「和をもって尊しとなす」が日本人を弱くしている?
私はフランス映画やドラマをよく観ます。
キャストが多民族で宗教も違い
とても面白いから。
お互いの考えを尊重しつつ、伝えにくいこともハッキリと相手に伝え、かつ相手の意見も聞く。衝突を恐れず、対話で落としどころをつける。
これを小学生でもやっていて
観ていて何と清々しい!!
その点、私は
単一民族の日本に生まれ「和をもって尊しとなす」の教えのためか
あまり建設的なぶつかり合いは幼少期から
経験してこなかったと感じます。
むしろ「言わなくても分かるよね」的な
分かりあいたい気持ちが強くて
自分の意見を言わない傾向があります。
そしてマジョリティから外れる人と距離を置いたり、ひどい場合は仲間外れにしたり。
わかり合いたい気持ちが強すぎて
自分とは異なる人に
「どうして理解してもらえないのか?」と感情的になってしまい
健全に意見を交わす手段を取らないのは
ストレスに繋がっていると思います。
そもそも「和をもって尊しとなす」を調べると
という意味が含まれていました。
遠慮して言わない!
対立が恐い!
そんな心理が日常的に存在している。
そう考えるようになりました。
○○は善処するけれど
△△は出来ない
このようにハッキリ言える強さこそ
陰湿なトラブルや職場のストレス問題を軽減する秘策ではないか?
今日はそんな提案をして締めくくります。
\ 本日も読んでいただきありがとうございました /
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1on1とキャリア自律の専門家
八木美和@社外メンター