Rust loopとは 使い方と注意点について

Rustのloopは無限ループを作成するための構造です。

loopを使うと、特定の条件が満たされるまで繰り返しコードを実行できます。無限ループは、意図的に途中で抜けるための制御構造と組み合わせることで、一般的なループとして使用できます。

loopの使い方

基本的なloop構文

loopを使用して無限ループを作成します。

let mut count = 0;

loop {
    count += 1;

    if count == 5 {
        break;
    }

    println!("Count: {}", count);
}

loopを使って無限ループを作成し、countが5に達したときにbreakでループを終了します。

breakを使ったループの終了

breakはloopを途中で抜けるために使用します。

loop {
    let guess = get_user_input(); 

    if guess == 7 {
        println!("Correct guess!");
        break; 
    }

    println!("Try again!");
}

ユーザーの入力が特定の値に達したときにbreakでループを終了します。

continueを使った次の繰り返し

continueを使うと、ループ内の次の繰り返しに進むことができます。

let numbers = vec![1, 2, 3, 4, 5];

loop {
    let number = get_next_number();

    if number == 0 {
        break;
    }

    if number % 2 == 0 {
        continue;
    }

    println!("Odd number: {}", number);
}

continueを使って偶数の場合に次の繰り返しに進み、奇数のみを表示しています。

loopの特徴と注意点

無限ループのリスク

loopは無限ループを作成するため、意図的に終了させる仕組みがないとプログラムが停止し続ける可能性があります。
breakや条件による終了を確保することが重要です。

loopの柔軟性

loopは他のループ構造（whileやfor）では表現しにくい複雑なループに適しています。
条件に基づいてループを繰り返したり終了させたりする場合に便利です。

リソースの確保

無限ループでは、メモリやCPUリソースが過剰に消費される可能性があります。
意図的な終了が確保されていないと、プログラムが無限ループに陥るリスクがあります。

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