Web制作のブラックな制作環境は、料金以上の過剰なサービスや対応を求めるブラック顧客が生み出す。
現在、広告代理店や制作業界界隈では、電通の残業問題を受けて、残業を減らそう、働き方を変えようという動きが見え始めています。少なくとも広告代理店ではそういった動きが目に見えてきました。
とは言いながらも抱えている仕事量は変わらないので、これから客先から直帰しても良いけど、どこからでもメール対応できるよう、会社からノートPCが支給されたりと、実質あまり変わっていないようにも見られます。
では、制作会社はどうなのでしょうか?
制作業界は残業が多く、ブラックな会社が多いという噂をネットでもよく見かけます。
たしかに、労働時間が多い制作会社は結構多いです。
その原因は社内にもありますが、社内すなわち顧客との関わりにもあるのです。
今回は実際にいるブラック顧客と、そんな一癖ある顧客とも円滑に仕事をするポイントを挙げてみます。
実際にいるのはこんなブラック顧客だ!
制作業界は物販とは異なり、会社の業務時間や制作内容に関係なく、様々なオーダーが顧客から入ります。
中にはプライベート時間まで侵入してくるようなことも多々あります。
では実際にどんなブラック顧客がいるのでしょうか?
制作会社の業務時間に関係なく連絡してくる顧客。
たとえば、10:00~19:00が勤務時間の制作会社に対して、平気で19:00以降の修正対応を求めてくる、こういう顧客はよくいます。特に代理店の方は働き方革命が進んでいるとはいえ、こういう傾向にあります。
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