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「循環するGiveとは?~子どもと大人のバディプログラムで生まれたつながり~」@アトリア参宮橋 イベントレポート

こんにちは。We are Buddies(以下、WAB)の西田夏名葉です。
先日、「循環するGiveとは?~子どもと大人のバディプログラムで生まれたつながり~」というテーマで、イベントが開催されました。
このイベント、愛溢れる素敵な時間と空間で、私たちにとっても改めて大切に思うことに立ち返れたような気がするんです。
少しでもあたたかさが伝わってくれ…!とイベントの様子をお届けするべく筆をとっています(キーボードをカタカタしています)。

プログラムに参加する保護者から、寄付者へ

愛梨さんからWAB立ち上げ背景や活動状況をお伝えしたあとは、立ち上げ初期から保護者として関わっている平田実穂さんが登壇。
お子さんがプログラムに参加して感じたことを保護者の目線でお話してくれました。
会場には、同じく子どもがいる方々が多く参加していましたが、「実際お子さんは大人バディと何して過ごしているの?」「大人バディの人と子どもが合わなかったら…と不安じゃなかった?」などという質問に、"生の声"として答えてくれました。

そして話題は、実穂さんが最近立ち上げられたシルバージュエリーブランドについて。なんとその売上の一部をWABに寄付しつつ、両方の活動を広める仕組みをつくってくれているのです…!
↓チャリティーコラボの詳細はこちら↓

「"国際協力"とか"社会貢献"って構えちゃうんじゃなくて、ジュエリーが好きな人が好きなものを買うことでGiveできる、という気軽さを大事にしてる」って言葉がすごく印象的でした。
お話を受けた愛梨さん。参加者も運営もできるだけ境界線をなくしたいと思って活動してきたので、一緒に広めていく仲間として、まさにGiveの循環が生まれているのが本当に嬉しい、ととびっきりの笑顔😆

気づいたら大人バディ、気づいたら運営側に

続いて、愛梨さん・実穂さんに加え、大人バディ・子どもバディそれぞれとして関わっている参加者を交えてトークセッション。

その”大人バディ”は実は筆者で、WABとの最初の関わりは、2年前にプログラム参加者としてスタートしているんです。
WABの大人バディは、わかりやすい見返りや報酬がすぐに返ってくるわけではありません。「なぜ大人バディになろうと思ったのか?」「なぜGiveするのか?」と問われ、あらためて思い返しました。
当時は、友達から話が合いそうだからと愛梨さんを紹介してもらい、その1,2週間後には今のバディと出会っていて。私としては、なぜ大人バディとして参加するかを熟考する前に、その子がいたからはじまった、という感覚でした。

私のバディ、出会った頃は小3で今は小5。お姉さんになったなあ。

でも今思うと、私はずっと"役割のない関わり"を探していたのかもしれません。
元々学生時代は、児童養護施設や不登校の子の塾でバイトしたりなど、教育や福祉に興味を持っていたのですが、就活のタイミングで"先生として" "サービスの提供者として"子どもと関わることに言語化できないしっくりこなささがあり、結局全然違う仕事に就きました。
そしてあれよあれよとWABとのつながりが濃くなり、今は運営側として、とてもナチュラルに、気づいたらGiveの循環がまわっていた、というお話をしました。笑

子どもバディの中学生が、大学生に

オンラインから参加してくれた子どもバディのゆいさん。
会場の画面に映されたのは、素敵な大学生のゆいさんですが、大人バディと出会ったのは中3の時。
当時はちょうどコロナの時期でもあり、自分が将来何をしたいか決めなきゃいけないし、人に話せるくらいのことを持ってなきゃいけないんだろうけど、あんまり人に話せない、と悩んでいた時期だったそう。

「思春期、多感な時期にバディがいることってどうだった?」という会場からの率直な質問に、「大人バディの人がいつも前向きで楽しそうだったから、こういう人生をおくりたいなと思えた」「挑戦したいときに色んな大人繋いでくれたり、機会をつくってくれていた」と振り返ります。

今でも何かあったら話す存在だという大人バディに対する「出会えてよかった」という言葉に、会場からも何ともいえない静かなどよめきが。
私たちとしても、活動していて、子どもバディからの言葉をここまできけることはなかなかないので、胸が震える時間でした。ありがとうね。

”わたしなりのGive”があたたかな循環をうむ

最後は、参加者のみなさんといくつかのグループにわかれてダイアローグの時間。「自分の好きなサービスや事業に対してしたことのあるサポートや応援」をテーマに参加者どうしシェアしました。

  • ギャラリーに行って好きな若手クリエイターの作品を買っている

  • 気に入ったお店などは積極的に口コミを書いて発信するようにしてる

  • 自分の子が遊んだプレーパークが、今度はその子が子育てをする時にあってほしいとバザーを企画し収益を寄付した

  • WABに参加する保護者として、少しでも活動を広める応援になればと新聞の取材を引き受けた

などなど、様々なGiveのかたちがあるんだな〜と実感しました。
そして、それぞれの気づきを伝えあい、イベントは終了。


"Giveしてあげている感覚" というより、"その人なりの想いや好きなこと、できることが起点となること" が自然な循環をうむ。
その過程が、価値観や見たい景色を共にする人たちを繋ぎ、自分がGiveしたものより大きなGiveが返ってくる、という繰り返しなのかもしれない。

WABの活動も、私自身の在り方も、これからもそれでいいんだな、とちいさくあたたかな確信をもった1日でした。


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We are Buddies って?
子どもと大人がバディとなり、遊んだり話したりしながら、細く長い関係性を築きます。保護者の方だけが子育てを頑張るのではなく、多くの大人が関わり、登場人物みんなが力を抜いて、優しい気持ちになれる社会を目指し立ち上げました。

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