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吾輩はロボである。


 皆さん、こんにちは。今日もまた、夏目漱石の「吾輩は猫である」と、アイザック・アシモフの「われはロボット」を究極合体させてしまいました。 木賃もくちんふくよし(芸名)です。

 ロボといえば、DCが誇る破天荒悪漢ヒーロー(?)、ロボの事ですよね!?

 あ? え? 綴りが違う?

 ロボってロボットのROBOなんですか? それじゃ、DCのヒーローであるLOBOの話じゃないんですね。
 うーん。英語的に言うと、ROBOTは、ROBOではなく、BOTと言う方が正しい気がしますが、皆さんはDCのロボなんか知らないって言うし、とりあえず巨大ロボット物の話をしたら喜ぶそうなので、仕方ないです。

 それじゃ巨大ロボットの話をしぶしぶ始める事に、、、


 (´・∀・)」 すると思ったか?


 残念だったな。


 (´°Д°)」 そして、
 DCのロボの話でもない。


 本日のテーマは、

 ついに登場したロボットサーバントである!!


 ババアァーーーーーン!!


 え? 今さら? と思うかも知れないが、ワタクシは昨日初めて、ロボットが給仕サービスをしてくれる飲食店に行ったのである。

 ぶっちゃけ、存在は知ってたが、そんなのまだまだ東京だけにしかないんだろ? って思ってたら、半年前ぐらいから、


 ( ・∇・) 大阪にありますよ。


 (・∀・) 京都にもありますよ。


 って話をチラホラ聞く事になり、


 (´°Д°)」 行ってみてええええええ!!


 ってなってたんですが、昨日、人様に連れてってもらった焼肉屋(以前来た事がある店だ)が、なんと、


 (´・Д・)」 ロボット給仕を開始してた。


 (´°Д°)」 マジかよ!?


 ワタクシのテンションは爆上がり。ロボットの給仕を受けたくて仕方ありません。ヒャッホウ。
 ロボットカフェだの、ロボット居酒屋だの、今さら何を驚く事が? と思う人はいるだろうが、まだこの日本にはコンビニさえ近所にない町が沢山あるんだぞ? ほんの8年前まで、スタバがない県だって存在してた。
 そして、存在する事と、体験した事は別なのだ。自分が体験してないなら、存在してなくても大差ないではないか。

 言っておくが、まだロボット・レストランなんてモノは、国民の9割以上が体験していないのが現実なのだ。
 それを体験できる機会に巡り会えて興奮しない方がおかしいだろう?

 だいたい、考えてもみろ。

 SF作品では、必ずと言うほど叛逆を企てるのがロボットどもだ! ワタクシが奴らの叛意を確かめなきゃどうするんだ!
 地球の未来が掛かってるんだぞ!?



 てな訳で、基本性能を見る限り、思ってたより速く走る。


 思ってたより縦長。


 案外と静か。


 なんか走り回ってて可愛い。



 そして、


 デザインがなんか、


 (´・Д・)」 可愛くない。



 で。最初は、ワクワク感が半端なかったんだが、基本的に料理を運んでくるだけで、それ以上の未来感がないのだ。

 まあ、料理をテーブルに運んでくれるだけで御の字なんだけど、テーブルに運ぶだけで、料理を取り出すのは、


 (´°Д°)」 客の仕事。



 客の手間増えてんじゃん。


 だが、それで腹が立つとか面倒臭いなんて気持ちはない。どっちかと言うと、


 ヽ(;▽;)ノ よく持ってきた!
 キミの料理は確かに受け取った!


 さあ、行きなさい! 行くんだ!



 って傷付いた野生動物の手当てが済んだから、森へ帰そうとする感じ。
 そーいや、お掃除ロボットのルンバに愛着が湧いてしまう人が続出してると言うが、それに近いのだろうか。
 そんな事を考えながら、給仕ロボットを観察する。

 観察してれば愛情が芽生えるか。



 (ヾノ・∀・`) ナイナイ


 結論から言うと、皆さんは、

 自動販売機に愛着を感じるだろうか。いや、感じる人がいてもいいんだが、


 (´・Д・)」フツーは
 特に何も思わない。


 思わないのである。なので、給仕ロボットに最初感じた「可愛げ」ってのは、割と儚く消え去ってしまったのである。

 なんか、付き合い始めの恋人を魅力に感じてたはずが、1発やった翌朝に、


 (´・Д・)」 あれ?


 と、なんか気が済んじゃったのか、


 急にどうでもよく感じてしまうアレ。


 別に、賢者タイムってほどではないし、そうなるとは限らないが、今回は見事に、



 ( ˙-˙ ) すん。


 って感じ。
 しかし、それが悪いかと言うと、そうでもない。

 なまじ人間相手だと、



 (´°皿°)」 気が利かねえなぁ!


 って思う接客も、機械相手なので、別に何も思わない。

 コレは大きい。ワタクシは基本的にクレーマー体質じゃないので、むしろイラつくのだが、サービスセンターに電話した時、


 (´・Д・)」 自動音声案内に
 怒っても仕方ないやん?


 機械や犬猫や乳幼児には言葉が通じないって前提があるから、愛着面で何も思わない一方、サービス面でも特に何も期待しないのだ。

 そして、思ったのである。



 (´・Д・)」 接客なんて、
 こんなモンでイイよね?


 って事である。
 そう。我々はコンビニを始め、各種様々なサービスを受ける際に、過剰に笑顔やミスのなさを期待してはいまいか。

 金を払ったら等価交換で商品が来た。


 (´・∀・)」 それでイイじゃない。



 ってワタクシは思うのである。


 笑顔や愛想なんてのは、+αのオマケみたいなモンだ。無論、オマケ目当ての人もいるだろう。+αがマイナスかも知れない。
 だが、客側がそれを当然のものとして要求するのは間違いだと思うのである。

 +αなんてのは何でもいい。店員が可愛いとか、最寄りだとか、ロボット給仕が楽しめるとか。
 それが気に入らなきゃ行かなきゃいいだけ。
 ワタクシはそう思うだけの事である。
 
 言われてみりゃ、初めてカップヌードルの自販機を見た時は興奮したし、いざワクワクで買ってみたら、「何だ、こんなモンか」という感想だった。
 今回のロボット給仕も、期待値が高過ぎただけで、まあ、こんなモンって感じである。

 強いて言うと、注文する時もタブレットで入力するのではなく、ロボット給仕に入力するシステムなら、もう少し楽しめたかも知れないが、



 (´°Д°)」 タブレット入力の方が、
 手っ取り早いから仕方ないね。



 アミューズメントってのは、効率化とは一致しない事が多い。


 ※ この記事はすべて無料で読めますが、ロボット給仕に賛成の人も反対の人も、投げ銭(¥100)をお願いします。
 なお、この先には、ロボットが人間の仕事を奪うのかどうか、について書かれています。


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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。