THE BRIDAL JOURNAL

現場のウェディングプランナー達が書く、ブライダルにまつわるイマドキでホンネの情報を発信。

THE BRIDAL JOURNAL

現場のウェディングプランナー達が書く、ブライダルにまつわるイマドキでホンネの情報を発信。

マガジン

  • ドレス悩むわぁ〜

    ドレスは骨格で選ぶ!みたいな事を言いますけど、結局はあなたらしさを表現する手段。選び方の基本を抑えつつ、好きを押し通す。それが良い!

  • イマドキの結婚式マナー

    ウェディングプランナーがお客様とお話する中でよく聞くマナーやしきたりの話。昔はこうだったけど、今もそうなんですか?みたいな話。

  • 編集こぼれ話

    取り留めもないプランナー達のお気持ちポエム。

  • お客様の声

    最近に披露宴を挙げられたお客様のご感想をまとめた記事の一覧です。

最近の記事

お色直しで黒いドレス?

昨今、カラードレスの色も多様化してきています。SNSを見ていると今はこんな色が人気なんだな~と勉強になることが多いのですが、ここ最近注目されているのが黒色のドレスです。 赤やピンクなど華やかな色が主流だった昔では考えられない色ですね。でも黒いドレスを格好良く着こなしたい!というご新婦様も増えていますし、ドレスメーカーの発表するカラードレスの中にも黒いドレスが多く見受けられるようになりました。 黒なんて、喪服のようで縁起が悪いんじゃないかと思われる方も多いと思います。それこそ

    • 男子必見!衣裳合わせ同席メソッド

      結婚式の衣裳、誰と一緒に決めますか?決めたいですか? 新郎新婦お二人でご来館されるお客様、親御様やご姉妹などご家族と一緒に、ご友人と一緒にご来館の方もいらっしゃいます。二人の結婚式なんだから二人で決めるもの!なのはもちろんなのですが、二人のお休みがなかなか合わない、そもそも好みが合わない、そんなお二人もいらっしゃると思うので必ずしもお二人一緒に選ばなくてはならないわけではないございません。 とは言え、ご新郎様にも一緒に見て選んでほしいご新婦様は多いはず。だけど実際に連れてき

      • 新郎だって身長伸ばしたい

        以前、花嫁の履いてるヒールって何センチ?こちらの記事で新婦の当日履く靴について触れましたが今回は新郎の靴についてのお話。 元々新婦様の方が身長が高いカップルもいれば、新婦様の履くヒールの高さによって身長が同じくらい・更には逆転してしまうカップルもいます。普段通りならまだしも、いつもは新郎様の方が身長が高いのに結婚式当日だけ新婦様の方が身長が高いって、男性からするとちょっとプライド的に嫌なのでは・・・と思いますし、実際衣裳合わせ中に靴の高さについてのお話をさせていただくと「え

        • すすめられた色・柄を着てみたら…

          今回はコーディネーターの私が初めて新郎新婦様の担当を持ち、衣裳合わせを行った際のお話です。 カラードレスの初回のお打ち合わせ、ご新婦様は寒色系の濃い色がお好みなようで試着したいとお選びになっていました。しかし、ご同席されていたご新郎様は頻りに赤色のドレスが並ぶショーケースを覗いておられました。 「赤、着てみて欲しいな」そうおっしゃったご新郎様に 「赤は絶対ない!!」と断固拒否のご新婦様。 その頃まだ経験の浅い私は、ひとまずご新婦様の意見に寄り添うように心掛けようという意識

        お色直しで黒いドレス?

        マガジン

        • ドレス悩むわぁ〜
          13本
        • イマドキの結婚式マナー
          3本
        • 編集こぼれ話
          5本
        • お客様の声
          1本

        記事

          和装花嫁のかつら事情

          衣裳合わせをしながら和装をオススメすると「かつらをかぶりたくないので、和装はやめておきます」とお答えになるお客様がいらっしゃいます。どうしてもイマドキ花嫁にはかつらに抵抗が。頭が大きく見えそうだし、重そうだし、絶対に似合わないとネガティブなイメージが多いのではないでしょうか。 でも、ほとんどの皆さんはかつらかをかぶったことないですよね?かぶってみる前から決めつけてしまってはもったいないです!衣裳と一緒でかつらもまずは試着してみませんか?かつらの取り扱いがある衣裳サロンなら試着

          和装花嫁のかつら事情

          結婚式におけるドライフラワー

          ここ最近ブーケや会場装花と言えば、ドライフラワーを使ったものが人気ですよね。衣裳合わせをしていても、「ブーケはドライフラワーにしたいんです!」「会場の中もドライフラワーとか飾りたくて!」そんなお声が聞こえてくることが多いです。 人気の理由は、生花や造花とは異なる落ち着いた色合いやナチュラルな雰囲気でしょうか。ドライフラワーのブーケを持つだけでおしゃれな印象になります。また、結婚式後もそのままの形で残すことが可能なのもメリットでしょう。 しかし、ドライフラワーが結婚式の装花

          結婚式におけるドライフラワー

          コーディネートは足し算引き算

          結婚式、ドレスを着る時にネックレスやイヤリング、髪飾りは絶対付けるもの!と誰が決めたかは分からないけどそういうものだと思っている方は少なくないと思います。もちろんそういった装飾品を身に付けてドレスとのコーディネートを楽しむ方も多いですし、ドレス姿をより一層華やかにしてくれることは間違いありません。しかし、必ずしも身に付けなければいけないものかなのかと言われるとそうではないなとここ数年で感じるようになりました。 ドレスのデザインも多様化する中で、ジュエリーの在り方や髪形ももち

          コーディネートは足し算引き算

          リバイバルするドレス

          ファッション雑誌などを見ていると、「○○年代に流行った△△が再ブレーク!」という文字を目にすることが多くあると思います。(最近だとルーズソックスや厚底ブーツなどが挙げられますね)ウェディングドレスにも洋服と同じように流行があり、時代を廻ってデザインに反映されているのです。 イマドキ花嫁の親御様世代の方々が結婚式をされた1990年代初め(いわゆるバブル期)のドレスといえばハリのあるタフタやサテン生地が主流で、肩には特徴的な大きなパフスリーブがあり、トレーンは長くカットレースの

          リバイバルするドレス

          ドレスラインのお話

          ドレス選びの際にしばしば登場する「ドレスライン」ドレスのスカート部分のシルエットのことを指します。❝Aライン❞や❝マーメイドライン❞などは言葉の響きからなんとなく形をイメージできそうですが、その他にもなかなか聞きなれない名称もありますよね。衣裳合わせに同伴されるご新郎様からすると宇宙語のように聞こえてくるものもあるのではないでしょうか。今回はそのドレスラインのお話しを。 Aライン「Aライン」アルファベットのAのようにウエストから裾に向かって広がるラインのこと。一番ベーシック

          ドレスラインのお話

          コロナ禍での結婚式って何やるの?

          コロナ第7波が到来し、「Withコロナ」の結婚式が当たり前になって来ました。新郎新婦・ゲストの安全を守るため、各結婚式場には[ガイドライン]が作られています。 など、制限がたくさん。 「これではやりたいことができない」とテンションの下がるプレ花さんを何組も見てきました。 しかし、令和の花嫁たちの発想は自由。 やりたかったことができないなら、違う形でやればいいじゃん!と様々なアイディアを私たちプランナーに提案いただきます。 今回はそんな実例も踏まえて「Withコロナ」のラ

          コロナ禍での結婚式って何やるの?

          結婚報告と招待のマナー

          結婚が決まって、両家へのご挨拶も終わったらいよいよ、周囲の人や友人知人への結婚報告ですが、順番とタイミングを間違えると思わぬ人間関係の亀裂を生むのが日本人の大変な所です。 結婚するお二人は楽しい嬉しいなのですが、そこでは一息落ち着いて相手の立場や状況を考えて行うのが、イカした二人という事です。 招待しない人にも報告する? 結婚式に招待しないから報告しないでいいよねという方もいるのですが、個人的には余程の事情がない限りは基本おめでたいことなので報告をした方が良いでしょう。

          結婚報告と招待のマナー

          結婚式をわざわざ挙げなくてもいいと思う

          「結婚式は別にやんなくてもいいよね?」と思っているカップルも最近では増えているのは間違いありません。「結婚式って良いよね!」という立場のワタシたちからすれば、この意識のカップルや社会的な広がりというのは、ある意味タブーというか、触れてはいけない真実でもあります……が、そこの話をするのがウェディングジャーナルということで(笑)。ポジショントークなしの素の考えを。 そもそも結婚式ってなに?話せば長くなる話なので圧縮してみると、日本における結婚式のルーツは諸説あるのですが奈良時代

          結婚式をわざわざ挙げなくてもいいと思う

          白無垢はコーディネートして楽しむ!

          ここ数年、白無垢の人気が高まっています。白無垢というと神前式など挙式で着るイメージが強くありましたが、最近ではフォトウェディングや披露宴でのお色直しに選ぶ方も増えているんです。 白無垢の人気を高めているポイントの1つが「自分好みにコーディネートを楽しめる」という点ではないでしょうか。色や柄のインパクトの強い色打掛に比べ、白無垢は白を基調としているため色味のある掛下や懐剣・筥迫などの小物を合わせることで華やかな印象にすることが可能です。ほかの色は入れず白で統一されたお姿もとっ

          白無垢はコーディネートして楽しむ!

          花嫁の履いてるヒールって何センチ?

          「ドレス姿の花嫁って、みんな普段より身長が高いような……。」「ヴァージンロードを歩くお父さんより身長高くなってない?」「新郎との身長差ってこんなもんだった?」そんな声が結婚式当日聞こえてくることがあります。 それは当日のゲストからだけではなく、衣裳選びの段階でドレスを試着したご新婦様、同伴されたご新郎様からももちろん頂くお言葉です。実際初めての衣裳合わせでヒールの高さにびっくりされるご新婦様も多いので、ご説明させて頂いているお話をこちらでも。 元々ドレスは西洋から来たもの

          花嫁の履いてるヒールって何センチ?

          カラードレスの人気は季節で変わる?

          先日の投稿でカラードレスは着たい色着ましょう!とお話ししましたが、実は人気なドレスって結構季節毎に違うのです。お打合せをしていても肌感覚でなんとなく「春はこういう色人気だよな~。」というようなことは感じていたのですが、実際どうなの?と思いここ数年の季節毎の人気ドレスを調べてみました。すると、なんと本当に季節毎に人気な色が分かれていました。(自分で調べておいてなんですが、私もびっくりです笑) 春は「ピンク・グリーン」など春らしさを感じる色、夏は「ブルー系」の涼し気な色、秋・冬

          カラードレスの人気は季節で変わる?

          イマドキ和装ってどうなの?

          結婚式を挙げよう、フォトウェディングをしようと決めて式場やスタジオを決めたら衣裳合わせが始まるわけですが、どんな衣裳を着るかをまず決めなくてはならないですよね。 式を挙げる場合は、教会式ならウェディングドレス、神前式や仏前式なら和装となんとなく決まっていますが、披露宴で着るものは自由ですし、フォトウェディングなら尚更のこと。 今結婚式を挙げる世代の皆さんからすると、なんとなーく、女性の憧れといえばドレスではないかと思いますしなんとなーく、和装って重いし苦しいし古臭いしとい

          イマドキ和装ってどうなの?