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1か月休職してみた

初めてこんなに長く休んだ。
休職するほどの体調とは思っていなかった。
自分でもびっくり。

耳鳴りめまいが再来して病欠したのがはじまり。

週末に耳鼻科へ行き、また激甘いシロップ薬が処方された。
薬飲んだところですぐ効果が出るわけもなく
週明け、寝起きからぐるぐるバット状態。
なかなか治まらず、引き続き休むことにする。

いつも以上にやる気ない
好きな映画を見終えられない
やたら寝てしまう
もう腹張り裂けます!くらいに食べる
外出どころかカーテンすら開けたくない

うん、これはよくないね。
予約日を前倒ししてもらって精神科へ。
薬の調整をしてもらおう。
いつも順番待ち中に診察で話すことを考えているんだけど
不調な時は何かきっかけがあったか聞かれるから
いろいろ考えてみたけど思い当たるものなし。

なんか全部ウソな気がしてきた。
詐病なんじゃないのか、なんなんだ私。
って、主治医に話しながら泣いてしまった。

「休職しましょ」

えっ?
「そんな自由自在に体の不調起こせませんよ!ハハッ!」
いやまぁそうなんですけど…
「自分を責めてたら良くなるものも良くならない。でしょ?」
でも有給の残りが…
「好きなことだけして、それこそ寝るだけでもいいし、ゆっくり休みましょう」
素直に従うことにした。

私は治療を始めてからずっと同じ先生に診てもらっている。
基本、私が選択できるような提案の仕方をしてくださるんだけど
「はい、こうしますよ!決定事項!」って治療方針を出したのは
去年の躁転した時と今回だけ。

先生がハッキリ言うってことはそういうことなんだ。
有給残数とかもういいや。
無給になってもいいや。

あの~、楽ね。
明日、動けるかなー行けるかなー
とか
欠勤の連絡、毎回同じ文言は気まずいなー
とか
先回りの心配せず、しょうもないこと考えず
本当に何も考えず過ごすって、楽~♪

とは言え、休職期間終了が迫ってきたら
いつも通り心配になったし、眠れなくなったし
なんだこの頭痛!なんだこの腹下し!
先生には期間延長した方がいいんじゃない?と言われたけど
これ以上延ばしたら有給無給とか関係なく辞めたくなりそうだし
上司に「来れる時に短時間から慣らせばいい」と言われたことも伝えて
無理せず様子を見ながら職場復帰を目指しましょうということになった。

そして本日、約1か月ぶりに出勤できた。
躁鬱の鬱だし、回復してきたからってのもあるだろうけど
職場にいること自体は、全然全く少しも苦痛ではない。
日差しとか、人混みや喧騒がちょっとばかしキツかった。
(郊外なので全然混んでないし大してうるさくない)
半日で退勤したけど、帰りながら出勤できたことが嬉しくて涙が出た。

さて、明日は動けるかな。


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