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今週(2022年4月4日〜4月10日)のテーマ:意志の力

以前のテーマ記事で「四月に入るとまた雰囲気が変わってくると思う」と書いたのですが、その通り、四月に入って感情というエネルギーの方向性が一段とハッキリしてきたように思います。

四月というと一般的に新たな環境へ移ったり、生活様式が一変したりと慌ただしい印象がありますよね。職場や住居の変化がなくても、学生の頃に卒業と入学を経験している私たちは、この時期を「別れと出会いの季節」と無意識に認識しているかもしれません。
つまり、この四月という月は一年の中で特に「変化」への意識が自然と芽生えやすい期間なのです。

変化とは、「流れ」です。
どれだけ見た目穏やかな小川でも、一度踏み入れてみれば深みに足を取られたり、急な水の流れに掬われることがあります。
自分の向かいたい流れに乗れているのならそのまま気楽に流されてもいいですが、もし、自分の向かいたい方向と逆だった時、私たちには大きな「意志の力」が必要になるのです。

「意志」とは、行う、または行わないの考えを示すこと。
まだ考えを示していないことを「無防備に川に流されている状態」とするなら、考えを示した時点で私たちは「川の流れに沿って安全に泳ぐこと」や「流されることなく一旦その場で立ち止まること」という選択肢を得られるのです。
考えを示していない状態では、ただ流されるだけなので石や流木に身体をぶつけて怪我をする可能性もあります。考えを示すということは、事前に不必要な危機を自ら回避することでもあるわけです。

行う、行わないと聞くと白黒ハッキリつけるべきなのかと悩んでしまう場合もあると思いますが、時間を置いてから再度決断するという「考えを示す」のも私たちの意志です。
無防備に川を流れる状態をあなたが望むなら、それはそれでOKなわけですね。ひとつの選択として受け入れられるべきです。

「変化」というエネルギーの波に乗るこの四月。
前向きな思いや平穏、気軽さ、柔らかさ、温かさなどに方向性を定め、どれだけ小さな事柄でも自らの意志を示すことで、私たちに更なる変化が訪れるはずです。
私たちの意識によって物事が進む日常を取り戻すために、まずは「お茶を飲む」という意識を持ってお茶を飲み、「服を着替える」という意識を持って服を着替えることで、無意識や惰性の時間をなるべく減らしていきましょう。



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