エイブルで「生活保護&鬱」の入居差別/偏見を実感

雨漏りでマンションを追い出されそうです😅で書きましたが、今のマンションに入居して僅か1年3か月で雨漏りが発生し、家主から『契約更新拒絶通知』という、雨漏りで困っている入居者に対して【拒絶】はないだろう、『契約更新終了平伏懇願通知』にしろよと思うような強引で失礼なタイトルの文書が届き、契約期間満了の11月までには退去しなければならず、現在転居先の物件を探しています。

先日、エイブル直営のある店舗に電話して、生活保護で借りられる物件を探していると言ったら、「生活保護の場合、預金残高が300万円くらいないと審査で落ちます」と一瞬夢かと思うようなことを言われて唖然としました。そもそも預金残高が300万円もあったら、生活保護の審査に落ちます。

どうも電話に出た人は「無職」と「生活保護」の区別がついていないようなので、後でわかる人から掛け直してもらうことにしたのですが、今度は「生活保護を受給している理由」という非常にプライベートなことをいきなり聞かれ、現在のマンションを契約したエイブルネットワークの店舗では、そういう質問はなかったので驚きました。

それで、鬱で仕事ができなくなって生活保護になり、現在は通院もなく自宅で少し仕事もしていることをつい正直にしゃべってしまい、「電話の女性に生活保護で元鬱だと契約しにくいですか?」と尋ねたところ「そうです」という答えで、「生活保護&鬱」の入居差別と偏見を実感。

一応、この件についてエイブル本社に問い合わせたところ、オーナーや管理会社の方で鬱などの精神疾患のある方をお断りしているケースもあるために生活保護の受給理由を確認しているとのこと。

エイブルは仲介手数料半月分という当たり前のことをきちんとやっている数少ない仲介業者なので、他よりはマシかと思ったのですが、問い合わせの段階でプライバシーに踏み込むような応対をしているため、選択肢から除外。

現在の物件を探している時も「生活保護でも借りられますか?」と聞いた瞬間に表情を変える不動産屋もいたし、生活保護の入居差別は根強いです。一方で生活保護の場合、代理納付にすれば滞納にはならないため、むしろ歓迎する家主もいるらしいですが。


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