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22/8/22は仙台の「地域幸福度」が日本一の日

夏の高校野球、仙台育英が優勝しましたね。

僕は地元が東北なのですが、やっぱり嬉しいなと思います。でも、普段野球に全く興味はないし、高校野球なんて見ないんです。今回も夕方のニュースで見ただけ。

でも、とても嬉しい気持ちになりました。

普段って、TVやSNS等メディアをみれば、いつもどこかで争いが起きてます。男女間、世代間、ワクチン反ワクチン、国葬、夫婦間、独身と子育て世帯、アーティストのファン、LGBT、ルッキズム、同性婚…。

SNSが浸透してからというもの、必要以上に色々な人の主義主張が見えるようになって、声の大きい人や名前が売れている人に賛同するコミュニティができてしまって、コミュニティ同士で争っている。

特定のコミュニティへのヘイトは、リアル空間のそのコミュニティと似ている属性の人へまで拡大してしまう。
リアル空間の「おっさん」は全て嫌い、「子供」は全て嫌い、「○○好き」は頭がおかしい、みたいなギスギスした社会になってきている。

さらにコミュニティという狭く深く理解しあえる居心地の良い空間に慣れてきているので、同一コミュニティに属していない、価値観の分からない人が怖くなる。
電車に乗っている他人やすれ違う他人は何を考えているか分からない、全部得体の知れない何かに見えてしまっている。

嫌な世の中だなぁって思っている人はすごく多いと思うけれど、今日の仙台は街行く人、すれ違う人のほとんどみんなが「仙台育英が優勝して嬉しい!」という共通の気持ちがあって、今日だけは他人が怖くない、みんな仙台の仲間だ!と思えた日だった気がする。

これってすっごく幸せなことだよね。

普段コミュニティ同士で争っているかもしれない人同士でも、今日の仙台だけは肩を組める。争いがなくなった一日だった。

こういうのってウェルビーイングに重要だなーと、今日の気付き。

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