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「共産党100年」論に踊らされず 中国にはこう向き合え

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歴史に照らして、今の中国共産党は果たして強固と言えるのだろうか。歴史の中で日本との接触にどんな政治意図を込めていたのか。あるいは今の党内部に揺らぎはないか。そして、中国の動向が世… もっと読む
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#世界経済

[対談]転換期の世界経済と中国 問われる経営者の覚悟(中島厚志×阿古智子)|【特集】「共産党100年」論に踊らされず 中国にはこう向き合え[PART-4]

[対談]転換期の世界経済と中国 問われる経営者の覚悟(中島厚志×阿古智子)|【特集】「共産党100年」論に踊らされず 中国にはこう向き合え[PART-4]

中島厚志(新潟県立大学国際経済学部教授)
阿古智子(東京大学大学院総合文化研究科教授)

編集部(以下、――)新型コロナウイルス感染症発生から1年半。現在の世界経済・情勢をどう見ているか。

中島 今回のコロナ禍は、明らかに世界経済の大きな「転換点」になるということだ。人々の安心・安全意識が強まり、消費行動が日本のみならず世界的にも変わる。

 また、ポストコロナを見据えてグリーン経済化とデジタル

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