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詩◆こんな世間《せかい》に誰がした!?

両手には キレイな花を
心には とんがったナイフを
他人ヒトは あざむき通せ
欺かれたら 負けだ

黒い波にのまれてしまったら
澄み渡るお空を拝めなくなっちまう

こんな世間せかいに誰がした!?
こんな世間せかいに誰がした!?
こんな世間せかいに……

長いモノには巻かれたフリしろ
自分にウソをついて
誰かさんの笑顔を取り繕え
機嫌を損ねたら終いだ

こんな世間せかいに誰がした!?
こんな世間せかいに誰がした!?

……おいらかも知れない
どっかのお偉いヤツかも知んないけど
世界は息づく者たちで作られてるから
おいらかも知んない
反省だけなら出来るけど
闇の帳で身を包み
中傷から逃げるので精一杯……ムリだ
人間不信は 直せそうにもないよ

こんな世間せかいに誰がした!?
こんな世間せかいに誰がした!?
おいらかも知んないケド
どうにも、出来ない。

こんな世間せかいに誰がした!?
こんな世間せかいに誰がした!?
こんな世間せかいに…………。


ーいつ書いた作品なのか日付はメモされてなかったのですが、ちびっこだった眠ってる息子を抱っこしながら書いた記憶だけはあるので、たぶん14〜15年くらい前なのかな?と思います(^^ゞ
息子の寝顔を見て『可愛いなぁ、幸せだなぁ』なんてほっこりしていた時に何故か真逆の真っ黒な詩が思い浮かんだという謎の作品だったりします。
私は長いモノに巻かれるのも誰かさんの笑顔を取り繕うのもとっても苦手で世間からはみ出すのが得意なボケボケな人間だったりします。
もうちょっと器用に生きれたら良かったのになと反省だけなら出来るんですが、変に馬鹿正直で頑固で融通の利かない性格は直せそうにもありません(;^ω^)