My Fxxkin' Valentine

万物の霊長　気取る　高級なサル
くわえる　射精　マテリアル
マゾヒスト　ハートブレイカー
女王様たち　そそる未来

中学校に入ると、毎日友達と遊びまくるようになりました。
漫画では「ろくでなしBLUES」「特攻の拓」「今日から俺は」「クローズ」「湘南爆走族」が仲間内で流行っていて読んでいました。
そのうちに友達の兄ちゃんや先輩たちとも遊ぶようになってくると、やばい人達を見るようになってきました。

人を刺して少年院に入っていた人。
30歳を過ぎても中学校の体育館裏で○ンナーを吸いながらボジれている人。
中学生の僕等からお小遣いを巻き上げる人。

そういう人達を見ていたら「こういう大人になったらヤバイなぁ」と思ってきました。
その人たちの共通点は、中学校を卒業して働きに出たけど長続きせずに【仕事をしていない】でした。
僕は同じようになりたくない一心から、中学校3年になると勉強を始めました。
元々母親の焼き鳥屋でアルバイトをしていた大学生のお兄ちゃんに家庭教師をしてもらい、中学1〜2年の勉強を教えてもらいながら受験勉強も始めました。

ギターを始めた時もそうだったのですが、何かにハマるともの凄く集中するタイプらしく、今までやったことのない勉強を毎日やるようになりました。
家計のことを考えると公立高校に進学したかったのですが、付け焼き刃の勉強で受かったのは私立の高校でした。

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離婚してからは、父親に一切連絡を取らなかった母親が、この時に初めて父親に連絡をしたそうです。
（ちなみに離婚後も慰謝料は一切もらっておらず、母親が父親にお願いすると「俺は訴えられて刑務所に入っても慰謝料を払う気は無い」と言われたそうです）
そうです。高校入学の費用を借りるためです。
しかし、この時にも貸してはもらえず、僕は母子家庭向けの奨学金を借りて入学することになります。
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せっかく高校に入学できたのですが、自分が思っていた高校生活とはまったく違っていました。
「BE-BOP-HIGHSCHOOL」みたいな自由なハイスクールライフを想像していたのですが、現実はまったく違っていて、軍隊のような生活でした。
担任が柔道の顧問だったこともあり（部活は全国でも有名な高校でした）、普通に殴られていました。

1年生の夏休み前に友達とトイレでタバコを吸っていると、トイレの個室のドアがガチャっと開いて、なんと校長先生が出てきました！
友達（7〜8人）は皆いっせいに逃げ出したのですが、僕は逃げる気力がなくそのまま校長につかまってしまいました。
学校内を校長に連れ回されて、そのまま停学処分となりました。

別の日に母親を呼び出されて、担任と校長から事情を説明されたのですが、僕は友達の名前を最後まで出しませんでした。
そこで校長から「君たちみたいなのは友達でもなんでもない。クズみたいな集まりだ」と言われ、　学校に何の未練もなくなりそのまま退学してしまいました。