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挑戦を恐れていた私が、未経験で人事に転職できた理由

今回の転職者は、未経験ながら人事への転職に成功したユキさんです。
転職を繰り返し、すっかり自信を失っていた彼女。
そんな状況から一歩ずつ進み、挑戦し続けました。
今、モヤモヤしている人は、きっと彼女の体験が背中をおしてくれるはずです!


・お名前 ユキさん
・職歴 新卒から法人営業、人材エージェンントなどを4社経験
・お会いした時の状況 転職を考えているとのお話を受け、キャリアカウンセリング及び転職先の決定までをサポートしました




なぜ転職、就職を考えたのか

コンフォートゾーンを飛び出し、自分をもっと成長させたいと考えたから

前職では人材紹介のエージェントとして、キャリアアドバイザーと法人営業を担当していました。入社して半年ほどで着実に成果を上げることができ、社内の人間関係も良好でした。周りからの評価も高く、自分のやりたいように仕事を進められる居心地の良い環境でした。
しかし、私は常にモヤモヤした気持ちを抱えていました。他者からの評価と自己評価の間に大きなギャップがあり、違和感を感じていたのです。前々職も同様に人材紹介業であったため、経験を活かして成果をつくることができましたが、入社以来、自分の成長を実感することはほとんどありませんでした。「このままで良いのか?」という疑問が頭を離れませんでした。



チャレンジしてこなかった自分に気がつく

転職を考える前から、WeNeedの松尾さんや佐々木さんと交流があり、お二人との関わりの中で重要な気づきを得ました。それは、社会人になってからの私は、仕事を通して真剣にチャレンジしてこなかったということです。自分ができそうだと想像することだけを無意識に選び続けていたのです。
前職では、自信のない自分でも受け入れてもらえる安心感がありましたが、その結果としてどこか物足りなさを感じることが度々ありました。

本当はもっと難しいことや新しいことにチャレンジしたい。ときには苦しみながらでも、自分のできることを増やし、自信を持てるようになりたいと強く思いました。32歳で次が5社目になることに対する不安や、また続かないのではないかという恐れもありましたが、今チャレンジしなければきっと後悔するだろうと感じ、転職を決意しました。

WeNeedのカウンセリングを受けて変化したこと・印象に残ったこと


転職活動を通じて、特に印象的だったのは以下の2点です。


1. 転職の目的に何度も立ち返らせてもらったこと


転職活動中、なかなか上手くいかず、自分と向き合うことが辛く感じる場面が多くありました。面接官に対して萎縮してしまい、伝えたいことをうまく伝えられないことも。早く転職活動を終わらせたいと焦る気持ちが強くなり、知り合いの会社から内定をもらって「そこで良いかな」と思う一方で、「本当にここで良いのか?」と迷いも生じました。今より良い環境に思えるものの、決め手がない状況でした。
そんなとき、担当の佐々木さんに相談すると、「その会社が良いか悪いではなく、ユキさんは何のために転職するの?」と問われました。「焦らずに、納得いくことが大事」と強調されました。「内定をもらったから転職する」のではなく、転職先で何を手に入れるのかを明確にしないと後悔すると言われたのです。

その対話から何度も何度も自分に問い直し、「常にチャレンジする人生を生きたい」「仕事でも常に難しいことにチャレンジして自分のできることを増やしていきたい」「自分が成果を出すだけでなくチームで成果をつくりたい」と本心で思うようになりました。
前職を辞めることに罪悪感も抱いていましたが、前の会社が悪いのではなく、次のステップに進むタイミングだと考えられるようになりました。

2. 松尾さんと佐々木さんが誰よりも私を信じて応援し続けてくれたこと


私はとにかく自信がなく、面接で自分の話をすることを恐れていました。自分のキャリアに何もないと感じ、中身が空っぽで、このような30代を雇ってもらえるのかと不安に思っていたのです。

そんな中で、お2人は私の見えていない自分の価値を言語化するサポートをしてくれました。
例えば、「成果にコミットするために朝から晩まで、土日も休まず働くほど責任感を持ってやっていたこと」「4社経験してどこでも一定の結果を出し、会社から信頼を得ていたこと」、そして「ボランティア活動を通じて多様な世代やバックグラウンドの人々と関わり、人間として成長しようとしていること」など。
私が取るに足らないと思っていたことが実はアピールポイントであると教えくれました。

何社も面接で不合格となり、長期戦になったとき、応援してもらっているのに結果が出せない自分が不甲斐なく、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。ふてくされる時もありましたが、担当の佐々木さんはいつも諦めずに寄り添ってくれました。「大丈夫」と何度も言ってくれて、結果が出なくても成長している部分を見つけて、「言葉がどんどん力強くなっている」「自信を持てているように見える」といった肯定的なフィードバックをたくさんくれたのです。

この経験を通じて、私は「私ならできる」「大丈夫」と自分に言えるようになりました。きっと私なら頑張れる、成果を出せる、そして採用してくれた企業に「良かった」と思わせることができると自信を持つようになりました。
行きたいと思っていた企業でようやく内定を取れたとき、松尾さんと佐々木さんは私以上に喜んでくれました。
その様子を見てとても感動し、私のことをこんなに応援してくれる人がいることは、何よりも幸せなことだと思いました。

私と松尾さん佐々木さんと


最終的な決め手は「成長を手に入れられる環境だと思ったから」


次の会社はスタートアップのIT企業で、会社として成長せざるを得ない状況にあります。社長や役員は外国人で、多くの外国人スタッフがいる多様なバックグラウンドを持つ組織です。
もともとその会社で人事のポジションは募集されていなかったのですが、私にフィットしそうなカルチャーだということで松尾さんが交渉してくれ、新たに設けてもらいました。
一生懸命に挑戦し続けたからこそ、チャンスが巡ってきたと思います。

人事未経験ながら、社長の下で一人目の人事として働くことに。全てが私にとって初めての経験であり、カオスで大変なことも多いと思いますが、それだけに多くの成長のチャンスがあると感じています。
知識や経験を積み上げていくと同時に、人としての器を広げ、多様なバックグラウンドを持つ人々とパートナーシップを築いていくことが非常にチャレンジングです。

退職時に感じた「愛されていた自分」

前職の最終出勤日。会社の人からたくさんの承認や感謝の言葉をもらいました。「過去最高の大きな成果をつくったこと」「仕事への向き合い方や姿勢で、会社の基準を上げたこと」「問題意識をもって改善したいことを発信してきたこと」など。身に余るほどのポジティブなフィードバックをもらいました。

成果をつくることも、会社に対して問題意識を持つことも、全部自分のためにやってきたと思います。退職すると決めてから、次の職場のことばかり考えていました。会社の人たちに対して罪悪感もあって気まずく思ってもいました。それなのに、みんな、数えきれないほどの感謝と承認を伝えてくれました。私は周りの人から愛されている。今までもきっと、たくさん承認してもらってきたんだと思います。でも、それを見ないように、受け取らないようにしてきたんです。凡人の私でも、周りに少しは良い影響を与えることができるんだと実感して嬉しい気持ちと、急激に寂しい気持ちになりました。

せっかく手に入れたものを手放して、外に出ると決めました。この先、たくさんの困難や葛藤と向き合うことになると思います。応援してくれる人に恥じないように、ぶつかった壁を成長のチャンスと思って全力でチャレンジしていきます。

そして、謙虚に、自分を磨き続け、一緒に働く仲間を私が増やし、人事という立場から会社のミッションを実現させるために、組織をより良くしていくことに貢献していきます。

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何度も何度も挫けそうになりながら、自分自身を諦めてなかったユキさん。
挑戦する彼女の活躍が、今後も楽しみです!


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