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鳥インフルエンザは なぜ危険なの?

最近、卵の価格が値上がりしていてビックリしますよね。

その原因が、鳥インフルエンザによる殺処分の影響ということは知っていても、「鳥インフルエンザって養鶏場まるごと処分しないといけないくらい大変なの?」って思ったことないですか?

今回は、そんな疑問をスッキリさせてみました。

鳥インフルエンザがニュースになる理由

鳥インフルエンザは、高い致死性を持つことが知られていて、主に野生の鳥や家禽(鶏、アヒル、ガチョウなど)に感染し、感染鳥から人間に伝染することがある病気です。

人間に感染する場合、重症化する可能性があり、特に高齢者や免疫力が低下している人、妊婦、小さな子供などは感染のリスクが高いとされています。

鳥インフルエンザの主な症状

症状には、発熱、咳、喉の痛み、頭痛、筋肉痛、全身の倦怠感などがあります。

特に重症化すると、肺炎や呼吸不全などの合併症が起こることがあり、命に関わる可能性もあります。

パンデミックに発展する可能性あり

現在のところ、鳥インフルエンザは、ヒトからヒトへの感染が非常に稀とされています。

しかし感染が拡大した場合、社会的・経済的な混乱が引き起こされる可能性があり、新型コロナウィルスのときのようなパンデミックに発展すると言われていることから、WHOが警戒監視しています。

鳥インフルエンザが発生した地域で、鳥類の殺処分や道路・設備の消毒が行われているのは、感染拡大によりヒトtoヒト感染するウィルスに変異させないためなんです。

食べても感染しない!?

一般的には、適切に調理された鳥肉や卵を食べても鳥インフルエンザに感染することはありません。

鳥インフルエンザウイルスは、高温での加熱や消毒によって不活化されるため、しっかりと調理された鳥肉や卵は安全に食べることができます。

ただし、鳥インフルエンザの感染が疑われる地域で生産された鶏肉や卵などの食品を食べる場合は、十分に加熱したり、消毒処理されたものを選ぶことが推奨されています。

感染しないためにできること 5選

鳥との接触を避ける

野生の鳥や鶏、アヒルなどの家禽に触れたり、餌を与えたりしないようにすることが重要です。

特に感染が報告されている地域では、野鳥や家禽との接触を避けることが望ましいです。

また、糞が大量に落ちているような道を歩いた際も、クツの洗浄や消毒をするようにしましょう。

手洗いをする

手洗いは、病気を予防するために最も重要な衛生管理の一つです。

特に、野鳥や家禽に接触した場合、手洗いをきちんと行うことが重要です。

適切な調理を行う

繰り返しになりますが、鳥肉や卵などの食品は、適切に加熱や調理することで、ウイルスを不活化することができます。

生の鳥肉や卵を食べることは避け、しっかりと加熱した食品を摂るようにしましょう。

感染が疑われる場合は医療機関を受診する

鳥インフルエンザに感染した可能性がある場合は、早期に医療機関を受診することが重要です。

症状によっては、隔離措置や治療が必要となることがあります。

流行情報に注意する

流行情報を注意深くチェックし、感染が疑われる地域や、感染リスクの高い場所では十分に注意するようにしましょう。

また、現地の指示や情報に従うことが重要です。

参考動画


いかがでしたか?

僕は今回調べてみて、鳥インフルエンザの知識が少し高まり、正しく恐れるということができるようになったのではないかと思っています。

日本での流行時期は、一般的に秋から冬にかけてと言われているので、そろそろ終わりだと思います。

しかし鳥インフルエンザウイルスは、年間を通じて世界中に存在しています。

流行時期は国や地域によって異なるため、海外渡航する際は、外務省や渡航先国の情報を参考にしてください。

それではまた

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