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臨床心理士が公認心理師+αの方々との共存のために①
臨床心理士が公認心理師+αの方々との共存のために
今月は無料公開講座をやってる時間がなく申し訳ございません。原稿締め切りに追われまくっております。来年施行のパワハラ防止法中小企業適用のものです
その代わりと言ってはなんですが、友人達から「公認心理師に合格した」いう知らせが次々に入っております。とても嬉しいので(こんなことやってる場合ではないですが(笑))原稿を書かせて頂きます
① 臨床心理士の活躍の場は減るか?
スクールカウンセラー→公認心理師+養護教諭
医療→公認心理師+医師、看護師、保健師
産業→公認心理師+社労士
こんな方々が沢山出ています。いわゆる G ルートというやつですね。
臨床心理士が今まで多かった職場は教育と医療。スクールカウンセラーは、例えば公認心理士+養護教諭の人にとってとても働きやすい場所でしょう。学校としても任せやすいのではないかと私は思っています。
病院に関しては医療の世界でドクターは王様です。「医師の指示のもとに」ということを常に念頭に置きながら仕事ができる看護師、保健師+公認心理師というのは非常に重宝されるのでは、と私は思っています。
となると、例えばスクールカウンセラーの仕事。これが公認心理師+養護教諭に持ってかれてしまうのではないか?という懸念も出てきてしまうとは思います。保健師などもそうです。病院関係でいい思いをするのは今まで病院で愚直にやってきた方々が公認心理師というお墨付きをもらって専門職の手当が出るという、それぐらいじゃないかと懸念される方が非常に多いと思います
しかし、例えばスクールカウンセラーを真摯にやってきた方でしたら、その養護教諭等をスーパーバイズする、講演をするとかそういう仕事はこれから増えてくると思います。保健師ら対してもそう。社労士に対してもそうです
今から、例えば心理検査の勉強しようとか、現場でカウンセリングの場数を踏むとしても、どうしてもそれは大学院を出て臨床心理士でガンガンカウンセリングをやってた人には公認心理師+の人たちにかなわないんです。となればこの方々を助ける、監修のようなそういう役割が必ずあると思います
(つづく)
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