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私の夢は「日本で廃棄されたウェディングドレスを途上国でもう一度輝かせること。」。 まだ…

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私の夢は「日本で廃棄されたウェディングドレスを途上国でもう一度輝かせること。」。 まだまだ使えるドレスは、途上国の女性たちを幸せにする力を持っていると信じています。 これから始まる奇跡のストーリー。 「奇跡は願うのではなく、起こすためにある」と信じて。

最近の記事

5年越しに廃棄ドレスがモンゴルで輝く日。

「もう一度、モンゴルで廃棄ドレスを使うことになったよ!」 Mちゃんからの突然届いたメッセージ。 そこには、満面の笑みをしたカップルの試着写真を添えて。 そう、今日は寒露と一粒万倍日。何万倍にも夢が膨らむ日だったのだ。 Mちゃんの故郷はモンゴル。今は日本で暮らしている。 彼女とは南アフリカツアーで出会い、意気投合した私達は、5年前にモンゴルの花嫁に廃棄ウェディングドレスを届けたことがあった。 そのことはまた別の機会に書こうと思うが、ウェディングに手が届かない2組のカップルに

    • そして原点に立ち戻る。

      私の夢は「日本で廃棄されたウェディングドレスを、海外でもう一度輝かせる。」こと。 今は縁あって、廃業した衣裳店のウェディングドレスの再活用に取り組んでいる。 最近の私は、時間の許す限り、色々な人に意見を伺っている。 どの話も勉強になることばかりで、「なるほど、それもいい!」「これもステキ!!」と目から鱗な毎日を過ごしていた。 その反面、ドレスのことを考えてもワクワクしていない自分が少しずつ現れていたことも事実だった。 「やりたいことをやろう!」と決めて始めたはずなのに。

      • 『宛名のないラブレター』を書き続ける

        廃棄ウェディングドレスを通じて、誰かの幸せに繋げることが私の夢。 『宛名のないラブレターを書き続ける』と心の中で名付けている。 『ラブレター』を書き続ける原点について今日は書きたい。 新卒で入社した「ユニクロ」。 始めての配属先は宮崎県だった。 生まれも育ちも東京だった私は、宮崎県に行くことが本当に嫌で嫌で、機内で泣き続けた挙句、CAさんたちに「会いに行くからね!」と励まされながら、宮崎空港まで辿り着いた記憶がある。 しかし、宮崎の人たちは温かく優しかった。 店長は「今日

        • エールが込められたドレスカバーの話。

          衣裳店から譲り受けたウェディングドレスを保管する上で、一つ問題があった。 それは、ドレスカバーがボロボロだったこと。ドレスに年季が入っている分、ドレスカバーも全て破れかけていた。 でもドレスカバーは、そこそこの値段がする。 そんなとき、ブライダルの部署でお世話になった上司の顔が浮かんだ。 その上司は、いつも私を勇気づけてくれてた。 「廃棄ウェディングドレスの再活用」を会社に提案し、あっけなく却下されたときは、「その夢、叶うよ!」と励ましてくれた。 その後、私自身が部署を異

        5年越しに廃棄ドレスがモンゴルで輝く日。

          アフリカで見つけたのは、彼でなく夢だった。

          6年前の春、失恋をした。 「君は駐在妻にふさわしくないよ。」という一言を残したまま、彼はアフリカへ飛び立ったのである。全く予想外の出来事だった。 しかも、当時ウェディングの仕事をしていた私は、自分の結婚式で着ようと決めたドレスをこっそり仕入れていた。 しかし、失恋に追い打ちをかけるように、そのドレスを廃棄することとなり、「まだ使えるのに。最悪だ・・・」と自ら泣く泣くハサミを入れた。 そんなときに、米倉誠一郎先生が率いる「南アフリカツアー」を発見。 海外には全く興味なかったが

          アフリカで見つけたのは、彼でなく夢だった。

          始めるとしたら、どんな覚悟を持ちますか?

          今週、世界元気塾の事務局として務めた中竹塾が最終講義を迎えた。 中竹竜二先生は早稲田大学ラグビー蹴球部元監督。 2期に渡って、先生のアシスタントを務めた。 中竹先生は決して熱く語らず、終始穏やか雰囲気を作り出す。 しかし、中竹先生の授業を受けると、「こんなの叶うわけないよ。。と思うことが、いやいや、未来を変えるのは私自身だよね!」と沸々と熱い思いが沸き上がってくる。 塾生の皆さんの表情がきらっとするたびに「中竹マジックだ!」と心の中でいつも呟いていた。 その最終講義。

          始めるとしたら、どんな覚悟を持ちますか?

          勿体ないの正体は・・・

          私の夢は、まだ使える廃棄ウェディングドレスをもう一度輝かせること。 後継者がいないことを理由に、富士宮にある衣裳店を畳んだ店主の廃棄ウェディングドレスを再活用することが今の目標だ。 今は、このご縁を繋いでくれたマルモさんの美容室に保管してもらっている。 今日は、始発の新幹線で富士宮の美容室へ向かった。 マルモさんと、ドレスを一着ずつ確認する作業の中、「やっぱり勿体ないよね。」という言葉ばかりが飛び交う。 見れば見るほど、触れば触るほど、捨てるとか、パーツとして再利用は勿体

          勿体ないの正体は・・・

          岩手県のクリーニング屋さん。

          今日は岩手県のクリーニング屋を経営するIさんについて書きたい。 「ドレスを取り扱うなら、彼に相談してみるといいよ。」と知り合いからI さんのことは聞いていた。 時が経って早4年。当然だが連絡もせず、そのままだった。 しかし、そのⅠさんが、私が事務局として携わる世界元気塾に今期入塾してきたのだ。しかも、私がアシスタントを務めるクラスに。 「これって奇跡かも!」と胸が高鳴った。 でも、廃棄ウェディングドレスの活用をもう一度トライする勇気もなく、Iさんに相談せずに時は流れ続け

          岩手県のクリーニング屋さん。

          ドメインをプレゼントされた日。

          noteの開始早々、親友から「まゆゆ、ドメインを作ろうよ!」とメッセージが送られてきた。 彼女は、世界元気塾で共に活動し、今では他愛ない会話をする仲で、私は勝手に親友だと思っている。 ITに疎い私とって「ドメインって何?」。。 「屋号だよ。屋号を作ろう!何にする?」と優しく教えてくれる親友。 色々会話を繰り返す中で、「SDGsWedding」と名付けました。 プロジェクトの名前が決まって感動していた束の間、 「ドメインできたからね!私からのプレゼント。次はサイト作ろう!」

          ドメインをプレゼントされた日。

          『富士宮衣裳店の奇跡』を始める。

          今、私の目の前に廃棄処分される100着以上のウェディングドレスがある。 「知り合いの衣裳屋さんが店を畳んだから、ウェディングドレスを見に来ない?来週には廃棄するのだけど・・・」と数年ぶりに知人から連絡が来た。 慌てて駆け付けた静岡県富士宮にある衣裳店。 シャッターが下ろされ、電気もガスも通っていない店内にズラリとドレスが並べられていた。 どのドレスもバブル時代を彷彿させるデザイン。正直、今どきではない。 しかし、20年以上経っているであろうドレスたちは、どれもが新品のよう

          『富士宮衣裳店の奇跡』を始める。