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【再定義】働くことを考え直す

ここ最近のブログにも書いた内容の深掘りをしてみます。

 

「働く(仕事)」ことの再定義。

「働く(仕事)」ことを今の自分からの視線で考え直してみました。

 







【結論から】

 

仕事のために生きているわけではない。

自分にとって最高の、豊かな人生を送るために、どのような仕事を選ぶのか。

どのような働き方を選ぶのか。

 

また、仕事は『価値を作ること』『価値を提供すること』

美容師は、カットをすることや、カラーを提供することを価値としている。

 

まさしくそうなのだが、今回はそこを否定させていただく。

 

カットやカラーの提供は美容師としては当たり前。そこを差別化にしようとしても

圧倒的な差をつけられるのは一握りの美容師。

 

そこを争いに持っていくよりも『自分にしかできないことを価値にする』

 

 

 

【美容師のために生きていない】

 

 

ボクは美容師のために生きてるわけではない。

自分自身が最高の人生を送るために、美容師を選んだわけです。

 

働く時間は人生の中でも、多くの時間を費やします。

2度と戻らない貴重な時間を、何に費やすのか。

自分自身の豊さや、楽しさ。満足の行く人生(時間)を送るためには、何をするのが一番良いのか。

 

ボクにとって、仕事を選ぶ上での本質的な価値観であります。

 

我慢する必要もないですし、辛くなることもありません。

自分の時間(人生)をどのように過ごしたいのか。

 

仕事の選択の再定義にもなりますね。

 

たまたま、小学生の頃になりたかった職業が美容師。その美容師になったら、時間がとても充実した。成長も感じながら自分自身の時間を心から満足できている。

だから美容師を選び続ける。

 

 

【我慢するなら辞めればいい】

 

全て自分に合う仕事は無いと思っています。

全て自分の理想通りになることはありません。

 

最初から、理想の仕事に出会うとは感じません。

理想では無いけど徐々に楽しくなることもあるでしょう。

 

仕事以外の時間が充実するために仕事を選べばいいと感じます。

やりたく無いのなら、辞めればいいと思っています。

 

ボクの意見ですが「美容師は、美容師のために生きている人が多い」と感じます。

それも価値観ですから、否定は一切しません。

 

ボクは人生の貴重な時間を過ごすために美容師を選んでいます。

美容師を続けるために貴重な時間を費やしていません。

 

位置付けや、価値観の話なので賛成する方も反対の方も、いることも理解しています。

 

ボクは、2度と戻らない時間を、いかに自分にあったもので過ごすのか。

成長するのかで仕事を選ぶべきだと考えています。

 

 

【仕事と労働】

 

仕事とは価値を作ること。提供すること。

 

価値(仕事)を生み出すための手段が「美容師」が行う業。

カットやカラーなどの施術。

 

その施術を労働と位置づける。

 

つまり最低限やらなくてはいけないことを「労働」と位置付け、

労働から生まれる「その人だからできること」「その人だけから受け取ることのできること」を仕事と位置付けます。

 

仕事は、お金を稼ぐことでは無いです。

仕事は、他人がしたく無いことをやることで、お金をもらうこととは、考えていません。

 

仕事は、価値を生み出すこと。価値を提供すること。

 

ここを再定義しています。

 

この価値を生み出すプロセスこそが、労働であり、カットやカラーを施術することです。

 

 

【技術のみで差別化はできない】

 

美容室に来る人は「カットして欲しい」「髪の毛の要望や理想を解決して欲しい」

このような動機でいらっしゃいます。

 

ここに応える技術力が必要です。

だからこそ、技術鍛錬が絶対です。他の美容師との差が出るのは「練度」です。

(経験や習熟度。理解などを含めた意味)

 

この練度が重要なのは、ボクも美容師のみんなも理解していると思います。

 

逆にこの練度が大切だから故に本質的な価値を見失いがちです。

 

 

練度が高い、技術力の優れたことは是なのですが、お客様が美容師を選ぶ理由は他にあると考えています。

 

それは「あなただからいい」「あなたから提供されたい」

 

ここが本質だと考えております。

 

理由は3つあります。

 

1つは『情報が誰でも手に入れられる』

ここから技術力の大きな差が生まれにくい。

学習スピードが速くなり、技術力が高まっている。

 

2つ目は『お客様もたくさんのサービス提供を受けているので、サービス提供で差を感じにくい』

だから、よりサービス提供者を選ぶようになっている。

 

3つ目は『他にはない圧倒的な差がある』

人が違えば、同じ髪型のカットが同じようにはならないのは、美容師は全面、理解していますし、お客様も多少なりとも理解しています。

 

だからこそ指名が生まれ、美容師で食える人と、食えない人が出る人気商売なんだと思います。

 

個人のユニークさ、個性がお客様に伝わることで、他の美容師とは圧倒的に違う存在になれるわけですね。

 

 

【価値を提供する】

 

ここで1つ区切りでまとめると、技術力や店内の内装。そのような部分をお客様へのアピールポイントにしても、必ず他のプレイヤーにとって変わられてしまいます。

 

サービス提供者を価値としてお客様に認識していただけるようなことが、本質的であり、理想的だと感じます。

 

つまり「仕事とは価値を提供すること」です。

 

カットやカラーの技術力は「労働」であり、価値を提供するツール(プロセス)の範囲を超えないと考えます。

 

 

 

【まとめると】

 

働くことを再定義してみました。

 

美容師のために人生を捧げる人もいると思います。

しかしボクは「人生を最高に過ごすためには『美容師がいい』と感じた」から美容師を選び続けています。

 

ここは価値観なので共感できない人は、共感しなくていいところです。

それぞれ考え方があるのですから。

 

 

また、仕事とは価値を提供すること。

価値を提供するプロセスのことを労働と位置付けました。

 

仕事の成果とは、お客様が提供されるものを価値として受け取って、初めて成果になるわけですね。

 

 

 

今回は、働くことを再定義してみました。

  



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