【レポート】『はたなに』Vol.6 エンジニア・デザイナーの皆さん、教えて!働くってなに?
こんにちは、note編集部です。
「技術とデザインのウエディングパークを創る」ために、部門を超えて有志で立ち上がったイベント『はたなに』。「働くって何だろう?」「どうして企業で働いているの?」「どうしてエンジニア、デザイナーなの?」「叶えたい未来、教えて!」の4つをトークテーマに、エンジニア・デザイナー一人ひとりの仕事への想いや考え方を深掘りし、発信していく本イベント。スタートの背景はこちら
トークテーマは全部で4つ。
今回は、Vol.6の模様をお届けします。 +Creation本部のエンジニアたださんと、デジタルM本部兼DX本部のエンジニアマネージャーいわはしさんをゲストにお招きしました。どんな話が飛び出したのでしょうか。それではどうぞ!
『はたなに』 Vol.6
開催日:2023.3.30
登壇者:ただ(エンジニア)、いわはし(エンジニアマネージャー) MC:ririhoshi(エンジニア)
ririhoshi:まずは、たださんからよろしくお願いします!早速お話を伺いたいんですが、「働くって何だろう?」の回答のあとに、小さいはてなマークがついていますね。
ただ:早速突っ込まれましたね(笑)。私にとって働くとは、「美味しいご飯を食べるための活動」です。このはてなマークは、文章全体に対するものではなく「活動」に対するものだと思ってください。しっくりくる表現がなくて……。そして「美味しいご飯」とは、高級な料理という意味ではありません。むしろ私は、食にあまり興味がないんです。自分が美味しいと感じられるものを食べられたら良いと思っています。
私は、もし働いていなかったら、「なんのために生きているんだろう」とか「何をしたらいいんだろう」と思い悩んでしまうと思います。そして、その状態で食べるご飯って美味しくないと思うんですよね。だから、「誰かのためになることを頑張って、毎日美味しくご飯を食べるための活動=働く」なんじゃないかなと思いました。ただ、頑張りすぎてしまってストレスで過食になったり、拒食になったりしてはご飯を美味しく食べられません。いいバランスを保ちながら生きていくことが、働くことなんだろうなと感じています。
次の「どうして企業で働いているの?」ですが、これは1人じゃ寂しいし、自分のために動けないからですね。自分のために動くのは、相当な興味と行動力がないと難しいと思うので、私は企業で働くことを選びました。
そして「どうしてウエディングパーク?」ですが、シンプルに人がすごく素敵だったからです。3社ほどのインターンシップに参加しましたが、ウエディングパークが一番エンジニアらしくなかった(笑)。というのも、働いている姿がすごく楽しそうだったんですよね。ただ、当時は「めちゃくちゃ入りたい!」とまでは思っていませんでした。
その後、ウエディングパークのインターンで優勝させていただいて、会食に参加した帰りの電車で、他社の広告に「業界No.1」みたいに書いてあったのを見て、悔しい!と思ったんです。そこで、「私はウエディングパークが好きなんだな」と気づいて、この会社に入社したいと思うようになりました。
「どうしてエンジニアなの?」ですが、これは小さい頃からモノづくりが好きだったことが影響していると思います。泥団子に始まり、折り紙や小学校の図画工作の時間も大好きでした。あとは単純に、「コードが書けたらかっこいいな」と思ってエンジニアになりました。「こういうの、作りたいな」と自分の思い描いたものを形にしていくのがすごく好きですね。小さい頃は、完成したものを人に見せるよりも、「できた~!」って一人で喜んでいるタイプでした。自分が作ったものを人に見せるのは、いまでも少し恥ずかしいです。
最後の「叶えたい夢、教えて!」ですが、顔も知らない誰かが笑ってくれることが私の夢です。私は表に立つことが得意ではないし、好きじゃないけれど、ウエディングパークのサービスを使って笑顔になってくれる誰かを増やしていくことに関われたら嬉しいなと思っています。人は楽しかったり幸せだったりしないと笑顔にはならないですからね。
また、私は人からの影響を受けて感情が大きく動きやすいタイプなんです。怒っている人を見たら、私までピリピリしてしまう。だから、周りが笑ってくれたら自分も笑顔になれるなという思いもありますね。
ririhoshi:ありがとうございます!続いて、いわはしさんの『はたなに』をお願いします!
いわはし:僕の「働くって何だろう?」は、「一番の遊び」です。仕事は人生で最も時間をかけることで、それなりの熱量をかけることだとも思っています。その中で、義務だけではやりたくないと思い、一方で楽しくそれでいて真面目にやりたいという中で「遊び」という言葉が自分の中で一番しっくりきたかなと思っています。最初はお金を得るために働くという考え方でしたが、お金を稼ぐだけなら、正直言ってなんでもいいじゃないですか。いまの仕事に取り憑かれているというとおかしいですが、幼い頃鬼ごっこやサッカーに夢中になっていたのと同じように、仕事に打ち込んでいるような感覚ですね。
「どうして企業で働いているの?なぜウエディングパーク?」ですが、「1人ではできないことを成すため(カルチャーがあるから)」です。新卒の方はまだわからない感覚かもしれませんが、同じ大義を持つ仲間、同じ熱量を持つ仲間が近くにいることって、とても恵まれていることだと思っています。全く違う方向を見ている人を同じベクトルに向かせることって、とても難しいんですよね。そういう人が近くにいるのはウエディングパークの強みだし、カルチャーがあるからこそ。
一人ではできないことをやるときに、すぐに賛同してくれる人がいるのはすごいことです。家族でさえ難しいときもあるのに、すぐに「やろうぜ!」と言ってくれる仲間が集まっているんですよね。採用面接のときに印象的だったのは、社長がすごくカルチャーを大切にしていたところ。色々な話をさせてもらって、こういう人がいる会社なら自分の人生の中の多くの時間を預けられるなと思いました。
次に「どうしてエンジニアなの?」ですが、実はエンジニアにこだわりはなかったんです。もともと自動車業界で全く別の仕事をしていて、紆余曲折あってエンジニアに辿り着きました。ただ最近は、エンジニアだから見える視点があると感じています。実はサッカー観戦にハマっているんですけど、サッカーって攻めの起点になるのがディフェンスだったりするんですよね。ディフェンダーは、誰をどう使って、どういうパスを出せば、一番上手にゴールに近づけるかを考えながらプレーをしている。ディフェンダーは、仲間もゴールも敵も見えていて、全体の状況を一番把握できるんですよ。
僕は、エンジニアも同じだと思っています。もちろん技術は見えているし、事業も見える位置にいるのがエンジニア。セールスも技術のことを知ろうとするとは思いますが、ちょっとハードルが高いと思うんですよ。それに比べたら、エンジニアが事業の情報をキャッチアップするほうが、ハードルが低い。全てが見えるポジションだからこそ、最高のパスを出せるのがエンジニアなんじゃないかなと思っています。
最後に「叶えたい未来」ですが、ウエディング業界を憧れの業界にしていきたいと思っています。僕と業界の出会いは本当に偶然でしたが、人と人との出会いも偶然が多いと思うんですよね。あとはその出会いをいかに大切にできるかが重要だと考えています。
前提として、僕はウエディング業界に出会えたことを大事にしたいという想いがあります。また、いまこの業界が順風満帆かと聞かれたら決してそうではないところもあると思います。だからこそ、ある意味時流に逆らって、自分が業界にいた証拠を残せるチャンスだとも考えているんです。今のままだと、ウエディング業界はどんどんアゲインストな状態になってしまうかもしれない。でも、自分が関わることで状態を真逆にできたらと思うとワクワクしますね。
直近では、デジタルマーケティング本部もクライアントにダイレクトに関われるようなサービスや機能を展開しているので、業界の温度感がより見えるようになってきました。社内には同じ熱量を持っている人が多いので、みんなで叶えていきたいですね。
次回の『はたなに』Vol.7もお楽しみに!