見出し画像

波打ち際まで

歩く

ゆっくりと歩く

佇む

真っ直ぐに佇む

ここに来れば逢える

聴かせてくれる

風の歌

肯定を喜ぶ木々の囁きと

赦しを讃える波の旋律に

時の流れすら その歩みを止める

私を覆っている粘っこい何かが

剥がれてゆく


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?