『なぜ原因は別のところにあるの?』を解説します
「原因を根本から治療しないと治りません」
皆さんは治療院で
「原因を根本から治療しないと治りません」
という言葉/情報を見聞きしたことはないですか?
あの意味って分かりましたか?
実はあの意味が分かれば、症状が長引いたり/慢性化することはありません。
もし、意味は分かるけど、思うように症状が改善していないのであれば
・改善法が間違っている
・意味を取り違えてる
のいずれかだと思います。
ぜひ今回の記事を、良い状態に転換するきっかけにしてください。
簡単に考えてみましょう
何が原因で、何が結果かを理解することは、とても難しいことです。
特に体についての知識がそれほどない方は、僕たちのようなセラピストの「言われるがままになってしまいがち」ですが、単純に
【辛いところは頑張っているところ】
と思ってみてください。
例えば、5人のチームで活動しているとします。
その内、2名がサボってしまうと残りの3名にしわ寄せがいきます。疲れやすいのは「サボっている2名」か「一生懸命頑張っている3名」どちらでしょう?
答えは簡単。
「一生懸命頑張っている3名」が疲れやすくなります。
あなたの体も同じ。辛いところは頑張っているところです。
治療法は2タイプ
では、あなたならこの問題をどのように解決しますか?
A:サボっている人を見つけて働かす
B:一生懸命働いている人をもっと働かす
僕は、Aタイプです。
Aタイプの治療は、一生懸命働いている人とは違う場所から、サボっている人を探します。
つまり、辛い場所には原因がない/可能性が低いと考えます。
Bタイプの治療は、一生懸命働いている人に一時的な休息を与え、再び働けるようにします。
つまり、辛い場所を癒すことを考えます。
いつも原因が別のところにあるわけではない
ココまでの話は筋道を立てたので、「なるほど!」と思ってくれた方も多いとは思うのですが、ココには大きな落とし穴があります。
この落とし穴は、患者さんはあまり落ちることがなく、どちらかというと、セラピストが落ちやすい穴です。
それは、なにか?
実は、辛いところが原因の時もあるんです。
とにかく「患部以外が原因」と決めつけているセラピストは、「患部が原因」である可能性を理由もなく真っ先に消してしまいます。
この見極めは、本質から学んだセラピストは当たり前のようにできますが、テクニックから学んだ方は難しさを感じるかもしれません。
決定的な違いは『触診力』です。
ココをしっかり補えば、触っただけである程度患部に原因があるのか/ないのかが分かるようになりますので、本気で人を治したい方はぜひ頑張って習得してください。
まとめ
結局、原因は患部にも/患部以外の場所にもある可能性があります。
「だったら、どうすればいいの?」
そんな方のために⇩の動画を作っています。
お金も時間も節約するための知識を紹介しています。
コレを見ていただいたら「原因を根本から治療しないと治りません」の理解が深まると思います。ぜひ参考にしてみてください。
ではまた
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