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高田城ロードレース大会での目標の話

ようじろう

ずっと股関節の違和感が…
という話をしていますが、ちょっとずつでも治ってきている感じはします。

今年上半期の最後のレースとしてエントリーしていたのが、昨日行われた『高田城ロードレース大会』
ギリギリまで出ようか出まいか、走ろうか走るまいか悩んでいましたが、心の中のなかやまきんに君が、
「は～し～…る！」
と言ったので走りました。

そんな今週のポッドキャスト📻

もちろんコンディションはよろしくなく、事前の調整もままならない状態。
途中歩いたってイイ、棄権したってイイ。
タイムなんか気にしない。頑張るランナーさんお先にどうぞ。
とにかく完走すること。そして走り切れたら両足をいたわってあげること。
（つまり、温泉に行こう！）
と心に決め、臨んだ今回のレース。

街の風景を眺めながらポテポテと走り、無事に完走！ゴールしました。

これで、北は村上笹川流れ、海を越えて佐渡、そして今回の上越高田城と、広い県内を北から南から島までわたって走ってきたわけですが、2023年の目標として、こうして県内のマラソン大会にエントリーしていたのも、ひとつの理由があったからでした。
それは…
『新潟の思い出の上書きをする！』

以前、営業マンをしていたころも、県内あちこち車を走らせ、商談に行ったり、プレゼンしに行ったりと働いていました。
もちろん、その時も観光気分で楽しく過ごした時間もあったのですが、やっぱりそこは仕事モード。いつかはプライベートで訪れてみたいと思っていた場所ばかりでした。

そして、
「ここでの商談、上手くいかなかったんだよな…」
「結局、空振りに終わっちゃったんだよな…」
「この公園で、肩を落としながら缶コーヒーを飲んでいたっけ…」
「ここで講演会やったけど、ぜんぜん人入んなかったな…」
などと、ちょっとネガティブな思い出の場所もチラホラ。
なので、そんなネガティブメモリーを上書きして、
「でもここで楽しく走ったんだ！」
「やっぱり新潟はいいところなんだ！」
そんな、楽しい思い出フォルダをつくりたい！そんな思いからいろいろなレースに参加していました。

営業の仕事もマラソンも、どちらもしんどいのは変わりないですが、今回上越まで行って新しい思い出ができ、いつの日かまたこの地に立ったときには、
「ああ、ここを走っていたんだなぁ～」
と、しみじみできるんじゃないでしょうかね？

でも、実際のところ、
「女性は上書き保存、男性は別フォルダに思い出をしまう」
と言われるように、新しいフォルダに今回の思い出が記録されたような気がします。

いつかまたベストな状態で、楽しく走ってみたいと思った、今回の『高田城ロードレース大会』なのでした。

結果がどうのこうのよりも、ちゃんと走り切れたことで今回の目標達成！と言うことにしよう。うんうん。

速さを競うだけがレースじゃない。
それぞれの人が、それぞれの目指すものがあって、それぞれの思いで走っている。
マラソン大会はそう言うものだ、と、温泉につかりながらしみじみ思ったものでした。

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