日傘の効果検証

2019/8/10

最近朝から30℃を超える日も多いですが、外歩きで傘をさしてみたら本当に快適。
どのくらい違うのか実験してみました。

傘をさしている人間の皮膚温度を模擬するためにちくわぶを使用(←手近にあったので)。
10グラムに切ったものを室内温度で保管しておき、それぞれのケース開始時に温度センサ先端に刺したら計測スタート♪

画像1

実験時の外気温は38℃、湿度44%、微風。
8分間でのちくわぶ温度上昇は・・・
・何もない場合:6℃上昇
・日傘ありの場合:3.5℃
・雨傘ありの場合:5.2℃
でした。
体感ではこの数字以上に大きな違いがあり、同じ炎天下でも日傘をさすだけでダメージ感激減します。
熱中症予防のため遠慮なく日傘男子したほうがいいなと思いました。

温度変化グラフ

参考までに傘を増やして遮光性能もくらべてみました。
もとの太陽光のレベルがオーバーレンジで測れずあくまで傘同士の相対比較ですが、同じ日差しの下で照度計を傘布の裏側に密着させて透過光レベルを比べました。

傘ごとの裏面照度

日傘はさすがに遮光性抜群。
今回供試した日傘Aは雨傘Aの約1/760しか光が漏れてきません。日傘Bに至っては計測値ゼロ・・・測れないぐらい漏れが小さいです。フィルタ層を作りにくい布素材なのに紫外線99%カットとか豪語してるので当然といえば当然ですが。

傘比較

炎天下でさすなら日傘ですね、
って当たり前の結果ですが(笑)

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