自分の理想を相手に求めたり、期待をすると損する

いつもご拝読ありがとうございます。
相手に求めたり期待をすると損するってどういうことって思うかもしれませんが、最後までご拝読いただければ損をしない人生になれると思います。

皆さんはこういう経験ありませんか？

車を運転していたら左のお店の駐車場から少し車の頭を出して左折をしようとタイミングを見計ってる車に出会したとします。
その車に気を使いクラクションを軽く鳴らして「前にどうぞ」と譲る合図をして、その車が自分の車の前に出て発進しました。
しかし、その車は挨拶もなしにそのまま車を走らせています。
あなたはどういう感情を抱きますか？

はい、というわけで上記のような状況に出会した時、あなたはイライラしますか？愚痴をこぼしますか？恨みを持ちますか？「挨拶ぐらいしろよ！」と思うかもしれませんね。

確かに、道を譲ってもらって挨拶も無し、感謝の気持ちも無しなんて、譲って後悔したと思う人もいらっしゃるかもしれません。ですが、それは相手に感謝をしてほしいという要求なのです。

「常識なんだから挨拶、感謝は当たり前だろ」と考える人が多いと思いますが、この当たり前という考え方は、感謝してもらえると期待しちゃってる自分がいるということを忘れないでください。
これを忘れて相手にイライラする感情を抱いたり、残念な気持ちを持つことで凄く疲れます。

●期待しない方がラク
前述でもお伝えしたように、相手に期待や求めることは自分を疲れさせやすい原因にもつながります。例えば、

あなたは仕事の後輩とランチをしたとします。あなたは後輩に「何でも好きなもの頼んでいいよ、奢るから」と伝えたとします。あなたは後輩が喜んでくれると思って内心ニヤニヤと満足げな自分がいます。ランチを食べ終わり会計をしてお店から出る前に後輩から「ありがとうございました」と一言だけありました。あなたの心境はこうです。
「え？それだけ？期待した反応と違って残念、なんか損した気分」と、あなたは一気に萎えて徐々に疲労感まで出てきました。

気づきましたか？あなたは後輩に期待しすぎていたことで理想と現実との間にギャップを感じて残念な気持ちになったということです。
感謝の言葉があるだけで十分だと思うのですが、それ以上に別の言葉が欲しかったということは、相手に期待をしちゃってるor求めてるということなのです。

●愛ではなくエゴに気づこう
そもそも相手に何かを求めながら、期待をしながらの心境で、奢ったり譲ったりするのはエゴだということに気づきましょう。

「こういう風に感謝をしてくれるだろう」
「こういう感じで挨拶を返してくれるだろう」

この感情や意識がある時点で、愛ではなくエゴなのです。

「見ず知らずの人に何で愛を与えなきゃいけないの？」と思うかもしれませんね。この感情は間違ってはいません。ただ、前回にもお伝えしましたが、相手にしたことは自分に返ってきます。そう考えるとどうですか？エゴではなく、愛を持った意識になり見返りを求めたりしなくなります。そうなると人間関係でもラクになります。

今から少しづつでも意識しながら実践してみてください。面白いぐらいに人間関係での面倒な感情が省けて自分が楽になりますよ。
あなたの幸せを導けるお手伝いになれれば幸いです。

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