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自分だけどオレじゃない

一人になりたくても一人にさせてくれない 独りになりたくないのに独りにさせられる もう独りでも良いから天邪鬼なこの街から離れようか どこでもいいから歩いて行こう、途中でくたばってもいいや 僕を知らない町を歩いたら閉館になった映画館に忍び込んで8mmフィルムを漁って埃被った映写機を一晩中回し続けよう 錆びついた線路の上を裸足で歩いていつか海へ辿り着くんだ 海に着いたらポッケの中にある100円玉を自販機に入れて缶コーヒーを買いたいな みんなを起こさないように音も立てず

    • 無くならないお酒と僕と

      いつもあいつと行ってた居酒屋に足を運んだら大将が自分の後ろを指差した そこにあったのはあいつと自分の名前が書かれたキープボトル。 すみません。 基本半年経てば捨てるけどこれは捨てられないから空けてね。 そう言ってくれた大将の優しさを握りしめた手の中で爪が突き刺さった。 一人でこれを飲み干すこと これが空になるまで待つこと 二人で空けられるまで頭を下げ続けること 何が償うということなのか 子供の頃に家の柱に引いた線とは対照的な残ったお酒 更に腐りもしなければ

      • じいちゃん

        辛かことば多かね、 じいちゃんの亡骸を見て堪えきれなくなって葬儀場の外で泣き崩れていた時にけんおっちゃんが「魚釣りばいけんごとなったね。」って声をかけてくれた。 いつも利己的で要領が悪いけんおっちゃんにおかんが腹を立てるのはわかるけどやっぱおれけんおっちゃん好きだよ。根はあったかくて良いやつなのわかっとるっちゃろ。 参列者に笑顔で挨拶を交わすばあちゃんに 「大丈夫?」と声をかけると 「大丈夫じゃなかごと、なんとか頑張っとぉさね。」と返ってきた。 91歳までじいちゃんと

        • 磊落

          早朝に目が覚めた。 窓から入り込む薄明かりがとても心地良くて懐かしくて、中学生の頃いつも散歩をしていた時の事を思い出し、気がつくと靴を履いていた 僕を育てた街、確かにそこにあった物を一つ一つと確認して歩いた。 するとまた衝動に駆られた バスケがしたい 衝動の赴くままに足を進めて辿り着いたのは実家のすぐ近くの公園でコートどころかリングも無い。 何故、ここへ来たのだろうか。なぜこんな衝動に駆られたのか。 今ならリングのついた公園が近くにあって体育館でバスケが出来る環

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        自分だけどオレじゃない

          君を好きにならない僕なんていない

          下手な嘘も上手な嘘も割と自信があって、他人に本音を見せていると思わせて見せていなかったり。そんなのが得意だからか、、 最初は彼女にも僕の思考や感情なんて伝わらないと思っていた。 ある日からは伝わってしまう事を怖れた。 なのに今じゃ伝わる前提で会話をしている。 いや、会話すらも。 僕が何か言いかけて、やめて、、 あ、これやっちゃったか、、この一瞬で全部バレちゃった、、かな?と思いながら目を見るとそれが確信に変わって笑いが止まらなくなる 僕が言いかけた事も、言葉を飲

          君を好きにならない僕なんていない

          ぼくが目指すぼくは

          優しくなろう、、。 優しくあろう。 人に優しくしてあげられないぐらい辛い時よりも、人に優しくしてあげられなかった事に気が付いた時の方がいつも辛いから。 人に優しくしてもらっておいて、余裕がある時だけ人に優しくあるのは辞めよう。 自分も相手も余裕がない時に優しいフリでもしてあげられる優しい人になろう。 頑張ろう、 頑張ろう。 どうしたらいいかわからなくて、何が不安なのかもわからない時は自分が不安だって事を理解することからね。 人に貰った優しさを真似してばかりの自分

          ぼくが目指すぼくは

          資本主義め2

          さっき書いた文章の外伝みたいな、また別のものなんだけどこれはただの文句だったりもする。 やっぱお金って腹立つべ。 人を測る尺度に収入が多く用いられる事も許せん。 幸せの尺度に収入が大きく介入して来ることも許せん。 金の奴隷になりたかねぇんよ。 金に喧嘩させられて、金に人を裏切らされて、金に嘘つかされて、金に働かされて、金に傷つけられて、金に威張らされて、でも金の言う事聞かなきゃ死んじゃう。ってバカか。 上司に理不尽に怒られてる時も、生活があるから、家庭があるから、

          資本主義め2

          資本主義め

          例えば、満員電車に乗って30kgから40kgほどある鋼材を肩に食い込ませて6Fまで階段で運び続ける一日を終えて稼いだ1万数千円でスニーカーを買ってあげたりご飯を奢ってあげたりすると結構感謝してもらえるんですよ。 で、人を駅まで送迎してあげたりしても結構感謝してもらえたりするんですよ。 これ逆もそうでね。 僕がしてもらっても結構感謝しちゃうんです。 だから、、、僕がプレゼントをもらう時はなるだけ想像力を働かせる様にしています。 相手が上司にどんな怒られ方をして、どんな汗

          資本主義め

          ほんの一握りの人

          人を変える事って結局出来ないんだよね。 自分だってそう。幼き日の自分に対する他人の言葉を今思い返すと意味はわかる。でもその時のその言葉は響いていないと言うか理解出来てなくて、経験を積んだ時にやっと、あの時あの人が言ってたのはこう言う事だったのかな?と思うだけ。なるほどな。って でもね、今の僕を変えれる人がほんの一握りいてその人らはどうしようもなくカッコいい。 言葉でこうした方がいいよ、ああした方がいいよっ。って伝えてくれて学ぶ事もあるけれど凄いのはそこだけじゃなくてね。一

          ほんの一握りの人

          哀→喜

          今日一日の終わりにハハハと笑えました。 と言うのも、ここ最近毎回noteに書くぐらい楽しみにしている好きな人との夜ご飯の約束なのですが、お店の予約をしないと!って思い出して電話をしたら既に予約が埋まっていて絶望。 ケータイを取って何か方法が無いかと考え、他のもっと美味しそうなお店を探したりしてもピンと来ずにケータイを放ん投げて枕に顔を埋める繰り返し。 今までデートでこんなやらかしをした事が殆どなかったのに今回に限って大やらかし。 せっかく日を空けてくれていたのに相手に

          哀→喜

          LINEって伝わるの?伝わらない?

          LINEのやり取りをしていて相手と話が噛み合ってない時だとか相手に伝えたい事が伝わらない時だとか。相手がとぼけているとかバカなフリをしているだとかそんな思考にはならなくて、あ、伝わらなかったか。そう解釈しちゃうか。ってなっちゃうの、やっぱり人を舐めてるな自分。と反省します。バカなフリは自分の固有スキルなわけねぇだろ。って。 人って期待出来るほど賢く無いけど見下せるほどバカでもないぞ。ってね この前好きな人にバスケに誘って貰って参加したんだけれどそこで唇をケガしてしまった。

          LINEって伝わるの?伝わらない?

          かわいいひと

          謝辞を礼儀やマナーに格下げした社会とそれを便利に使う自分は勿体無いなぁ。 そんな事を考えながら毎週末の幸せが早く来ないかと待ち遠しくなってしまう月曜日の朝。 空と雲が綺麗でそれを眺めただけでニコニコしてしまった僕の心はとても健康なんだなぁ。と感じました。 家で鍋をつついて寝転がって、買いたい物がある人だけで行けばいいのにみんなでコンビニに向かいたい。はしゃぐ皆んなに恥ずかしくて混ざれずに三歩後ろを歩いてニタニタしていたい。あの時に使う無駄金って生活に必要なお金より実は価

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          灯台下キラッキラやんけ。

          最近、好きだった瞬間を集めてみよう 毎週末に友達が家に遊びに来てくれる。 特にそんな決まり事があるわけじゃないのになんだかんだ毎週居る。これが当たり前になって行くにつれて少し、、。 前の職場の上司だった人の家にお邪魔した。 年下の奥さんを紹介してくれた。 奥さんは凄く大人しくて繊細そうな人で、鬼嫁とは真逆の存在だろう。なのにそんな優しい奥さんに弱い上司の姿を見るとつい足をバタバタさせてしまう程に可愛く見えた。いつも覇王色の覇気を放っていたくせに。と思い、水を得た魚の様に上

          灯台下キラッキラやんけ。

          ケアンズ、またいつか行こうかな。

          5年前、僕が19歳の頃にオーストラリアで知り合った同い年の友達が長野から大阪にある僕の家に遊びに来た。 湧き上がってくる色んな思い出に浸りながらお酒を飲んだ。 今思えば彼女との出会いも面白い物だった。 僕が語学学校に通い始めて3ヶ月程経った頃、僕が学校へ行くと幾つか知らない顔があった。彼女もその一人だったが毎週誰かが入学して来るこの学校に慣れてしまい、僕は仲の良いグループで固まって喋っていた。 すると放課後、背後から突然声が聞こえた。 「すみません、、、。」 震わせな

          ケアンズ、またいつか行こうかな。

          あの頃を、もう一度

          小学校の頃はたった10分の休み時間でもボールを持ってグランドに駆け出した。 学校から帰るとボールや遊戯王、PSPを持ち寄って遊んだ。おはじきやビー玉、火薬銃なんかも好きだった。 何をするかなんて決めていない。ケータイなんてなくても校区内のどこかの公園に居るだろう。そうして友達がみんな集まってきた。 中学に上がるとみんなコンビニにたむろして寒がりながらおでんを食べてタバコを吸っていた。 「久々に本気でドッヂボールやろや。」 途中でタバコを吸う為にわざとボールに当たって

          あの頃を、もう一度

          今年の成長目標

          年明けに今年の抱負を書き忘れていたので今更ながら書いておこうかと。 まぁ年明けに抱負を聞かれた時は場の雰囲気に合わせて「今年は彼女作ります」的な事を言って流したりいていたけれど本当の目標は、、、 "しない"という選択を取れる様になること。 そして"出来ない人"を出来る様になること。 訳がわからんことを目標にしてます。 まぁ要するに大局を見て行動を取れるようにね。今まで信念だのプライドだの、コンプレックスだのが邪魔してたけれどそれを取っ払ってカッコ悪いカッコいいやつを

          今年の成長目標