成果ではなく、行動を管理する
美容室が一番忙しくなる年末。
ここに多くの準備を費やし、売上を高めたい美容師さんは多いと思います。
今回は、目標に対する向き合い方の内容です。
【結露から】
目標売上は成果でしかないから、売上を見るのではない。
目標売上を達成するための「行動」を管理する。
売上を管理しがちだが、売上は「結果」であり、自分でコントロールできない。
目標の立て方は
売上目標 > 分解した数値(客数・単価・店販など) > 達成のための行動 > 1日に行う行動量
【気になるよね、売上。】
年末になると、売上目標をやたらと気にする人が増えますよね。
他の月はあまり気にしていないのに、こと年末になると気になる美容師さんは多いです。
1年通して全く売上目標(予算)を気にしないよりかは、いいでしょうけどあまり共感できません。
会社から与えられた目標や、自分自身で決めた目標はやはり達成したいのもです。
そうなるとどうしても「目標(売上)」目がいってしまいます。
【売上から何をするか。。。】
売上目標から、おおよその単価・客数などを割り出します。
この辺くらいまではほぼ全員やると思います。
しかし、これでは達成はおろか形骸化したただの数字になってしまいます。
細かな数字を出すのは目標を分解しただけです。
この分解は大事ですが、目標達成するとは言えません。
【行動に落とす】
単価や客数の数字に落としたら、とても重要なのが「行動」にさらに落とし込みます。
例えば100人のお客様の来店目標だったら、25日出勤で4名様 / 日になります。
この4名様は「行動」ではなく、数値目標です。
この4名様を呼ぶために
・D Mを何通打つのか
・LINEの連絡を何通打つのか
・ご紹介のお願いを何人に行うのか
このような具体的な行動の数、さらに1日に行動する量を出します。
数値目標は「行動」に落とし込むのが重要です。
【行動は記録しておく】
今年の目標を立てて、行動量も決めました。
しかし、その行動量は「何を裏付け」としているのでしょうか??
感覚ですか?
何となくですか??
店長に言われたからですか???
目標を達成するための行動を、いかに精度高く設定するかがとても重要です。
感覚的では達成できません。
結論は「昨年のデータ」を利用する、です。
昨年の行動を振り返り、数値を確信します。
・その行動は結果につながっているのか
・行動する量は適切だったか
・行動する期間は適切だったか
このようなところを昨年のデータから利用します。
前年とやることは微妙に違う場合は全て利用可能とは思いませんが、行動が似ているものや同じもには確かな「裏付け」になります。
また、今年初めて行うことは必ず「記録」しておくことが重要ですね。
【管理者は。。。】
店長や管理者は「結果」を振り返るのではなく、行動を管理します。
目標を達成するためのロードマップ、つまり「行動」を決めているのですから、その「行動」を管理しなければ目標達成はあり得ません。
また、売上は「結果」です。結果はコントロールできません。スタッフに結果を詰めたところで何も変わりません。
変えるのは「行動」です。
スタッフに毎日「行動量」の報告をさせれば、行動量を管理できます。
月のどこかのタイミングで
「目標まで〇〇足りないよー」「もっと頑張んなきゃー」なんて嫌味にしか聞こえないアドバイスは、
何も意味がありません。
解決もしなければやる気を削ぐだけです。
売上額はお客様の判断の影響を受けるので、自分ではコントロールできない数値です。
しかし、スタッフの行動量は「変数」でありコントロールできるわけです。
マネジメントはこの「変数」を管理することです。
【まとめると】
目標売上は成果でしかないから、売上を見るのではない。
目標売上を達成するための「行動」を管理する。
売上を管理しがちだが、売上は「結果」であり、自分でコントロールできない。
目標の立て方は
売上目標 > 分解した数値(客数・単価・店販など) > 達成のための行動 > 1日に行う行動量
みんなの日常のヒントになれば。
小学校入学の頃からなりたかった職業=美容師✄
高校生で美容業界に入り浸り。店長・スーパーバイザー・取締役を経て、美容業界を俯瞰して見ています🌈
夢を叶えたからこそ美容師を良くしたい❗
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