琥珀

心のリハビリは心の成長を感じることだと。《自分のために生きるということ》を呟き続けます…

琥珀

心のリハビリは心の成長を感じることだと。《自分のために生きるということ》を呟き続けます。 独白ではなく自己との対話を詩というもので表現出来たらと。 好きな詩人:岡真史 好きな音楽家:マックス・リヒター、ルドヴィコ・エイナウディ、オラファー・アルナルズ

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随想〜肯定の旅路〜January 21, 2024

ある日のこと お地蔵さんに出会いました とてもとても優しく笑いかけてくれました 僕は嬉しくて 嬉しいのに それなのに 「泣いてもいいですか」 そう呟いていました 誰かの犠牲になりたい それは全てを終わらせたいための自暴自棄だと本当は知っていたのです 自分の卑しさを暴き本心を棄てることでしか 「ありがとう」を言われないだろう と あの日 友人をわざと怒らせました 彼のメガネを弾き飛ばし逃げました 逃げながら僕は笑っていました これで終わる と心で泣いていました 顔が痒くて

    • 「そうだね」と「ちがうだろ」

      「そうだねぇ」 誰だってあるさ 合わせてしまう時 ずっと気にしてきたこと 大事にしてきたこと 不安に思ったこと やろうとしたこと 後悔したこと 自分を守ろうとしたこと 「ちがうだろっ」 俺だってあるさ 口にしたくなる時 昨日まで信じてきたもの 自分に対するやるせなさ 流れゆく水への諦め 抗おうとする純真さ 最後の砦は自分で壊せ 誰かのために捻じ曲げたこと 幾重にも 積み重ね 隙間には 風が吹き 嘆きか叫びか 祈りか絶望か 目覚め

      • つながり

        自分を大事にすることが 君を大事にすることだと 信じて 自分を信じることが 君を信じることだと ああ つながったよ

        • もういらない

          いつだって不意に傷みが走る 鏡なんか見なくたってわかるさ 今の顔は相当歪んでる 上を向け 鼻腔を広げろ さあ 思い切り吸え よし ゆっくり吐け 3回やったら目を見開け 承認欲求はもういらない 今までもずっとずっと 追い立てられなじられ責められて 誰もここにはいないのに 気付かぬふりも知ってるふりも 優しいふりも嬉しいふりも 愛したふりも愛されたふりも 正しいふりも綺麗なふりも 見捨てられ不安ももういらない ざわめきは何んため 生きるは何のため 涙は何のため 叫びは

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        随想〜肯定の旅路〜January 21, 2024

          耳鳴り

          いたいよ よんでるの きづいてほしいの せみが泣いてるね ひとりだね

          戒律を解放せよ

          感情は傷みを伴うのです 喜怒哀楽全ての感情に蓋をしたのですから 喜んでしまう事はとても辛いのです 一喜一憂をしない 喜んではいけなかったのです 喜びとは侮辱だったのです 悲しませたくなかったので 哀しみを引き受けました 怒らせたくなかったので 怒りは自分に向けました 楽しむことは恥ずべきことでした 孤独は命の定めだと決めました 施しを受けていたので 奉仕と犠牲を誓いました そう そうだったね だね そうだよね ここにいるよ

          戒律を解放せよ

          タイムラグ

          えっっと えっと えっと おいで おいで おいでよ うーんと うーんと うーんと ここにいるよ ここだよ あのね あのね あのね いいよ こっちだよ あ あ あ あ もう いいんだよ 見えないけれど あるんだ いつでも 

          タイムラグ

          出直し

          出たとこ勝負 あえなく撃沈 現実と妄想 虚しさは無感覚 涙は飛散せず 達成感と後悔 誇りは失わず 埃を纏ったまま 顔は前を 心は天を そう やれることはやったのさ 雨は降り出し 生き直しは振り出し 生き直しは出直しだ

          時 時を削りながら 探して来たのかい 時に泣き 時に笑い 時に怒り 時に俯き 時の向こうで手招く 光から聞こえる 微かな希望に 身を震わせ 時の歓喜に 心を躍らせ 闇の中で揺蕩う 戒めのワルツ 時に終わり 時に始まり 諦めは熟成され 欲望に取り残され 生きるために 時を貪りながらでも 時に追い立てられても 時につまづいても 時と共に 残された 時は君だけのもの 僕は時に微笑むだろう

          My determination

          確かにあの時 覚悟を決めたんだ けれども 愛される覚悟は 感情を更に鈍らせ 愛する覚悟は 戒律を強固にし 気付かぬうちに 気付けば いつも泣いていたっけ 愛して愛されて いるはずだったのに あぁ 今なら わかるよ それは依存 ただの依存 今 自分の意思で 自分の言葉で 思いを伝えようとするならば その結果に覚悟を持てるのか どんな結果でも受け入れられるのか 何があっても自分を 信じられるのかい 何があっても自分の 行動に 覚悟を 持てそうだね 出た

          My determination

          forgiveness

          でもね いいんだよ ああ 知ってるよ そうだったね でもね いいんだよ ああ そうだったね 憶えているよ でもね いいんだよ よく生きてきたね いいんだよ いいんだよ いいんだよ いいんだよ

          forgiveness

          ある日の帰り道 ぷう ん?!今のは何?ため息?それとも口から出たおなら? ぷ♪ぷ♪ぷ♪ぷ♪ 笑顔が元気をくれたから思わず ぷっぷーーー! いいね! ぷっぷーーーーーーーーーー! もう一丁! ぷっ    ぷーーーーーーーーーーーーーーーーーー! ぷっぷーーーーーーーー!! ぷっぷーーーーーーーーーーーー!!! 握りしめたグーを交互に突き出して! ぷ! ぷーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!! 車の中で僕は満面の笑み 渋滞中のみんな良か

          おやゆびをなかに

          めをとじて まるまって いきをすって いきをはいて おもいでは ゆるしてあげて きづいたら みとめてあげて あのころには あのころの わたしがいたのですね おやゆびをなかに おやゆびをなかに おやゆびをなかに おや 指を中に

          おやゆびをなかに

          憚られる語られる

          あの時も 僕は たくさんの人がくれた言葉が 僕を もう沢山だと かけがえのない時を 僕に 勘違いだと 過ぎ去り 置き去り 泣きじゃくり 他者を労わるのは他者がいるから 自分を労わるのは自分が 今ここに いるから 彼の悔しさ 彼女の切なさ 僕は何を語ろう

          憚られる語られる

          seize the day

          踊らされるなよ 自らの意志で 自らの言葉で 踊れよ 心配するなよ やがて訪れるさ 全ての終わりが 前を向け 命を燃やせよ 僕も 君も Carpe diem

          seize the day

          そして

          自分を 肯定する ではなく 自分を 肯定 して いいんだ 自分のために生きていい ではなく 自分のために生きる なんだ ね