Day6_何を事業としてやりたいのか

どうも!180日後に起業する人です。
「起業するって言っているけど、何をやりたいの?」って聞こえてきそうなので、そこについてつらつらと書きながら、ゆくゆくは綺麗に整理できればと思っています。

やりたい事業領域

モノづくりの領域で事業を展開したいと考えています。クリエイターのためのインフラをアップデートして、

「世界中の創る時間を増やす」

をミッションに会社を作り、事業を展開していきたいと考えています。

モノづくりが強いと言われた国で生まれ、自動車・半導体等のモノづくり技術においても世界でトップクラス、そして独自の文化として世界中に認められつつあるキャラクター、アニメーション、漫画といったエンタメ。今までエンタメに魅せられて、精神的に豊かに過ごせてきていますし、キャリア上多くのクリエイターの仕事に魅せられてきました。

なぜ、モノづくり(クリエイター支援)領域をやりたいのか?

そんな多くのクリエイター(エンジニアやデザイナー、イラストレーター等)に触れながら思っていたことは、もっと"創る"ことに集中できたら、どれだけ世の中が良くなることだろうと感じたことです。そもそも大手企業の機械設計の人は、若手の頃にその会社の慣習に則った設計を求められ、元々自身で持っていた野心と創造性が殺される。そして、会社にとっての正解を探し求めるようになっていくシーンも見ました。一方、デザイナーやイラストレーターは買い切りの契約で自身が作ったことすら対外的に発表ができず、権利を企業に譲渡するケースも多分にありました。その結果、ポートフォリオを増やせず、キャリアの積み上げに苦しんでいる人もいました。また、アニメーターは業界慣習的に痺れるほど安い給料で、遅くまで作品作りに時間を割いていたりしました。

これらの状況は、以前より改善されているところも出てきているかもしれません。ただ、こういった機会損失を無くしたいと前半のキャリアで思い、今は更に現在の技術やトレンドを踏まえ、創ることに集中するインフラづくりのためにやれることが沢山増えてきています。だから、「今やるしかない」と思っています。

そもそも、モノづくりとは何なのか?

モノづくりは人間にとって、幸福度を最高に感じられる行動であると考えています。動物と比べて、身体的にひ弱な人は、モノづくりをすることで生き永らえてきました。生存本能として、モノづくりは人間に組み込まれているように思えます。そして、人類の発展はモノづくりの発展であると言えるのではないかと考えています。もっと新しいものを作れたり、誰かのために作る時間が増えることは、多くの人の能力が解放され、世界がより加速度的に発展するのではないかと思えます。何かをトレースするような単なる作業としての制作の時間が減り、新しい価値や誰かのための作る時間が増える世の中になったら、どう変わるでしょう。人が宇宙にカジュアルに行けるようになるまでの期間は早まると思うし、空を飛ぶ車の交通整備も進み、我らが愛するネコ型ロボットが実現するかもしれません。そして、人類の最大の負債テーマである地球環境の問題とかも解決する、そんな世の中になっているかもしれません。

僕がモノづくりのための事業をやる理由

大義名分は沢山話したので、よりパーソナルな話をします。僕は小さい頃からモノづくりが苦手でした。手先が不器用だったことと、体を動かす方が得意なパフォーマータイプだったので、モノづくりのロマンに気づくのが遅かったのです。レゴとかは買ってもらったものの、姉にお願いして作ってもらって、完成したもので遊んでました。そして、満足してました笑

事業開発キャリアを積み上げた自分が、この領域の事業や会社を作ることは、パフォーマータイプの自分へのある種の救済(サルベージ)になっているとも思っています。僕が事業を通じて、僕自身が良いモノづくりできるようになったら、その時の世の中はとっくに変わってるはず笑。そして、そんな自分だからこそ、今まで会った多くのクリエイターに魅せられて、世界を大きく好転させることを成し遂げたい。そう思った訳なのです。

上記のような色んな理由を並べていますが、要するに"モノづくり"に魅せられている訳です。具体的な現在の社会課題と検討している事業の角度とかは、また別の投稿の時に言及できればと。最後に好きで読んでいた雑誌のタイトルで終えます。

モノヅクリはモノガタリ

『広告|恋する芸術と科学』

色んなモノづくりを通じて、より多くの物語が紡がれますように。

180日後に起業する人

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