恥かけ！ 常識クイズ！！

　皆さん、こんにちは。あなたの常識はワタクシの非常識。木賃ふくよし(芸名)です。
　いきなりですが、ワタクシはゲームが好きです。ゲームと言っても色々ありますが、近年もっともポピュラーなスマホゲーム、ソーシャルゲームをはじめ、カードゲームやテーブルゲーム、ボードゲーム、TRPGに至るまで、大体のゲームが好き、という節操のなさ。
　
　ここ１年ほどで、ワタクシが開発したゲーム(遊び)はいくつかありますが、個人的に、もっとも流行ってほしいと願うゲームは「常識クイズ」である。

　概要:あなたが常識だと思う事柄をクイズにして、非常識な人間を炙り出すゲームです。

　簡単な遊び方説明:自分が「コレは常識だろ、、、？」と思えるギリギリラインの問題を、クイズとして出題し、残りのプレイヤーが解答者になる。
　プレイヤーが４人(最低人数)いた場合、１人が出題者、残りが解答者である。
　問題に対し、１人だけが誤答すると間違ったプレイヤーは１減点。
　正解したプレイヤーは加点減点なし。
　出題者は＋１点。

　２名(解答者3名の場合)が間違えると、誰にも加点減点はない。

　全員が正解する、あるいは全員が不正解の場合は減点１となる。

　要するに、解答者１名だけが答えられない、ギリギリの範囲の常識をクイズにして行かねばならない。

　適正人数は、４~５人で、出題者はローテーションで順番にやっていく事が望ましいが、出題が苦手な人も多いので、得意な人に任せるのも手だ。
　慣れないうちは持ち点５で、慣れてくると３点ぐらいでいいかも知れない。

　簡単な例を書いておこう。プレイヤーは４人。

　A(出題者) 「常識クイズ。三国志で知られる三国とは、魏と呉と、あと一つは？ わかる人だけ挙手をお願いします」

　B 「はい」
　C 「はい」
　D 「はい」

　A 「全員わかりましたか。では、一斉に答えをどうぞ」

　全員 「せーの」
　B.C 『蜀』
　D 「唐」

　A 「正解は蜀ですので、Dさんが減点１。私が得点1です」

　点数 A6 B5 C5 D4
　ここで1ゲーム目が終了。

　続いて、Bの出題。

　B(出題者) 「常識クイズ。アメリカの独立記念は？ わかる方は挙手をお願いします」

　A.C.D『はい』

　B 「では、正解を一斉に。せーの」
　A.C.D 『7月4日』

　B 「全員正解しちゃったので、私の減点です」

　２ゲーム目終了。点数はA6 B4 C5 D4

　C(出題者) 「では、常識クイズ。猪木寛至と言えば、アントニオ猪木。馬場正平と言えば、ジャイアント馬場。じゃあ、吉田光雄と言えば？ わかる人は挙手」

　A.B.D 『、、、、、、』

　C 「誰もわかりませんか、、、。私の減点ですね。ちなみに答えは長州力です」

　３ゲーム目終了。点数はA6 B4 C4 D4

　D(出題者) 「では出題します。常識クイズ。ピアノの鍵盤の数は？」

　A.B.C. 『、、、、、、』

　D 「えっ？ 誰もわからない？ 88鍵です。僕の減点ですね」

　４ゲーム目終了。点数はA6 B4 C4 D3
　これを繰り返し続けて誰かが０点になると負け。

　問題はどんなものでも良い。基本的に１人だけの不正解を出せば、実質常識かどうかは、さほど問題にならない。
　無論、誰も答えられない難問、全員が答えてしまえる問題以外のラインを狙うのもいい。
　参加者が特定ジャンルに詳しいとか、１人だけそのジャンルに疎いとか、そういう問題作りもいいだろう。

　例題としては、

　「ササニシキと言えば米ですが、サトウニシキと言えば？」

　「ボクシング世界王者は何位ですか？」

　「麻雀用語から一般普及した言葉『リーチ』を漢字で書いてください」

　「ハローキティなどで知られるサンリオの本社の所在地は？」

　「徳川最後の将軍の名前は？」

　「ph値9は何性？」

　「化粧品にある数値SPFって何の数字？」

　「アルセーヌ・ルパンの原作者は？」

　「ゴッドファーザー、地獄の黙示録などで知られる監督は？」

　など、基本的に自分の中では割と普通だし、多分みんなも知ってるはずなんだけど、まるで興味がない人は絶対に知らないって感じのネタを問題にしてください。
　相手の嗜好を考慮したり、問題を作るセンスが問われたり、これぐらいは通じるはず、、、がまるで通じなかったり、これは１人ぐらいは間違えそう、が満場一致の正解だったりと、

　自分の常識が
　まるで常識じゃない

　ってことを痛感できます。
　出題者に回っても、回答者に回っても、「私の常識は、他人の非常識」が体験できるので、是非とも恥をかいて、恥をかかせて、

　常識なんて
　あやふやなモンなんだな

　と、認識を改めて欲しいところです。
　皆さんも是非、数人を集めて楽しんでください。現役学生や、エリート、雑学好きとか、知識人とかを集めると、赤っ恥具合が増して楽しさ倍増です。

　※ この記事は無料ですが、¥100で先ほどの例題の解答が見られます。