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人がなにかから逃げるまでの思考を少し整理した話

人間生きてればうまく行かないことはあると思います。
むしろそんなことばかりなのかもしれない。

そういった場面に出くわしたときに、「逃げない」「自暴自棄にならない」「諦めない」等々、人に前を向かせるための言説は多数ありますが、もう少し「逃げる」というところの詳細を言語化できたら、元気な頃の自分に戻る筋道を立てやすくなるのだろうかと思ってふと考えてみました。

あ、あと一応ですが、「逃げる」という表現こそしているものの、それ自体に付いての良い悪いを述べている内容ではありません。ただそういう現象を述べているものと捉えていただけると幸いです。

人がなにかから逃げるまでのプロセス

1.うまくいかない(ことが続く)
2.感情を表に出す(言葉や行動で)
3.「さよなら」を言う
4.逃げる(ように環境を変える)

それぞれの思うところについて。

1.うまくいかない(ことが続く)

「誰かにわかってもらいたい」と思っている自分がいます。

そして、「だから誰かに相談をする」人とそうでない人がいます。
相談し、自分のことを誰かにわかってもらったひとは、以降のプロセスに進まない割合が高いかもしれません。

2.感情を表に出す(言葉や行動で)

「不満そうな顔」
「元気のない声」
「落ち着きのない姿」

を見せることによって誰かに声をかけてもらいたい、と思っている自分がいます。

そして、「誰か声をかけてくれる」人がいる人とそうでない人がいます。
声をかけてもらったときに、誰かに相談でき、自分のことをわかってもらった人は、以降のプロセスに進まない割合が高いかもしれません。

3.「さよなら」を言う

1と2のプロセスを長らく続けて、その人の中での限界を迎えたとき、周囲・関係者に対して「さよなら」といいます。

このとき「ちょっと待ってよ」と誰かに言ってもらいたい自分がいます。
そして引き止めてもらったときに、深く・真剣に向き合ってもらって相談でき、自分への理解が得られた人は、もしかすると以降のプロセスに進まないこともあるかもしれません。

4.逃げる(ように環境を変える)

最終的に逃げたあと、その行動によって「自分は環境を変えなければならないほどつらい思いをしていたんだ」と周囲・関係者に対してわかってもらいたい自分がいます。

書いてみて思った

いやー、甘えんぼさんだな自分は、という気持ちで書きました。
自分だけですかね、こういうプロセスをたどるのは。
自分の観測範囲だと結構いるんじゃないですかね。

言い換えると、こういう思考を自覚的に認知することでひょっとしたら自分が自暴自棄になったり、逃げ出したりすることを回避できるようになるかもしれません。

それができるように関係性を作ったり、コミュニケーションの力を高めていくことが、投げ出さない大人として成熟していくことの一側面なのかもしれない。日々精進ですね。

あ、ちなみに一応ですが、こんな内容の記事を書いてますが、元気にやっていますのでご心配なさらず(誰宛?)

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