みっしょん　第1話｢牛方若矢｣　補足＆解説

みっしょん　第1話「牛方若矢」の補足や解説など

誰のために書くのか、という感じも若干ありますが、自分の備忘録のために残しておこうと思います。
キャラクターの設定や話の展開は時間に追われると、自分でも忘れてしまいがちですからね。

まずはChatGPTにあらすじを書いてもらいました。
間違ってるところは修正しています。

登場人物

• 牛方 若矢（うしかた わかや）: 主人公。高校生。中学時代に剣道全国大会に出場した実力者であり、強い正義感を持つ。幼い頃に両親を亡くし、祖母に育てられたが、彼女も若矢の高校受験の前日に亡くなった。

• 藤原 泰次郎（ふじわら たいじろう）: 学校の不良リーダー。大柄で目つきが悪く、常に気弱な生徒をいじめているが、内心では孤独と不安を抱えている。

• 平之 経矢（ひらのきょうや）: 気弱な男子生徒。藤原にいじめられているが、心の奥底に深い絶望を抱えている。

あらすじ
 物語は高校の廊下から始まる。
学校の不良リーダーである藤原が、気弱な平之をいじめている場面で、剣道の実力者である若矢が介入する。
若矢は藤原に対して毅然とした態度を示し、平之を助ける。
その後、若矢は放課後の読書中に、自分の使命について祖母の言葉を思い出し、心の中で葛藤する。

その夕方、若矢は偶然屋上で平之が藤原に命を脅かされている場面に遭遇し、再び助けに入る。
しかし、事態は急転直下し、若矢、藤原、平之の三人は一緒に屋上から落ちてしまう。
若矢は命を落とす瞬間、自分の使命について考え、祖母との約束を果たせなかったことを後悔する。

物語の序章では、若矢の内面的な葛藤と正義感、藤原の内なる孤独、そして平之の絶望が描かれており、三人の運命が大きく交錯する瞬間が描かれる。この序章を通して、読者は主要キャラクターの背景と彼らが抱える問題を知ることになる。

登場人物の補足＆解説

牛方 若矢（うしかた わかや）: 主人公。高校生。中学時代に剣道全国大会に出場した実力者であり、強い正義感を持つ。幼い頃に両親を亡くし、祖母に育てられたが、彼女も若矢の高校受験の前日に亡くなった。

若矢に関しては特に、現段階では補足や説明はないですね。
彼の最も尊敬していた祖母が亡くなったことで、少し無気力気味ではありますが、咄嗟に人を助けようとするなど、基本的には正義感の強い人物です。

若矢が祖母から伝えられた、「使命」という言葉は話が進んでいく中で、ある時は彼を助け、またある時は彼を苦しめる言葉になっていきます。

牛方若矢という少年が自分自身の「使命」を探す、というのが今作のメインテーマの1つです。

藤原 泰次郎（ふじわら たいじろう）: 学校の不良リーダー。大柄で目つきが悪く、常に気弱な生徒をいじめているが、内心では孤独と不安を抱えている。

イメージは、体の大きな典型的なガキ大将ですね。
汚いジャイア……🙊

藤原は、どこをどう読みとって「内心では孤独と不安を抱えている」と評価されたのか、わかりません（笑）

恐らく「なんでもクソもねぇよ！ 俺のせいで2人も死人が出たら、この先生きてけねぇよ！」のセリフあたりでしょうかね？

ここは、2人に死なれたらこの先生きていけないくらい悲しい、的な意味ではなく、自分のいじめの延長で2人も人が死んだら、罪悪感やトラウマでまともな人生を送れそうにない、というような意味合いですね。

つまり、2人のためではなく、自分自身のためですね。

まぁ、でもそう言いつつも身を乗り出して助けようとしているし、結局それが原因で命を落とすので、彼もまた非情なだけの人間ではないということでしょうかね😓

平之 経矢（ひらのきょうや）: 気弱な男子生徒。藤原にいじめられているが、心の奥底に深い絶望を抱えている。

平之は描写がほぼ無いので補足しますが、陰気な少年です。
目つきが非常に鋭く、それに苛立った……というよりも心のどこかで恐怖を感じていた藤原にいじめの対象に選ばれた、という経緯があります。

藤原に暴力を振るわれても黙って俯いており、まるで生気を失ったように元気がありません。
彼はあらゆることに興味、関心を失ってしまったんですね。

彼は自らの死を望んでおり、
「殺すぞ」
と脅してくる藤原の言葉を信じ、彼のいじめを受け続けています。
もちろん上述の通り、藤原にとってはいじめの際の脅し文句以外の意味合いは含んでいませんが……。

そして最後の最後には自ら死を選ぶのでした。

彼はなぜ死を望んだのか？
精神が崩壊してしまっていたのか……。

屋上から降りた平之を助けようとする若矢に対して、彼が叫んだセリフについて
「このままだとお前もこの世界から消えちまうんだぞ？」
というものがあります。

なぜ死ぬことに対して、わざわざこんな回りくどい言い方をしたのでしょうね。

ちなみに3人は、名前を参考にしたモデルが存在します。
「牛方若矢」→牛若丸
「藤原泰次郎」→藤原泰衡
「平之経矢」→平教経

あ、逸話とか設定は特に参考にしていません。
若矢が身軽、剣の腕が立つとかぐらいですかね。
あと若矢と経矢はあえて、名前を似せています。

第1話「牛方若矢」　全体的な補足

よくある学校からのスタートにしました。
もっと日常生活を描いてもいいかとも思いましたが、現世はあまり重要ではないので、駆け足で終わらせました。

今後、関わって来る中で重要なもの。
それは、やはり「使命」という言葉です。
これが一番大事ですが、ぶっちゃけしばらく出て来なかったり……😆

あとは若矢の剣道の腕前も、しばらく後に活かされることになるでしょう。

1話はこれくらいですかね。
たぶん異世界転生モノの漫画で言うと、数ページで終わるボリュームだと思います（笑）