、パンフレット)を指します。

オウンドメディアでは、ユーザー(読者)にとって有益な情報を定期的に発信し、見込顧客とコミュニケーションが可能です。ニーズの育成や企業ブランディングにも有効とされています。

また、自社が所有するメディアであるため、作ったコンテンツが自社の資産となるメリットがあります。 オウンドメディアと対比されるメディアには、以下のようなものがあります。

  • ペイドメディア…認知・集客のために緑陰を支払って利用するメディア

  • アーンドメディア…SNSなど、信頼や評判の獲得を目的とするメディア

 この違いについては、以下の記事に詳しくまとめています。

さて、このオウンドメディアでは、自社内で担当者が記事を作成する場合と、外注してプロに記事を作ってもらうケースがあります。 
この記事ではオウンドメディアを外注した場合、一体具体的に何をしてくれるのかについてご紹介します。

2.オウンドメディアの運営代行とは? 

たとえば、弊社のサービス「WERITE」が提供するサービスの一覧はこちらです。

オウンドメディアで外注できる業務の一覧

一般的に、外注業者へはオウンドメディアの立ち上げに必要な

  • ターゲット読者分析

  • SEOキーワード分析

  • 記事の企画立案

  • ライター・編集者選定

  • 執筆・編集・納品

まで丸ごと、任せることができます。つまり、オウンドメディア運営に社内で人員を割かなくとも、自動的に記事が更新されるシステムを作ってもらえるのです。

なお、外注にはこういった一括で運営代行を受ける相手へ依頼する以外に、ライターや編集者など、フリーランスの人材へ個別発注することも可能です。個別発注は単価を抑えることができる反面、管理進行や品質管理を、社内の人材で遂行しなくてはならないデメリットが生まれます。

3.オウンドメディアを「作る」まで

ここからは工程ごとに、オウンドメディアを外注した場合、具体的に何をしてくれるのかご紹介します。

ゴール設定

オウンドメディアのゴール設計


オウンドメディアを運用する上で一番大切なもの、それは「オウンドメディアを通して獲得したいゴールを明確に定めること」です。

ただ流行しているからと「オウンドメディアを作ろう」と見切り発車してしまい、一体何のために記事を作っているのかわからないまま運営してしまうケースは、よく見られます。集客がほしいのか、認知度を高めたいのか、何らかのゴールを設定することが、立ち上げ期には重要です。

オウンドメディアを外注した場合、まずはこのゴール設定から支援することから始まります。すでに社内でゴール設定が完了している場合は、このプロセスを省略することもあります。

ターゲット読者分析

続けて、ゴールを達成するため、細やかなターゲット読者分析を行います。

オウンドメディアに訪れてほしいユーザー像(ペルソナ)を定めることで、いつ・どうやって自社サービスの訴求を行えば刺さるのか、仮説や戦略を立てることができるからです。

ターゲット読者選定は、仮説をもとに進めることも可能です。しかし、できればアンケート調査やヒアリング調査を実施し、より正確な読者像を作るほうが望ましいでしょう。こういったプロセスも外注することで、正しい読者像に基づいた訴求力の高いコンテンツを展開できます。 

SEOキーワード分析

SEOキーワード分析

オウンドメディアにおいては、ユーザーがGoogleなどを使って検索し、たどり着くのが集客の基本です。そのため、検索で引っ掛かりやすくなる工夫=SEOを意識する必要があります。
 
SEOとは、検索エンジンで検索した際に自サイトを上位に表示させてユーザーを獲得するWebマーケティング手法です。SEOには難解な側面も多く、素人が一から勉強し、応用するには労力がかかります。

その点、外注を行った場合にはSEO記事に精通したプロが、企画にそったSEOキーワードを洗い出し、より検索に引っ掛かりやすい効果的な記事を作成することができます。
 
この点については以下の記事の詳しくまとめていますので、SEOについて詳しく勉強したい方はご覧いただければと思います。

記事の企画立案


オウンドメディアが訴求する顧客層は、これから自社のファンになる可能性がある「潜在層」です。

潜在層は商品そのものへは興味関心がまだそこまで高くないものの、情報収集をしている段階にあります。消費者のニーズがはっきりと固まっていない潜在層に対しては、まず接点をもたせるために、幅広い内容のコンテンツを網羅する必要があります。

そのため、外注を受けた代行業者は、ユーザーがどのような思考を辿って、製品購入までにたどり着くかを調査します。そして、どのような記事を、どの順番で公開していくかを設計するのです。 

スケジュール管理

例えば、「月に〇〇本、週に〇〇本の記事を公開しよう」と編集会議で決まったとしましょう。

ライターに記事を発注する場合にも、ライターさんの進行状況や記事のクオリティに関する注文など、さまざまな折衝が必要となります。期待していたライターさんが体調不良で書けなくなってしまったり、突然取材先がNGを出してきたり……。オウンドメディア運営にはトラブルもつきものです。

自社で全てを賄う場合には、オウンドメディア専任担当を置くなどの人的リソースも必要となり、担当者の負担はかなり大きいと言えます。

もしオウンドメディア運営を外注している場合、こうした細かな進捗管理を一括でお任せできます。また、高品質な記事が定期的に提供できるようになります。

ライター・編集者の選定

オウンドメディア運営におけるライター選定


良いオウンドメディアを運営するためには、記事を執筆するライターの質が求められます。

消費者が求めている情報を更新し続けることや、分かりやすい記事を提供することで、自社製品に対する興味関心が高まり、購入や契約締結などの具体的なアクションに繋がるからです。

 書き手の質を左右する部分は、そのジャンルに関する情報をどこまで熟知しているか、あるいはテーマについてのリサーチがどこまで行き届いているかにあると言えます。
 
自社製品であっても、その商品の魅力を最大限引き出すためには、同業他社のものを比較したり、周辺知識がなければ、消費者に訴えかける記事を執筆することはできません。

オウンドメディア運営代行業者は、ライターとの広いコネクションを持っていることが多いものです。そのため、外注することにより、テーマに造詣が深いライターや編集者に依頼することが可能です。そうすると、自然とオウンドメディアの品質が向上することになります。
 
この点については以下の記事の詳しくまとめていますので、ご覧ください。

執筆・編集、リーガルチェック

オウンドメディアのリーガルチェック

企画が成立し、ライターや編集者が決まった段階で、実際の記事執筆が始まります。

外注の場合、企画のジャンルごとに得意なライターへお願いすることも可能です。自社にライティング経験者が少ない場合、ライターを外注することで制作時間を大幅に削減できます。

また、公開前に必要なのがリーガルチェックです。著作権の取り扱いや取材写真の肖像権などが公開後に問題とならないよう、丹念に確認する必要があります。

見落としがちな部分も、プロの目によって精査されるため、公開後のクレームや炎上を未然に防ぐことにもつながります。

4.オウンドメディアを「育てる」まで

ここからは、記事公開が一定程度できて「オウンドメディアが立ち上がった後」について解説していきます。

記事の振り返りと改善策のご提案

オウンドメディアの育成

オウンドメディアを無事に開設できたとしても、そこがゴールではありません。ただオープンしただけではメディアは育たないもの。
そこからどのように運用し、より大きな訴求力のあるメディアに育てていくかが求められます。
 
オープンしてから初めて分かるものは「読者の反応」です。
オウンドメディアをオープンする前に想定していた読者層に届いているか、想定していたアクションを読者が起こしているか、そういった反応が実際に見えてきます。

公開した記事の分析を行い、再度的確な戦略を組み直すことができるのも、外注した場合のメリットと言えるでしょう。個人では分析作業だけでも膨大な時間がかかりますが、外注すればプロのスタッフが現状の分析と今後の展開について提案できます。 

オウンドメディアの外注に困ったら


今回は、オウンドメディアを外注した場合、業者が具体的に何をしてくれるかについて解説しました。弊社のサービス「WERITE」では、さまざまな実績・専門分野をもつライターと編集者が高品質のコンテンツを執筆します。どうぞお気軽にご相談ください。
 
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