【コンロ使わないもん】ホットクックで小松菜の油菜もどき

 長いこと香港にも住んでいたので、そして台湾旅行にもちょくちょく行っていたので、油菜というメニューを幾度となく食べた。食事の際に「ちょっと野菜を食べたい」と思うと、っていうかほぼ毎回野菜は食べたいので、すぐにこの油菜を注文する。時期によって野菜の種類が変わるのだが、ゆで青菜オイスターソースがけみたいな料理である。

なんだ。

簡単じゃん。

それが!

家で作ると何故かお店のあの味にならない!!!!

何度も「ゆで汁に味がついているのでは?」とか「素材自体が特別な有機野菜なのでは?(んなわけない)」とか「秒レベルでのゆで時間に秘訣があるのでは?」と仮説を立ててはみたが、どれも決定打にはならない。

かなり再現難易度の高いメニューなのである。

ただゆでてるだけじゃないのかよっ!!

日本人ならもっと早く気づいても良さそうなもんなんだけど「油」って伊達についているわけではないのよねぇ。たぶん。だから油を足してみる。

さて。

青菜、今回は小松菜を茹でるのだが、王道は「ホットクックの No.103(ほうれん草・小松菜)にセットしてスタートボタンを押す」でいい。私は少しのオリーブオイルを入れておく。油菜っぽく仕上がる。

さて、自宅で食べる際に見栄えはもうどうでもいい方には、TIPSを。

ほうれん草や小松菜などは、通常キレイに水で洗ってから、その姿のままゆでて水にあげて切る、という工程をたどることが多い。切りそろえた時にキレイに整うからね。

私の経験則で言うと、こういう菜っ葉系で土っぽい味が残るのは根っこの部分で、ここをどんなにキレイに洗ったとしても限界がある。ならば最初に切ってしまうのだ!!

土が多少ついた状態でも、いや何なら袋の上から、先に根っこの近く部分をバシっと切り捨ててしまって、その状態で洗い桶に放つ。びっくりするくらい簡単に洗えてしまう。それを引き上げてザクザクと切るまでが準備である。

1、切った小松菜をホットクックに投入し、オリーブオイルを回しかけて3分無水でゆでる

2、そのままお皿に盛り付けて(汁は捨てる)、牡蠣醤油をかける。

オイスターソースをかけるのが王道だとは思うのだが、あの瓶からオイスターソースをキレイに出すことにストレスを感じちゃうので、一度牡蠣醤油をかけたところ、全く問題なかった。実はドンキで醤油と間違えて買っちゃって、使い道に困っていたので、せっせと使っている。悪くないw

小松菜に関しては、ニンニク炒めが一番美味しいのだけれど、それはまた別の機会に。

これで一品できあがり!

【2021年3月28日追記】

菜の花が出回ってきたので、同じ要領で、オリーブオイルを回しかけて、無水で茹でるで5分ほど加熱。同じ方向に揃えて細長いお皿にのせて、オイスターソースをたっぷりとかけてサーブ。

今回は、とうもろこし入りの中華粥と一緒に頂いたよ。中華料理の油菜の作り方が意外と謎だったんだけど、かなりの再現率なので、お試しあれ〜。


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