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作業ではなく成果という理解

美容師さんと話していてここの理解が深まるとお金と仕事の理解が深まるのでは…

そんなことを書いてみようと思います。


【結論から】

作業と成果という理解が必要。

作業で得た収入はアッパーが決まっておりスケールしない。

作業を行う独立は場所を変えただけである。

作業から成果への転換を考える。

ビジネスは「成果報酬」。決して「作業報酬」ではない。

社員でもマネジメントの職務以上は「作業報酬(売上)」ではなく「成果報酬(給料)」だと

認識することで、役割の理解が深まる。

作業に逃げない。成果で勝負する。


【作業と成果】

仕事を大きく分けると「作業」から生まれるものと「成果」から生まれるものがあります。

美容師は髪の毛を切るので「作業」から価値を生み出す仕事をしています。

美容師のビジネスで成功している人は「成果」で価値を生み出します。

ここの違いの理解が重要です。

限られた時間と体力の中で「作業」はやがて上限(アッパー)を迎え、停止してしまします。

こうなると、多くの美容師が、量を質に転嫁して単価を上げるフェーズに移行します。

しかし、実は作業の質を高めているだけなので大きな変化は生まれません。

成果とは作業で価値を生むものではなく、信用や頭や仕組み、時間やお金などから価値を生み出すことです。

作業をして報酬を得ることも素晴らしいですが、成果から報酬を得ることがさらに報酬やスケールを上げることにつながります。

【作業に逃げる人】

美容室あるあるですが、店長以上の幹部が作業に逃げる人が多いのが特徴です。

だから美容室はスケールしにくいのだと感じています。

職人から管理職になるので仕方ないと思いますが、社員を一人でも抱えたならそうは言ってられません。

いつまでも髪の毛を切って仕事している感を出すのではなく、サロンの売り上げを何期右肩上がりにしたから成果をもらう。このような成果にシフトしなければなりません。


意外とここから逃げて「作業」を続ける幹部は少なくありません。

プレイヤーとマネジメントでの切り替えが非常にキーになるのです。

いつまでも幹部がスタッフたちと予約表に並び、似たような客数と売り上げを競っていては役割を理解できていません。

マネジメントとしての役割を全うしなければなりませんよね。

【ビジネスをするのも成果】

美容師が起業するとなると「独立」というものがほぼだと感じます。

この独立も注視してみると、結局は「作業」をしていることが多いです。

つまり「成果」になっていないことが多いです。

独立をして作業を繰り返すだけでは、社員として働いていた時から「横にスライド」つまり「環境を変えた」だけになってしまいます。

常に作業報酬から成果報酬の意識は重要だと感じます。

【まとめると】

作業と成果という理解が必要。

作業で得た収入はアッパーが決まっておりスケールしない。

作業を行う独立は場所を変えただけである。

作業から成果への転換を考える。

ビジネスは「成果報酬」。決して「作業報酬」ではない。

社員でもマネジメントの職務以上は「作業報酬(売上)」ではなく「成果報酬(給料)」だと

認識することで、役割の理解が深まる。

作業に逃げない。成果で勝負する。

今回は、作業ではなく成果という理解が必要という内容です。


 


 


 


 


 

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