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TripPlan#05 一番気軽な東京の離島!常春の八丈島で過ごす充実週末1泊2日プラン

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あけましておめでとうございます。12月半ばから冬の寒さが本格化する今日この頃。GOTOも全国で中止になり、しばらく旅の予定がなくなってしまったので、過去の旅行プランを掘り出してご紹介しようと思います。

今回ご紹介するのは、東京都にある離島、八丈島。離島といえば、沖縄を思い浮かべる人も多いかと思いますが、東京にも穴場かつ近くに離島があり、気軽に行くことができます。その中でも、八丈島は特にオススメです!

はじめに:八丈島をオススメする4つの理由

では、東京の離島の中でも、なぜ八丈島がオススメなのかというと、4つの理由があります。

理由① 羽田から1時間で行ける

伊豆諸島には多くの島がありますが、羽田から飛行機が飛んでいるのは実は八丈島だけ!大島・三宅島などは調布飛行場からのプロペラ機なので、慣れている羽田からのANA便で55分で行けるというのは便利だし安心ですよね。

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*時期やコロナ影響によっても変わりますが、基本的には1日3便飛んでいます。7:30発、12:15発、15:55発と選択肢もあるので便利です。

理由② 年間を通じて温暖な「常春の島」

「常夏ではなく常春?」そう思った人もいるかもしれませんが、八丈島は夏は涼しく冬は暖かい気候のため、日本の中では最も「常春」に近い島と言えます。以下のグラフがわかりやすいですが、年間の月別平均気温は、8月の平均の最高気温は29.3°、1月の平均の最高気温が12.7°となっています。

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つまり、東京都心と比べてても、年間通じて過ごしやすい気候!ということです。

*ちなみに、海外ではカナリア諸島という正真正銘「常春の島」があります。この島なんと、年間通じて最高20-25°・最低15-20°という気温なのです。冬は暖流が来て、夏は寒流が来るため、気温が一定なんだそう。この島にも行ったことがあるので、おいおいご紹介したいところです。

理由③ 海・山・温泉・グルメと多様なアクティビティが楽しめる

そんな常春に近い島は、一周45kmで車だと1時間半ほどで回れる観光にはちょうどいいサイズ。その中に、海・山・温泉・グルメなど多様なアクティビティが詰まっています。

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1泊2日の旅でコンパクトに充実した旅が楽しめること間違いなし。詳しくは、プランの方をご覧あれ。

理由④ 宿がネット予約できる

そして最後に実は大事なこのポイント!気楽に行くには電話しなくても予約状況がわかって、平日夜中でも予約ができちゃうネット予約に対応してるかはすごく大事ですよね!

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伊豆諸島だと、たとえば楽天トラベルでネット予約できるのはここ八丈島と大島くらい(あとは神津島が少し)。これも伊豆初心者にオススメな理由です。

*ちなみに、私は伊豆諸島で大島と八丈島しか行ったことがないので、他にも魅力に溢れる島がたくさんあると思います(個人的には次は式根島に行きたい!)が、「手軽なのに楽しい」という視点で最もオススメしています。

さて、前置きが長くなり過ぎてしまいましたが、八丈島に興味を持ってもらえたでしょうか?今回は、夏以外の時期でも楽しめる旅プランとして11月に友達5人で行ったときの旅程をベースにしてご紹介していきます!(2回目は8月に行ったので、そのときの写真もちょいちょい織り交ぜていきます)

DAY① 朝一出発でめいっぱい遊ぼう!

羽田の朝イチの便は7:30発とちょっと早め。6時半くらいには空港に到着しておきたいところです。朝早起きは大変ですが、羽田を発てばたったの55分!8:30にはもう着いちゃいます。旅先にこの時間に着けるので、充実した1日が過ごせますね。八丈島空港前の雰囲気あるバス停の看板を横目にレンタカーを受付して、さっそく観光に出かけましょう!

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*そこそこの大きさがあり、山もある八丈島観光にレンタカーは必要不可欠。連休などは数も限られるので、行くことを決めたらまずはレンタカーを確保しましょう!(ここだけは電話予約が中心です・・・)このへんとかこのへんのサイトをご参考に!

八丈小島を眺める

レンタカーを借りたら早速、八丈一周道路で島の北側までドライブ。街路樹が南国感を演出してくれますね。

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空港から10分ほど、島の北端の大越鼻灯台に着くと、沖には八丈小島が綺麗に見えます。

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行った時期は11月でしたが、午前中は空も青く透き通ってきれいな景色が臨めるのでオススメです。このあたりはアロエ園もあり、入場無料なので興味がある方は寄ってみるのもいいですね。

島のおしゃれカフェで朝ごはん

朝早く出発したので、ここで朝ごはんに。空港近くのカフェ「ポケット」に10時開店に合わせて行ってみました。

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パフェやスイーツを頼む人が多かったですが、トーストやホットサンドもあってモーニングにもいいお店です。ランチはハンバーガーやパスタもありますので是非。

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*コロナの影響で、島内の飲食店は営業時間が変更されていたり、テイクアウト専門になっている場合もあるので、事前に予約したり調べて行くことをおすすめします。

八丈植物公園でキョンに出会う

お腹も満たされたところで、ポケットのすぐ近くにある八丈植物公園へ。

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散歩するだけでも気持ちいい公園ですが、キョンという小さな鹿の仲間がかわいいので要チェックです。

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園内は見晴らしのいい小高い丘もあるので、ここで歩いて昼食に向けてお腹を空かせましょう。

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LUNCH:明日葉そば&島寿司

さて、植物公園を歩いたらランチへ。食いしん坊なメンバーはパフェをさっさと消化してしまいました。

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島料理を楽しめるお店「厨(くりや)」へ。島名産の明日葉で作ったそばや、島の魚を使った島寿司・海鮮丼が楽しめます。

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私は明日葉そばをいただきました。友達は変わり種のとんがらし味噌ラーメンを食べてました(唐辛子は入れすぎ注意・・・)

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ふれあい牧場で牛に癒される

お腹一杯になったので、午後はしっかり動きましょう。八丈富士を車で上っていき、まずは7合目のふれあい牧場に到着。展望台からは、八丈の集落一帯を見渡すことができます。

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その展望台の手前では、乳牛がのびのびと育てられています。ここで育った牛から、八丈島産の牛乳が作られるようです。時期や時間にもよりますが、ジャージーミルクのアイスも売ってますよ。

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八丈富士を登る

絶景と牛に癒されたら、八丈富士の山頂まで登山です。ふれあい牧場の近くに登山道の入口があるので、そこに車を停めましょう。

登山道は整備されていて比較的歩きやくはなっていますが、とはいえ急でデコボコしたところもあり、それなりに動きやすい格好でいくのがおすすめです。

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*私は買ったもののそんなに使っていない登山用の服とシューズがあったのでそれを着て行きました。そこまででなくてもいいですが、運動靴くらいは用意していきましょう。また、草が生い茂ったところもあるので、長袖長ズボンで行ったほうがいいです。

ペースにもよりますが、登山道は頂上近くまでは40-50分くらいでしょうか。お気軽ハイキングと思っていると、意外と疲れますのでお気をつけて。笑 その先には、こんなきれいな景色に出会えます(こちらは夏の写真です)

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この八丈富士は、上まで行くと真ん中がカルデラのようにへこんでいて、その外周を歩いて周る(お鉢巡りと言うようです)ことができます。このお鉢巡りをするとプラス1時間かかりますが、山頂(山の一番高いところ)まではプラス10分くらいでしょうか。

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帰り道は下りなので、上りよりは早いでしょうか。ただ、結構急で膝にもくるので気をつけて降りましょう。また、秋冬は暗くなるのも早いので、時間にも気をつけて。

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南原千畳敷で夕景に黄昏る

山の上から島の絶景を楽しんだら、次は海に沈んで行く夕日を見にいきましょう。島の西側にある南原千畳敷は、水平線に沈んでいく夕日がとてもきれいな名所。昔八丈富士が噴火した時に流れ出した溶岩が固まってできたので、火山岩独特の黒い岩場が広がります。

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夕日をバックに離着陸する飛行機も見られるかも。なかなかの映える写真が取れるので、時間をしっかり調べていきましょう。

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DINNER:居酒屋で島料理を堪能

ということで、朝イチからアクティブに過ごした1日。最後は島料理を楽しみに居酒屋に繰り出しましょう。島内はタクシーもあるので、一度ホテルにチェックインして出かければ、みんなでお酒を楽しめます。

このとき行ったお店がどうしても思い出せないのですが(もしかしたらもうやってないかも)、明日葉サワーとか島寿司とか、八丈島ならではの料理を楽しみました。

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八丈島は居酒屋もたくさんあって、どのお店も島の味を楽しめる料理があるので、食べログとかで気になるお店を探して行くといいと思います!

*夏に行ったときは、居酒屋エイトに行ったのですが、こちらも島唐辛子の麻婆豆腐や島だこのカルパッチョなど、オリジナルな島料理がとても美味しかったです!

DAY② 夕方まで島観光を満喫できる!

充実の1日目、もうこれだけでも満足ですが、2日目も楽しんでいきましょう。

私たちはこの旅ではリード・アズーロというホテルに宿泊してたのですが、このホテルは現在は改修中で一時閉館しているようです。2日目は午前中はこのホテルにあるパターゴルフを楽しんで終わってしまったので、それ以外のスポットをここでご紹介。

巨大な廃墟ホテルを拝む

八丈島には、実は巨大な廃墟ホテルがあります。その名も、八丈オリエンタルリゾート。

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詳しくはこちらの記事を見ていただければと思いますが、劇場版トリックのロケ地にもなったそう。現在は閉鎖されていて、記事にあるような写真は撮れないですが(入ると不法侵入になるので注意!)、外から眺めるだけでも、こんな大きなホテルが・・・と感じるものがあります。

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近くまで行くと、このくらいの距離では見られます。

登龍峠から八丈富士を眺める

島の絶景スポットのひとつ、登龍峠(のぼりょうとうげ)。島の東側を通って南に向かうルートの中腹にある展望台です。

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自分が行ったときはちょうど雲が八丈富士にかかってしまいましたが、ここもなかなかの景色です。

LUNCH:お洒落ピザ屋で島モッツアレラ

そんなこんなでお昼になったらこの旅2回目のランチ。離島とは思えないオシャレなピザ屋「PIZZA PARADISO」がオススメです。

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本格的な窯焼きピザはどれも美味しく、八丈島産モッツアレラを使ったマルゲリータなど、島の味も楽しめます。

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夜に来て、ビールやカクテルを飲みながら楽しむのもあり。八丈島に来たらぜひ来てもらいたいお店の1つです。

裏見ヶ滝でマイナスイオンを浴びる

お昼を食べたら、夕方の飛行機まで午後も満喫しましょう。島の南側にある裏見ヶ滝は、その名の通り滝を裏側から見ることができます。

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それほど山奥まで歩かずとも、駐車場からすぐに滝まで行けるので、気軽にマイナスイオンを浴びに行ってはどうでしょうか。

絶景の見える温泉で汗を流す

そして、旅の最後は温泉。八丈島では、ホテルや居酒屋が多いのは空港周辺の集落ですが、温泉は南側に集中しています。その中でも、一番人気の絶景温泉がこの「末吉温泉みはらしの湯」。

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島の南側の海岸線を眺めるながら露天風呂を楽しめます。アクティブに楽しんだ旅の最後に温泉で汗を流して、最高ですね。

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お風呂を上がったら、夕方17:30の便に合わせて空港へ。遅れないように、時間には余裕を持っていきましょう。レンタカーを返却したら、空港でビールを飲んだらもう最高ですね。羽田に着くのは18:30、次の日仕事でも遅くならないのは助かります。

旅のまとめ

ということで、ご紹介した八丈島旅行プラン、いかがでしたでしょうか。最後に日程をまとめます。アクティビティ詰め込みですが、きっと充実した週末になるはず。

DAY①

6:30 羽田空港集合 → 7:30 ANA便で羽田空港発

8:30 八丈島空港着 〜 レンタカーを借りる

9:30 島の北側にドライブ、大越鼻灯台から八丈富士を眺める

10:00 カフェポケットで遅めの朝食

11:00 八丈島植物園でキョンに癒される

12:30 厨で八丈島料理ランチ

13:30 ふれあい牧場で牛と島一帯を眺める

14:00 八丈富士を登山

16:30 南原千畳敷で夕景を眺める

17:30 ホテルにチェックイン

19:00 居酒屋で島料理を楽しむ

DAY②

10:30 廃墟ホテルを拝む

11:00 登龍峠で島の絶景を楽しむ

12:00 PARADISOでピザランチ

13:30 裏見ヶ滝でマイナスイオンを浴びる

14:30 みはらしの湯で絶景露天風呂

16:30 空港でレンタカー返却

17:30 ANA便で八丈島発 → 18:30 羽田空港着

番外編:夏に行くならウミガメに会えるダイビング!

今回は夏以外のシーズン向けに、海でのアクティビティは入れずに1泊2日プランを立てましたが、夏に行くなら海を絶対楽しんでください!

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特に底土海岸でのダイビングは、水がとても透き通ってきれいで、ウミガメ遭遇率も非常に高いので超オススメです。船ではなく、陸からちょっとずつ入っていくので、初心者でも慣れやすくていいと思います。

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夏に行ったときには、こちらのオーシャンブルーヴァードさんにお世話になりました。

ぜひぜひ、こちらも参考にしてみてください!


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