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死ぬほど苦しいときに死にたいと言ったら、もうちょっと頑張ってみようよと言われました。 …
喜びは耐えられる。悲しみは耐えられない。 幸福は耐えられる。不幸は耐えられない。 素…
「選挙に行かない人間はカッコ悪いよ」 「しっかりと未来のことを考えて投票して下さい」 「投…
「はい、こんにちはー。今日はどうなさいました?」 「こんにちは。じつは、一週間くらい前か…
あんたはいいなぁ。まわりから言葉が通じるって思われてなくって。 みんなから言葉が伝わ…
旅先で写真をたくさん撮りました。 山の景色に電線が映り込まないよう、ズームをしました…
『お客様は神様じゃありません』という小説を書こうと思いました。テレビでカスハラ特集を見ていて、そんな着想を得ました。 「お客様は神様だろうが!」と凄む客に対して、店員が「それは失礼致しました。お客様が神様だとは存じませんでした。しかしお客様はどのような神様ですか? 産土神(うぶすながみ)ですか? 氏神(うじがみ)ですか? 陰部に紐を垂らして踊りますか? 岩穴に引きこもりますか? それとも言語をバラバラにしますか? 大洪水で全てを流す系ですか?」といった感じで、店員側の専門的
いつもの公園のベンチで、いつものように文庫本を読んでいたら、頭上からからからと乾いた音…
旦那ぁ! 殺生な! どうしてあっしを殺すんです!? どうしてあっしをそんなに毛嫌いする…
通勤電車ん中。 今朝は眼鏡がいつもより曇ってスマホも文庫本も見るに堪えないので、手を…
陰口を撫でられました。 えぇ、撫でです。叩かれるが正しい用法だとは存じ上げております…
お昼によく寄るチェーンの定食屋で、六本指の男性を見かけた。 アルコールを揉み手で馴染…
電車の中で、夥しい数のリストカットの痕を見た。 朝晩に肌寒さを覚えるようになった秋の…
その書き手は、スキをあまり押さないように心がけていた。 noteを始めた当初は、そうではなかった。 ほんのわずかでも、自らの胸に響く投稿を見つけたときには、積極的にスキを送っていた。また、自分の投稿した作品に対してスキをつけてくれた人々に対しては、必ず相手のページをのぞきに行き、何かしら目を引く語句や写真を探し出し、お返しのスキを送った。 そうやって顔も知らぬ様々な人々と繋がっていった。そうやってお互いに心地良いサインを送り合った──ときにはコメントも残し合った。