見出し画像

【レポート】『はたなに』Vol.8 エンジニア・デザイナーの皆さん、教えて!働くってなに?

こんにちは、note編集部です。
 
「技術とデザインのウエディングパークを創る」ために、部門を超えて有志で立ち上がったイベント『はたなに』。「働くって何だろう?」「どうして企業で働いているの?」「どうしてエンジニア、デザイナーなの?」「叶えたい未来、教えて!」の4つをトークテーマに、エンジニア・デザイナー一人ひとりの仕事への想いや考え方を深掘りし、発信していく本イベント。スタートの背景はこちら

トークテーマは全部で4つ。

今回のゲストは、データ推進室 室長 データサイエンティストのすがぬまさんと+Creation本部(En・De)・経営本部マネージャーのこやまさんです。それではどうぞ!
 
『はたなに』Vol.8
開催日:2023.4.25
登壇者:すがぬま(データサイエンティスト)、こやま(経営本部マネージャー)
MC:ririhoshi(エンジニア)

ririhoshi:最初にすがぬまさんの『はたなに』を探っていきたいと思います。よろしくお願いします!
 
すがぬま:「私の話が役に立つのかな?」と緊張していますが、よろしくお願いします!

ririhoshi:さっそく、すがぬまさんにとっての「働くって何だろう?」から聞かせてください。
 
すがぬま:皆さんのような高い志でなくて恐縮なのですが、私にとって働くとは「国民の三大義務の1つ」なんですね。教育や納税と同じように、「働かなきゃいけないから、働く」という受け止め方です。もし「働かなくても良いよ。義務じゃないよ」と言われたら、働かずに家庭菜園をするかもしれない(笑)。もちろん、どうせ働くからには、働く時間を楽しく、また人の役に立つことをしたいなとは思っていますが、働くだけがすべてではない、とも考えています。
 
ririhoshi:斬新だと思いました!そのような考えに至った背景は何ですか?
 
すがぬま:かつては、プライベートも関係なく働きまくっていた時代もありました。「起業したいな」とも思っていましたね。
 
猛烈に働いていた時代は時代で楽しかったですし、やりがいも感じていたのですが、周囲で仕事にのめり込みすぎた結果、体調を壊す人もちらほら出ていたんですね。そのような人を見ていると、「働く価値は人それぞれだが、没入しすぎるのも良くないのかな」と、働くことに対して客観的な見方をするようになりました。
 
ririhoshi:次に、「どうして企業で働いているの(なぜウエディングパークで働くことになったの)?」について、教えてください。
 
すがぬま:私の学生時代に、化粧品のクチコミサイトがリリースされて。このサービスを見たときに「起業して、こんなサービスをつくりたい!」と思ったんですね。それで、まずはスキルを磨こうとSIerへ入社しました。そのあと、ご縁がありまして、この化粧品のクチコミサイトを運営する会社へ転職することができました。そこでユーザーからサービスに対する反応が返ってくることの面白さを知ったり、経営層の方とお話する機会を多くいただいた結果、「私は起業に興味があるのではなく、アイディアを形にしたり、ユーザーのためになるサービスをつくることができれば、それで良いのかも」ということに気づいたんですね。そこからまた別のご縁がありまして、ウエディングパークに入社しました。振り返ってみると、さまざまな“人”に恵まれた結果、今に至っていますね。
 
ririhoshi:本当に“人”との繋がりですね。では続いて、「どうしてエンジニアなの?」を教えてください。
 
すがぬま:モノづくりが好きで、「物事を便利にする・効率化するモノをつくりたい」という思いから、エンジニアになりました。元々は「発明家になりたい」とも思っていたんですよ。小学校の卒業文集にも「発明家になりたい」って書いていた記憶があります。ただ、当時から志が高かったわけではないので、丸の内OLに憧れていた時代もありましたね。
 
ririhoshi:丸の内OLに憧れていたんですね!
 
すがぬま:そうですね。丸の内OLになるために「パソコンができるようにならなくては」と情報系の大学に入学したのですが、入ったのがシステムやWebサイトなど中身をつくる学科だったんですね。「丸の内OLになるにはパソコンだろう!」と思っていたら、全然丸の内OLへの道ではなかったという(笑)。ただ、意外と“パソコンで何かをつくる”こと自体は、私の嗜好にフィットした感覚がありました。
 
ririhoshi:入る学科を間違えたけれど、今は良かった系の人って一定数いる気がします(笑)。最後にすがぬまさんの「叶えたい未来」を聞かせてください。
 
すがぬま:これはずっと言い続けていることですが、「ライフスタイル・イベントの中で役に立つ自分でいたい」とは思っています。
 
一方で現状、エンジニア・クリエイターの多様化が進んでいますよね。だからこそ、「周りのエンジニアやクリエイターが、伸び伸びとモノ創りができるような環境を整えていきたい」とも考えています。例えば、個々人に応じた目標設定や貢献ポイントを設定することで、会社からその個人がより評価されるような環境を構築できたら良いのではないか、なんて思っています。
 
ririhoshi:すがぬまさん、ありがとうございました!今度、起業に関するエピソードももっと聞かせてください!続いて、こやまさんに『はたなに』を聞いていきます。こやまさんにとって働くって何でしょうか?

こやま:私にとって働くとは、「社会貢献しながら自己実現する」ということです。少しだけ言い換えると、人の役に立つことをしながら自己実現をしていく、ということですね。どうしたって働かなければならない世の中で、ただお金を稼ぐために働くのは虚しい。一方で、ただ自己実現を追求するだけでも虚しさが募るだろうと考えたときに、やっぱり、“人と社会の役に立つことで自分が成長し、お金もいただける”というのが、素敵な働き方なんだろうな、と思うようになりました。
 
ririhoshi:他者に貢献することが自分の欲求を満たすことになり、それが自己実現に繋がるということですね。そんなこやまさんの“働くに対する考え方”はずっと変わっていないですか?
 
こやま:幸いウエディングパークに出会ったことで、就活生時代より、「社会貢献しながら自己実現する」という考え方をインプットすることができました。ただ、ウエディングパークに新卒入社してから数年後、「嫌々働いている人と前向きに働いている人の差は何だろう」と考えたのですが、“社会貢献しようとしている会社で働いているかどうか”が大きな違いなんだ、と気付いたことはありましたね。
 
ririhoshi:次に、「どうして企業で働いているの(なぜウエディングパークで働いているの)?」について、聞かせてください。
 
こやま:先ほどの「働くって何だろう?」の答えに通じるのですが、「社会貢献しようとしている会社であること」が、ウエディングパークで働いている理由ですね。もっと言うと、「(社会貢献に)本気で向かっている人達がいること」と「全員の成長意欲が高いこと」も含めた3要素が揃った会社であることが大きいですね。逆に、この3要素が揃っていない会社で働くとなると、虚しさを覚えるのではないかと思ってしまいます。
 
ririhoshi:3要素のうち「全員の成長意欲が高いこと」に関連して、個人的にこやまさんの成長エピソードなんかがあれば聞いてみたいです。
 
こやま:そうですね、今思い出すと恥ずかしいのですが、昔は結構斜に構えているタイプでした。あまり自分を熱く表現することもなかったんですね。ただ、1年目のときに入れていただいた社内活性化チーム「WPPJ(現カルチャー推進室)」で“身近な人に喜んでもらえる経験”を積めたことで、物事に熱く取り組むことの大切さを学びましたね。
 
ririhoshi:WPPJでの活動が転換点だったんですね!続いて、「どうしてエンジニアなの?」についても教えてください。
 
こやま:「インターネットとモノづくりが好きだった(今も好きです)」からですね。ここは理屈じゃないかもしれません。インターネットを取り巻く環境については、僕が大学1年生頃にスマホが普及し始めて、その後Facebookやインスタグラムなどのサービスも人気が出てきて…というタイミングでした。大学生時代にこれらの商品・サービスに触れるうちに、“開かれた空間で、誰でも自分の場所・スペースを持てること”の可能性をすごく感じたんですね。そこに「モノづくりが好き」という嗜好が重なり、「インターネット上でモノをつくる仕事をしたい」と考え、エンジニアになりました。
 
ririhoshi:ありがとうございます。最後にこやまさんの「叶えたい未来」を教えてください。
 
こやま:「WPらしいクリエイター組織のあり方が世の中の憧れになる!」です。現在、世の中には、エンジニア組織の良いところや組織の在り方など、さまざまなアウトプットがなされていますよね。僕もさまざまな情報を見て、「これ良さそうだな」「なんか楽しそう」と思うことがあります。
 
ただ、個人的には、他社の良いところや在り方を自社にコピーするのではなく、“クリエイターが楽しくモノづくりができる、皆に働きたいと思ってもらえるような組織の在り方”を僕たちが打ち出していきたいと考えています。そして、それが世の中の憧れの対象になれば、すごく嬉しいですね。
 
ririhoshi:ウエディングパークオリジナルの組織の在り方を皆に自慢できたら良いですよね。
 
こやま:本当にそうですね。「誇りに思える組織の在り方は、自分たちでつくりたいじゃん!」と思っています。
 
 
次回の『はたなに』Vol.9もお楽しみに!!
 


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?