Wataru Joboji

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最近の記事

2024年アンチ・ドーピング 変更点について

月刊弓道4月号より ◎(公財)全日本弓道連盟 医・科学委員会 スポーツの世界で、「反則」であるドーピングが無くなることはなく、オリンピック では毎回違反者が報告されています。また、 規制緩和により様々な薬物が入手し易くも なってきている状況下、世界アンチ・ドー ピング規程(WADA コード)にも示され ている「教育」は重要となります。 本連盟においても、昨年の弓道誌3月、 5・6月合併号、9月号にてアンチ・ドー ピングについて概説いたしました。 ドーピング物質について

    • 令和6年武道振興大会 決議

      令和6年月刊弓道より 我が国は、明治維新以来、驚異的な勢いで国 力を増し、世界有数の経済大国となった。しか し、昨今は国際情勢が厳しさを増し、価値観の 多様化も相俟って、行動規範や善悪の基準が揺 らぎ、明るい国家、社会の将来を見通すことは 難しくなっている。 このような中にあって、武技による心身の鍛 錬を通じて人格を磨き、識見を高め、有為の人 物を育成することを目的とする武道は、旺盛な 活力と清新な気風の源泉として日本人の人格形 成に少なからざる役割を果たしてきた。 我

      • 専門委員会の活動について 指導委員会の役割と 目指すもの

        全日本弓道連盟内に新たに指導委員会が設置されました。変化する社会状況の中で 弓道界はどうあるべきか一様々な視点から検討を進めます。加藤出全日本弓道連盟会長と岡崎廣志指導委員会委員長が、その役割と活動について語り合いました。 全日本弓道連盟会長 加藤 出 指導委員会 岡崎 廣志 指導委員会設置の目的は何でしょうか。 岡崎 3年に及んだ新型コロナ禍 の中、一般社会の通念、常識も変 わってきました。パワハラ、セク ハラ行為の徹底した防止はもちろ ん、LGBTQへの理解・配慮等

        • (公財)全日本弓道連盟「中期計画2023~2029」の策定に向けて

          ※このページは月刊弓道2024.1月号と2月号に分割掲載された内容をまとめています。 策定方針と重点領域 中期計画策定に関するWG(ワーキンググループ)では前号(12月号)において中期計画の概要版を公開し ました。 理念、目的、スローガンの設定 WGが中期計画を策定する上でまず着手したのは、 理念、目的、スローガンを設定することです(図1)。 これは、全弓連が何をするべきなのか、どこに向かっ て進むのかを明確にするためです。全弓連が目指すの は、弓道を通じて社会を豊か

        2024年アンチ・ドーピング 変更点について

          「指導委員会からの提言(岡崎範士より)」について

          2024年2月号の月刊「弓道」(通称:弓道誌)に掲載されていたものを以下に転記しました。 指導委員会からの提言岡崎廣志委員長に聞く  社会規範・常識の変化に応じて全日本弓道連盟はどう進むべきか。全日本弓道連盟は「中期計画2023~2029」 (令和6年1月号)に基づき、各委員会で組織的に取り組みを始めています。 目的である ①弓道の継承 ②普及振興 ③公益性の追求さらにスロ ーガンである弓道人の Quality (質) & Quantity (量) UP!達成 に向けて

          「指導委員会からの提言(岡崎範士より)」について