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シンバルケース内の仕切り
シンバルケース内の仕切りを作りました。
・ホームセンターでフェルトを買ってくる
・所望の大きさに切断
・ホチキスで本みたいにとじる
・シンバルケースの形に切る
・真ん中あたりに穴を開ける
で、完成(^-^)/
ガシャガシャ言わなくなりましたし、シンバルの傷つきやダメージについてもこれで防止できます♪
楽器フェア2016時点タムホルダートレンド
備忘録:タムホルダートレンド...大きな変化なし。
・各社ボール式に収斂
・フローティング方式は4タイプ、すなわち
1)テンションボルト支持(Pearlその他)
2)フープ支持(TAMA)
3)シェル支持(YAMAHA)
4)ラグ支持(SAKAE,N&C)
が混在。
・リハスタで破損事例の多い初代YESSは未だに一部モデルに継続するも、上級セットは3点どめ/4点どめのゴムマウント
YAMAHAヌーボーラグ
YAMAHAが一時使っていたヌーボーラグ。
概念的にはシェルにフックを打っておきそこに金具を引っ掛けてテンションボルトを引っ張る構造ですが、これもYESSと同じく耐久強度を考慮していない設計のようです。
写真は2000年代前半の製品ですが、もともとシェル表面に垂直に立っていたフックがヘッドボルト張力によるモーメントで傾いてしまっています。ちょっと考えれば当然の結果なのですが、とてもハイピッチの
ペダルの基本ディメンションと打感について3
前回、1と2でビータの違いによる影響について考察しました。
・ビータの慣性モーメント(≒質量)の差が踏みこみ感に大きく影響する
・ヘッドにヒットしたときのエネルギーは踏み込み感以上の差が出る
・フィーリングに合うよう調整するにはまずビーターの長さから調整するべき
というのがポイントでした。
◆
今回考察するのはスプリングとその取付方法。
昔ながらのdw5000とTAMAのSpeedCobr
ペダルの基本ディメンションと打感について2
シンプル化のため、dw系のチェーンドライブペダルの寸法を使い、ビーターのストロークを1rad(57.3度)に固定。ビータのみを変化点にして計算してみました。
全く同じペダル(dw5000でも9000でもTAMAアイアンコブラでも同じ)の比較で、踏み始めの重さがYAMAHAのビータとdwのビータで約30%違います。
当然、ヘッドにヒットする時のエネルギーも違っていて、これは衝突速度の自乗に比例な
ペダルの基本ディメンションと打感について1
ペダルの打感は何で決まるのかをじっくり考えています。
静的特性として
a) 踏み込み角度〜ビータ角度の関係
b) 踏み込み角度〜スプリング反力の関係
動的要因として
c) 各部慣性
d) 各部フリクション
e) 各部ガタ
があると思っているのですが、
このうちc)の支配要因であるビータについてよく調べてみました。
手持ちのペダルで最も打感の重いdw5000のビータと最も打感の軽いYAMAHA
スネアベンチマーク Hendrix Walnut Stave
●2019/12/8
全バラして調べ終わったHENDRIXをリハに持ち込みました。これ、気持ち良すぎてヤバいです😅
パールのカスタムクラシックをさらに柔らかくしたような打感。固有値から予想した通り基音主体の音色。
変なスナッピーついてますが(笑)反応抜群。ヘッド端っこのタップストロークも残さず拾います。フルボリュームでオープンリムショットするとコンプレッサーがかかったようなサウンドになり、
ヘッドとエッジの研究シリーズ(継続中)
●2019/8/10
エッジ部接触状態調査その4
〜TAMA Starphonic Brass〜
第四弾です。ここまでプライ(合板)シェル2つ、ステイブ(樽木)シェル1つを見ましたが、今回は初の金属胴です。
エッジ自体はR2.25、外径は大きめでREMOヘッドとは当然R部で接触。浮き上がり計算値は5mmと大きめです。
◆
今回びっくりしたのが、思いの外シェルの寸法精度が悪いということ。よ
MINTJAMS チャレンジ
2019/5/5 〜 2019/11/9
●2019/11/9 【MINTJANSチャレンジ】結果報告♪
一度やってみたいと思っていた80’sのYD9000Rによるカシオペア曲の演奏。11月9日に無事終了しました。
もちろん演奏と楽器の両面で準備したのですが、楽器側はいろいろな偶然が重なって、当時とほぼ同じ環境を再現できました。
・2017年10月:1980年代のYD9000Rセット入手
TAMA Swivel Spring Tight
TAMA Swivel Spring Tight。絶品です。
スプリング下端を固定せず、テンション方向へ揺動できるようにしたもので、ゼロストローク付近のスプリングテンションが非常にゆるやかに立ち上がるためコントロール幅が非常に広いペダルになります。
dwのようにベアリング+シャフトで専用の高価なパーツを作るのでなく、今までのスプリングホルダの形状を少し変更しただけで同様の機能を実現したところが素晴
dwステイブOAK軽量化
2019/8/15
2014年に入手したものの重くて稼働率低かったdwのステイブスネアのハードウェアを変更しました。
このスネアの最大の特徴はGonBops社によるコンガ構造のシェル。素材はオークで厚さは中央部で12.5mm、エッジに近い部分は最大で24mm。シェル単体で1.6kgぐらいあります。
見た目と裏腹に直径方向は手で押すと変形が目に見えるくらい柔らかく、ベルブラス等の重量級スネアの
dwのステイブオーク
2019/11/24
今日は都内でプライベートセッションがあり、夏休みに組んだdwのステイブオークを使ってみました。
元のまま残っているのはシェル構造だけで金物は全てサカエに変更…要はもとのdwの見た目が全く気に入らず改造しちゃったわけですが、今回がはじめての実戦投入。
組んですぐのテストではイマイチな印象で、打感はキツめで音も詰まった感じでした。対応として今回は打面側フープを内巻きにし、スナ
ダブルヘッドドラムのチューニングと膜振動
あらためてダブルヘッドタムのチューニングの謎について考察中。
基本になる「理想膜」の振動モードがやっぱりキモですね。
立体的に現象として理解するのが難しいなぁと思っていたらこんなスバラシいサイトがありました。
http://www.natural-science.or.jp/virtual-lab/results/CircularMembraneViewer.html
モードの節は直径方向と同心