三度目の自己紹介
どうもこんにちは。
小説工房わたなべの渡辺元気です。
表題のとおり、三度目の自己紹介です。
というのも、以前に書いた自己紹介の内容と、今現在（2022年2月）の自分が行っていることや考えていることに、かなりの違いが生じてきたため自己紹介記事をアップデートすることにいたしました。以前にも同様の理由で自己紹介記事を更新しましたが、今回は今一度の更新といったところです（記事の最後に、過去二回の自己紹介へのリンクを貼っておきます）。
さて、改めまして初めまして。
『小説を、アートに。』という活動を長年しております。
小説をアートに
以前までは小説×アートをやる理由として「面白いと思ったから」と、書いてきました。ただ、それも大きな理由ですが、もう一方には「文学賞に投稿し続けても、まるで結果が出ないから、別の道を探ってみた」という側面も、大きくあります。
そう、結局は何かしらの強い衝動ではないのです。書かずにいられない、創らずにいられない、という強い動機が自分にはありません。以前は、その代わりにあったのは、承認欲求でした。もっと自分の作品を読んで欲しい、評価されたい、認められたい、という欲でキーボードを叩いていました。叩き続けていました。
しかし最近はその気持ちすらも薄らぎ、今はただ「穏やかな暮らしがしたい。そのために今までやってきた『小説×アート』を仕事にする」というところに落ち着いてきました。
今、自分で「穏やかな暮らしがしたい」打ち込んでみて、少し吹き出してしまいました。そんな見当違いの目的意識で小説が書けるはずないだろ、アートなんてできるはずないだろ、と。
でも、これは単純な自分の中の事実ですが、強い衝動がなかったからこそ、創作そのものとは別のところに目的があったからこそ、『小説とアートを組み合わせる』という発想は生まれました。
だから動機は不純かもしれないけれど、できるところまでやってみようと、そう決意をいたしました。
（そのためにまず始めたのがアート系の販売イベントに出展することでした。が、そのタイミングでコロナが猛威を振るい、次々とイベントが中止になり「思い立った途端にこれってマジかよ……」とも思いましたが、それでもしつこくやってやる所存であります）
小説について
小説を書き出した当初は、承認欲求しかなかったように思いますし、ついこの間までもそうだったように感じています。だから、自分が小説を書く動機は不純、とそう思っています。
しかしだからこそ、自分の内にあるものを、誤魔化したりせず、冷静に、忠実に書いた（と思える）小説に、ひどく惹き付けられます。今の自分には、それは出来ないことだから。
自分の書いた作品を振り返って見ると、そういった心持ちの移り変わりがよく感じ取れるように思います。ご興味がありましたら、どうぞお読み下さいませ。大体どれも短いです（以前はよく書いていましたが、最近はたまに掲載する程度です。といっても、書くことを辞めたわけじゃありません）。
ちなみに、今まで書いてきた中で好きな作品は？ と問われれば、『会話』と『断末魔』が好みです。
アートについて
たまに現代アートの展示やら、美術館やらには足を運びますが、特に何かを勉強したわけではありません。素人ですし、称賛されている作品と対峙しても何の感想も抱かない、ということもあります。
作品の販売
よく販売イベントにも出展しますが、webショップもありますので、よろしければどうぞご利用くださいませ。
（上記のショップがメインですが、その他ハンドメイド系のサイトにも作品を掲載しております。→紹介記事）
その他
その他に『小説×アート』活動とは違いますが、たまに旅に出ます。そうして帰ってきてから、やたらと長い旅日記を書いています。文字量で言えば、確実に小説よりも書いていると思います。
現地では文章量同様、やたらと歩くことが多いです。ので、歩行動画まで上げるようになりました。もはや小説じゃないですが、よろしければどうぞ（なぜかリンクバナーが英文になりますね……）。
なお、twitterでは『つい旅』と称して、写真だらけのリアルタイム旅日記みたいなこともやっています。要は旅が好きなんです。
略歴
＜主な個展＞
2012『トイレ借ります。』 DESIGNFESTA GALLERY（原宿）
2011『小説屋』 Artco（板橋）
『嫌な奴』 Gallery Conceal（渋谷）
『小説と文字と紙の展示。』 Cat's Cradle（早稲田）
2009『わたしを読んで。』 Gallery Conceal（渋谷）
2007『すごく短い小説展 』 Gallery Conceal（渋谷）
＜主なグループ展＞
2018『はじめにロゴス（言葉）ありき』 500m美術館（札幌）
2014『FAUVISME』 さる小（群馬県）
2010『WAVE』 Cafe FLYING TEAPOT（江古田）
展示の詳細につきましては、下記にて。
なお、今後の出展予定については、noteやtwitterのプロフィール欄に記しておきます。
以上、三度目の自己紹介でした。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
（下記が以前の自己紹介記事です）
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