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コロナ対策を徹底した上で旅は楽しめるか?(旅のコロナ縛りについて考える)

 どうも、東京都民です。

 最近、表題通りのことを考えています。

 コロナ対策をばっちりやって、感染させることもすることもなく(いや別に自分が感染してると疑わしき状況ではないですが)、旅を楽しんで、なおかつ現地の経済を回してくることは可能だろうか、と。

 まぁ即座にここでプランを実行するつもりはありませんが、出発から帰路まで、ゲームのように楽しみながら考えていきたいと思います。コロナという名の縛りプレイです。コロナ縛り。

 以下、基本ルール
・屋内では泊まる部屋以外、マスク着用
・屋外では周囲に人がいなければ外して可
・三密を回避する

(一応、今回は一人旅を想定しています)

出発

 まず交通手段です。電車はたとえマスクをしていたとしても、不特定多数の人と、同じ空間に一定時間乗り合わせることになります。同じ理由で飛行機やらバスも微妙です。

 まぁ、そんなこと言い出したら、通勤すらできなくなっちゃいますが、ゲーム感覚で、できるだけ感染リスクの低い方法を探っていきます。

 そこで思いついたのが車、もしくはバイク。これならリスクはぐんと減ります(トップの写真の通り、昔はよく原付で旅をしていました。東京から能登半島の突端まで行ったことがあります)。

 なお、現地での移動も交通機関を使わずに済むので、自動車、あるいは二輪はメリットが大きいです。まぁ、自分の場合は昔を思い出して、原付でしょうか。移動はゆっくりのほうが好きなんです。

装備

(荷物よりも「装備」のほうが、ゲーム感が出るので「装備」です)

 マスクは必需品。日数分携帯します。

 銅のマスク、鉄のマスク、はがねのマスク……。色々あるけれど、世界一の富岳さんによれば、不織布、あるいはポリエステルの効果が高いようなので、自分は摘まんでずらすことが容易なポリエステルのマスクでしょうか。蒸れも少ないし。

 加えてアルコール消毒液も必要です。リュックの脇に大抵あるボトルホルダーに消毒ジェルを突っ込んでおきましょう。リュックを背負ったまま、手をやや後ろにやり、掌の底でポンプをプッシュして指の器にジェルを受けることができます。大した煩わしさもなく即座に手指消毒ができます。これは発明だなぁ、と個人的に思っています。
 旅先でドアノブやボタン等に触れる前に少量プッシュして、接触感染というリスクを回避します。馬鹿みたいかもしれませんが、これがコロナ縛りです。

 その上さらに除菌スプレーも携帯します(理由は後ほど書きます)。何だかリュックのボトルホルダーに色々突っ込んで、ラストオブアスみたいな感があります(分からない方はごめんなさい)。

 そしてそして、財布には4日間放置したお札

 神経質が過ぎると思いますが、お札を消毒するなら放置が一番手っ取り早いです。キャッシュレス以外で使う金額分(一泊二日程度なら千円札10枚で足りるかと)用意します。
 なお、お釣りでもらった硬貨は、そのままお土産にしましょう。

回復

(食事のことです)

 旅先で食事こそが一番気を遣う場面でしょう。どうやったって、マスクを装着したまま飯を食べることはできません。感染症対策が行き届いている店ならば、とも思いますが、「屋内ではマスク着用」のルールに反するのでダメです。
 コロナ縛りでは、現地での経済を動かしつつ、ひたすらリスクの低い方法を採用します。

 というわけで、お弁当一択です。旅先の飲食店でお弁当を購入して、近くの公園にでも移動して食らいましょう。それが一番安全です。
(次点でテラス席のあるレストランなんかも良いと思います)

 と、どこかのベンチでお弁当を食べ終わったあとは、立つ鳥跡を汚さず。テーブルやらベンチやらに、ファブリーズよろしく除菌スプレーをしゅしゅっとしましょう(ご飯食べてる間は、どうやっても周囲に呼気は漏れちゃうためです)。そこまでやるのかと問われそうですが、そこまでやります。旅先に迷惑をかけることだけは避けたいのであります。

冒険

(観光のことです)

 人が集まらないところへ行きます。というか旅してまでわざわざ人混みの中に紛れたくはありません。

 正直、峠道をツーリングしているだけで楽しめる人間なので(しかも原付って!)、まぁこれは縛りでも何でもないです。山奥の神社やら、名瀑やら、展望やら、湖畔やら、旧道・廃道やらを堪能します。

 しかしこれだと現地にあまりお金が落ちません……。とはいえ飲食以外で、屋外でお金を使う機会って、なかなか思いつきません。大好きな酒蔵探訪は封印しなきゃいけません。当然日帰り温泉もNGです。

 入口と出口のある鍾乳洞なんかは、風が抜けていて良いかもしれません。人の少なそうな資料館等も、感染症対策が取られているようなら良いと思います。あとは道の駅でお土産を買うくらいでしょうか。

 どうにもコロナ縛りでは、お金を使う機会がかなり少なくなります。が、こればかりは仕方ありません。

宿屋

 テントを張って野宿でもすれば、ほぼノーリスクですが、それじゃほとんど旅先の経済に貢献ができません。ので、感染症対策をばっちりと取っている宿泊施設を利用するのが最適解……かと思うのですが、それでもやっぱり気は遣います。
(というか、旅館やホテルじゃないと、旅情が出ないなぁ、という個人的な思惑もあります)

 このへんは事前の予約で「東京から馬鹿みたいに気をつけては行きますが、宿泊してもよろしいですか?」とお伺いを立てたほうが良さそうです(無論、予約はクレジット決済で)。

 さて、宿を取るとなれば、温泉には入りたいものです。が、不特定多数と居合わせる大浴場は縛りプレイのルール上、不可です。露天風呂なら大丈夫なような気もしますが、まぁいつ混雑するかなんて事前にわかりませんし。
 そこで狙うのは、部屋の中に露天風呂のある部屋か、露天風呂を貸し切りのできる宿です。これなら他人を気にすることなく、寛げます。

 そしてもう一つこだわりたいのは晩飯です。個人的には地元の飲み屋で地酒を傾けつつ、土地の方々と話を交わすのが、旅の醍醐味だと感じているのですが、コロナ縛りではもっての他です。

 なら、やっぱりテイクアウトだろうか。地酒や地ビールとともに、それを宿の部屋で突っつく、というのも悪くないです。が、地方の宿ともなると周辺に飲食店がないことだって、ざらにあります。

 そこで考えたのが部屋食のプランです。コロナ対策で、新たに部屋食を取り入れている旅館も多いようなので、存分に活用しましょう。あとは宿の方針に従うだけです。がまぁ、配膳の際には風通しを良くして、マスクを着用するくらいの気遣いは必要でしょう。馬鹿みたいに気を遣う、それがコロナ縛りです。
(とはいえ、一人旅で旅館のご飯を突っつくって、結構寂しいんだよなぁ……あぁ、旅先の飲み屋で気炎を吐きたいよう)

帰路

 お土産を盛大に買って帰りましょう。支払いの際にも手指消毒を。

 とまぁ、机上ではありますが、こんなところでしょうか。

まとめ

・マスクは原則着用
・ものに触れる際は手指消毒を
・飲食はテイクアウト
・人の集まらない場所を観光する
・会計はキャッシュレスか、4日放置したお札で
・温泉に入るなら貸し切りのできるとこ
・宿での食事は部屋食

 正直、気を遣いすぎてるなぁ、という感はあります。目に見えることじゃないので、そこまでやらなくても、と思う部分もあります。
 ただ、それでも旅先に迷惑をかけることだけは避けたいのであります。

 それにしても、旅先の飲み屋で心おきなく会話を楽しめる日が戻ってくるのは、いつのことやら。

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