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「6ポイント相当」の「プライドがぶつかり合う戦い」に向けて松原健と大南拓磨が意気込み。横浜F・マリノスvs川崎フロンターレは4月3日19時KO!【無料記事】

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マリノスvsフロンターレは4月3日19時KO!

©1992 Y.MARINOS / ©KAWASAKI FRONTALE

 4月3日に開催される明治安田J1リーグ第6節で、横浜F・マリノスと川崎フロンターレが激突する。近年のJリーグをけん引してきた両クラブによる一戦は、マリノスの本拠地・日産スタジアムで19時キックオフ予定だ。

 大盛り上がり必至の“BIG”な神奈川ダービーに向けて、マリノスの松原健とフロンターレの大南拓磨が対談を行い、その模様が報道陣に公開された。

 今季のマリノスはリーグ戦4試合を消化して2勝2敗、一方のフロンターレは5試合を消化して2勝3敗とともにスタートダッシュに失敗。それでもダービーマッチとなれば、これまでの流れは関係ない。

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 長くマリノスの一員として神奈川ダービーに挑んできた松原は「ここ数年、優勝争いを繰り広げられている2チームということで注目度の高いカードになるでしょうし、(勝利の価値は)6ポイント相当のカードだと僕は思っています」と闘志を燃やしていた。

©1992 Y.MARINOS / ©KAWASAKI FRONTALE

 一方、フロンターレ在籍2年目の大南も「ダービーの重要性は両チームとも理解しているし、リーグ戦というより2つのチームのプライドがぶつかり合う戦いになると思っています」と神奈川ダービーへの意気込みを語った。

Jリーグの覇権を争うクラブ同士のダービーマッチ

 2018年以降の対戦成績を見ると、12回の対戦でマリノスが3勝、フロンターレが6勝を挙げ、引き分け3回となっている。両クラブとも攻撃的なスタイルで知られており、マリノスが「アタッキングフットボール」を掲げてチームスタイルを大きく転換して以降、一度もスコアレスドローがない対戦カードなのも注目すべき点だろう。

©1992 Y.MARINOS / ©KAWASAKI FRONTALE

 しかも、過去6年間で1-0に終わったのも一度だけ。常に複数のゴールが生まれ、エキサイティングな点の取り合いになることが期待できるのも、マリノス対フロンターレの魅力になっている。

 その唯一の「1-0」は、昨季J1第21節だった。最終盤まで0-0で推移していたゲームは、後半アディショナルタイムの94分に動き、アウェイに乗り込んだフロンターレが勝利をつかんだ。決勝点をアシストしたのは、今回の対談に出席した大南だった。

 2度連続してホームでフロンターレに負けるわけにはいかない。松原はディフェンスラインの一員として「破壊力のある攻撃の選手たちに、いかに仕事をさせないかがすごく重要だと思います。チーム全体として、そこは止めたい」と、エリソンら強力なアタッカーを揃えるフロンターレを無得点に抑えてマリノスの勝利に貢献するつもりだ。

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 フロンターレは直近のリーグ戦でFC東京との多摩川クラシコを3-0で制し、勢いに乗る。この試合の前に収録された対談で大南が「みなさんがご存知の『フロンターレらしさ』を念頭に置きつつ、より速い攻撃を出していこうとしている最中で、今はあまり結果が出ていないですけど、それがフィットすれば自信を持ってやれる」と語っていたように、徐々に手応えをつかみつつあるのは間違いない。

 日産スタジアムでフロンターレを迎え撃つマリノスとしては、松原らを中心とした守備で後ろを安定させつつ、大南が警戒した前線の「攻撃で違いを出せる選手たち」が最大限のパフォーマンスを発揮できる状況に持っていきたいところだ。

ファン・サポーターの力も鍵に。4月3日は日産スタジアムに集合!

 そして、平日開催の神奈川ダービーでは両クラブのファン・サポーターの力も非常に重要になる。どちらがより大きな力をピッチに注げるかは、勝敗を分けるポイントの1つにもなるのではないだろうか。

©1992 Y.MARINOS / ©KAWASAKI FRONTALE

 松原は「ファン・サポーターの皆さんの声援は僕たちの力になります。水曜日なので、もちろん仕事があるでしょうけど、それを早めに切り上げてスタジアムに来てくれたり、1日休みを取ってこの日のために準備しましたと言ってくれたりする方々も間違いなくいると思います。そういったファン・サポーターの皆さんの想いを汲むためにも、この試合は非常に重要ですし、必ず勝ちたいです」とフロンターレ打倒を誓った。

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 大南も「今回は日産スタジアムでの開催ですけど、『等々力劇場』という言葉があるくらい、ファン・サポーターの声援は『これはいけるな』という雰囲気にしてくれる存在」とフロンターレサポーターのもたらすエネルギーを信じているようだった。

 そのうえで「ピッチに入った瞬間、スタジアムがお客さんでいっぱいになっていると力が入りますし、絶対に勝とうという気持ちがより強くなる。すごくありがたい存在だと思いますし、そういう人たちのためにも勝ちたいと思います」と言葉に力を込めた。

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 マリノスとフロンターレによる“BIG”な神奈川ダービーは、4月3日の19時に日産スタジアムでキックオフとなる。桜の開花とともに満開の笑顔で勝利を祝うチームはどちらになるか。ぜひ打ち合い必至の好カードをスタジアムで見届けてもらいたい。

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