中二病ラノベで黒歴史を紡げ
皆さん、こんにちは。文章大好き。木賃ふくよし(芸名)です。
さて。今日は色々あって時間がないので、サクサク進めます。
ワタクシ、文章を書くのが好きです。
投げ銭がほとんど来ないのに、こうやって殆ど毎日文章を書いているのは、結局のところ、文章を書くのが好きだからです。
中学校ぐらいだろうか。小説家になりたいと思い、ずっと文章を書いてきた。
高校を辞め、働きながら文章を書いていた。
色々あって、自営業としてバーを経営する傍らも、ずっと文章を書いた。
中学までは、ノートにびっしりと鉛筆かシャーペンで書いていた。
高校の時に手に入れたワープロに打ち込んでいた。
自営業の頃は、パソコンで書いていた。
途中、色々あって、書いてなかった時期が合計して5年ぐらいあるだろうか。それ以外は20年ぐらい、ほぼ毎日書いてる。
ノートは、実家に置いてきたため、大掃除の際に処分されたらしい。
ワープロは長く使っていたから、ブッ壊れた時に修理に出しても、もうパーツがないと言われて書き溜めた文章は失われた。
パソコンで書いていた物は、ホームページに残しておいたが、プロバイダに入金を忘れて消失した。
今、なんとか残されているのは、Facebookに書き残したものと、このnoteに記したものぐらいだろうか。
いくらかは、処分を免れたノートや、プリントアウトしたものもある。
残っているものもそうだが、今、失われた文章を読めるとするなら、死にたくなるような恥ずかしさに見舞われる事だろう。
稚拙な文章や、若気の至り、浅はかな考えや、影響を受けてモロパクの作品もあるに違いない。(あと、直筆のモノは汚い字も)
きっと、おそらく、それは「黒歴史」と呼ばれるモノなのだ。
言わば、中二病ってやつヤツだ。
直視するのも耐え難いほどの辱めを受けるに違いない。
自分ではちゃんと書いたつもりでも、世間で馬鹿にされがちなラノベみたいなモノだってあるだろう。
だが、もし、叶うなら、ワタクシは失われた文章を取り戻したいと願う。
何故なら、失われたものは、文章だけではないからだ。
何を失ったか。
その時代の文化だ。
その年齢の感性だ。
その世代の感性だ。
その時の勢いや力だ。
確かに、年齢とともに少しは利口になれたかも知れない。経験とともに知識は身についた事だろう。
しかし、馬鹿だったから思えたこと、幼稚だったからこそ書けたことは沢山ある。
困った事に、人間は愚かで、大人になっていく都度、子供だった考え方や行動を忘れる。都合よく記憶を書き換えてしまう。
それらを記憶はしていても、同じようには感じたり、考えたりは出来なくなってしまうものなのだ。
だからもし、皆さんがそんな中二病満開の「記録物」を失っていないなら、どうか処分はしないでいて欲しい。
それらはひょっとすると、自分を助ける光明になるかも知れないのだ。
例えばそれが中二病全盛期だとしても、中二病の頃はこんな考え方をしてたんだ、と知る事が、思い出す事が出来る。
どれほど初恋の時、ときめいたか。
その時の感情や感性がどう綴られているか。
どうして冷めてしまったのか、そして、どうして別れたのか。
ただの日記でもいい。残す価値があると、ワタクシは思う。
もし、中二病のキャラクタを登場させる事があるなら、きっと役に立つ。
そんな風に役立てられる人間は少ないだろう?
ワタクシはそうは思わない。
多くの人は、結婚し、子供を育てる。
自分が子供の時、何をされたら嬉しくて、何をされたら悲しかったか。
自分という生の感情がどう思っていたかを知る事は、自分の子供や後輩や部下に、どう接すればいいのか理解する鍵になるかも知れないのだ。
だから、それがどんなに痛々しい記録であろうと、忌々しい記憶であろうと、簡単に捨て去っていいものではないと思うのである。
いや〜、それでもチョットなぁ、と思う人は多い事だろう。
だが、少しだけ考えて欲しい。
もし、プロスポーツ選手が、自分の成長を毎日記録していたとしよう。
最初の記録を笑うヤツがいるだろうか。
出来なくて悩む姿を馬鹿にするヤツがいるだろうか。
少しは出来るようになって調子に乗る姿を、嘲るヤツはいるだろうか。
新たな挑戦を腐すヤツはいるだろうか。
多分、ほとんどいない。
それはプロ選手になれたからだ? プロの漫画家の黒歴史を笑うヤツは少ないのと一緒だ?
果たしてそうだろうか。
プロじゃなくても、スポーツに打ち込んだ記録を笑うヤツは多くない。
もっと言うなら、それが学校の成績やテスト、通知簿だとしても、そんなに変わりはしない。
不思議なことに、それが創作物となると、恥ずかしいもの、馬鹿にされるものに成り下がってしまう。
おかしくないか?
それがヘタクソな頃の改造ガンプラでも笑わないくせに。
それが、成功した時の栄光への記録になるかも知れないのに。
自分や自分の周囲を救う可能性を秘めているのに。
だから、黒歴史だの中二病だのと自嘲する事はない。
だから、断言する。
ワタクシは、キミの黒歴史ノートを見ても、絶対に、
(´・∀・)」 笑うわ。
(´・Д・)」 役立つかどうかと、笑うかどうかは別の話だと思う。
※ この記事はすべて無料で読めますが、黒歴史がある人は投げ銭(¥100)をすると免罪されるとかされないとか。
なお、この先には死の魔法しか書かれてません。
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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。