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【保存版】デスクワークで「頭痛・肩こり」になりやすい方へ

金曜日は、セルフケアや症例などをシェアしています。

世の中には
・分かっていてもできないこと
・知っていても活用できていないこと
というのがあります。

今からお伝えすることは、おそらく
「なんだ、そんなことか。それなら知ってる」
「それぐらい分かってる」
という事です。

しかし、これは前述したものと違い
・分かっていたらできて当然
・知っていたら活用できて当たり前
ということです。

デスクワークで「頭痛・肩こり」になりやすい方は、ぜひ活用してみてください。

知られている原因

知られている原因:背中が丸まること、顔が下を向くこと

一般的に言われる、デスクワーク症状の主な原因は、「背中が丸まること、顔が下を向くこと」です。

ただコレって、デスクワークをしている人なら誰もがしていることですよね。

肩こりで悩んでいる小学生に、「原因はランドセルです」というくらい馬鹿げた答えだと気づかなければいけません。

ココで1つ質問です。
「全てのデスクワーカーは、症状を持っていると思いますか?」

答えは、NOです。
症状を持っている人もいれば、持っていない人もいます。
もちろん、ランドセルを背負う小学生のケースも同様です。

そう!
つまり、一般的に知られている原因は、原因と呼ぶには不十分なものなんです。

知られていない・理解されていない原因

知られていない原因:背中側の筋肉が伸びること、伸ばしてしまうこと

では、原因と呼ぶに十分なものとはなにか?

それは、「背中側の筋肉が伸びること、伸ばしてしまうこと」です。

通常、体は前後の筋肉バランスを保つことで、症状がない状態を作っています(⇧画像左)。

しかし、背面の筋肉バランスが崩れ、腹側に引っ張られやすい状態になると、デスクワーク時のように、「背中が丸まり、顔が下を向きやすく」なります(⇧画像右)。

「デスクワークで体背面が伸ばされる」+「日常的に体背面が伸ばされる」ということが起これば、ストレスが増幅され、頭痛や肩こりなどの症状が発症しやすくなるというわけです。

思わずやってしまう悪化因子

座る:イスに深く、沈み込むソファー、地べた
ストレッチ:首の後、肩、背中、お尻、モモ裏、ふくらはぎ、足裏
マッサージ:首の後、肩、背中、お尻、モモ裏、ふくらはぎ、足裏
針:首の後、肩、背中、お尻、モモ裏

では、どんなことをすれば「背中側の筋肉が伸びる」のでしょうか?

多くは、⇧のようなリラクゼーション系のものです。

深堀りすると納得できます

「筋肉が硬いから」という理由で、コレらをやっている方や、納得のいかない方のために、もう少し深堀りします。

赤枠部分に注目してください⇧。

「右の男性が力を緩めると、左の女性のバランスが崩れる」のは、左右どちらの画像でしょうか?

正解は、右の画像です。

つまり、右の画像の男性の方が、バランスを維持するために力を入れる必要があるんです。

言い換えるなら、右(背面)の筋肉のほうが硬くなって当たり前です。

それを、硬いからという理由で柔らかくしたり、伸びやすくしていいのでしょうか?

男性側のロープが伸びやすくなった瞬間に、左の女性たちは大きく左に倒れると思いませんか?

最後に

体は不快感を、症状という形で表現しているだけなんです。

伸ばされて症状が出ているものに対し、更に伸びやすくすれば、不快感は倍増してしまいます。

最後になりましたが
「じゃあ、結局何をすればいいの?」
という疑問に対してお答えします。

<思わずやってしまう悪化因子>
座る:イスに深く、沈み込むソファー、地べた
ストレッチ:首の後、肩、背中、お尻、モモ裏、ふくらはぎ、足裏
マッサージ:首の後、肩、背中、お尻、モモ裏、ふくらはぎ、足裏
針:首の後、肩、背中、お尻、モモ裏

⇧に挙げた悪化因子をやらないでください。

体には、キズを治すための自然治癒力があります。
悪化するようなことをしなければ、この治癒力がキズを治してくれます。

キズが治れば、症状は消えます。

「物足りない、何かしたい」と思う気持ちも分かりますが、今は『安静』が最優先事項です。

デスクワークで起こる「頭痛・肩こり」は、ほぼ100%治せる症状なので、ぜひ頑張ってみてください。

それではまた

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