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golang privateとpublicの使い方と注意点

Go言語において、変数、関数、型の可視性は、その名前が大文字から始まるか小文字から始まるかによって決まります。
これは他の多くのプログラミング言語に見られるpublicやprivateのキーワードに相当するものです。


Public(公開)

定義

識別子が大文字で始まる場合、それは公開されています。
これにより、他のパッケージからその変数、関数、または型にアクセスすることができます。


使い方

パッケージ外からアクセスを許可したい関数や型は、名前を大文字で始めます。

package math

var Pi = 3.14159

func Sum(numbers []int) int {
    total := 0
    for _, num := range numbers {
        total += num
    }
    return total
}


Private(非公開)

定義

識別子が小文字で始まる場合、それは非公開です。
同じパッケージ内からのみアクセス可能で、外部からはアクセスできません。


使い方

パッケージ内部でのみ使用する変数や関数は、名前を小文字で始めます。

package math

func secretFormula(x int) int {
    return x * x
}


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注意点

パッケージ設計

複数の関数や型が互いに密接に関連している場合、それらを適切に整理し、一つのパッケージ内にまとめることで、可読性と管理のしやすさを向上させることができます。


APIの安定性

公開APIの変更は後方互換性に影響を与える可能性があるため、公開するAPIは慎重に設計する必要があります。互換性を保つためには、公開された関数や型のシグネチャを突然変更しないように注意する必要があります。


セキュリティ

パッケージ外からアクセスすべきでない情報は、必ず非公開にしましょう。これにより、不正な利用を防ぎ、システムの安全性を高めることができます。


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