脱SNSのすヽめ

Watana Besta SOCIAL club

2020年2月29日 02:56

どうも、ベスタです。

先日南極を残す全ての大陸でコロナが発生し、今もなお拡がり続けていますね。

軒並みイベントやライブも中止、延期、中止、中止、、

僕も3月8日開催予定だったチャリティーイベントが中止となりました。残念。ライブが中止になるのはホントに悲しい。卒業式や大会の中止も悲しすぎるよね。

3月15日の企画ライブも只今協議中です。（もうちょっと待っててね...ごめんね）

そしてついに我らが北海道にも緊急事態宣言が出されました。

外出せずに家にいると、ついついSNSばかり見てしまったりするよね。

しかし、SNSはアサイーボウルだ。

正しさもまやかしも建前も本音も善意も悪意もウソみたいなホントもホントみたいなウソも何でもあって何でもないようなごちゃ混ぜのもう一つの世界。

人種のサラダボウルならぬ混沌とした情報のアサイーボウルなのだ。

ちなみにアサイーボウルが何なのかはまだ知らない。

そんな誰かの思惑や思考を四六時中浴び続けていれば、たちまち自分の頭で考えることをやめて次から次に湧いてくるそんな思念に影響を受けつづけることになる。

そして投稿型のSNSは見れば見るほどに他人と比べたり自己肯定感が下がりストレスを感じやすくなったり、結果的に幸福度が下がっていくという研究もあるし、ダラダラとSNSを見るのはやめるべきだと言える。

そんな時はコーヒーでも飲みながらじっくり本を読んでみるのはどうでしょう。

元々僕は全く本など読まない人間でした。読み始めてすぐ睡魔に襲われ、一度も読破したことがなかった。

それが2年くらい前に突如として読書の楽しさに気づき、多い時は月10冊以上読んだり。どうしてもっと早く本を読んで来なかったのかと後悔するほどに。

僕がもし中学生の頃に戻って一言だけ自分に助言してよいと言われたら、

迷わずこう伝えるだろう。

「A組のハダさんが好きだからって修学旅行の時にこっそり空港に売ってた"羽田"って書いてある提灯をお土産に買って帰るのはヤメレ」とね。

ということで今日は家に篭ってゆっくり読んでほしい、

第一回【ベスタの好きな本を厳選して5作品】を紹介します（やっと本題）

※タイトルから作品ページへ飛べます

1. また、同じ夢を見ていた / 住野よる

何を隠そう僕は住野よるさんの「君の膵臓をたべたい」を読んで読書にハマった。住野よるさんの比喩の使い方とト書きの言い回しがすごくいいんです。この作品は世界観も好き。不思議な出会いを通じて人生を学んでいく少女の成長を描いた作品。時々読み返したくなる本です。歌詞を書く人間として言葉の選び方の研究にも。

2. インパラの朝ユーラシア・アフリカ大陸684日 / 中村安希

江別蔦屋書店のオープン時に店内展開して頂いていた「Watana Besta SOCIAL clubオススメ本のコーナー」にも並べていた本ですが、ユーラシア大陸とアフリカ大陸の47ヶ国を2年で旅した中村安希さんの手記となってます。単行本をすごい昔に買ったまま何年も積ん読してて、読書づいてからひっぱり出して読んでみたら面白すぎて一気読みしました。「私はわざわざ旅をして自分自身の無知を学んだ」という言葉がすごく残った。俺には到底できなさそうなたくましくて潔い生き様に感銘を受けます。ドキュメント好きの方必読です。ちなみにこの中村安希さん、いろんな国で衝撃的なものを食べ続け「食べる。」という旅の食リポ本とも言える本も出してます。

3. 木漏れ日に泳ぐ魚 / 恩田陸

一年前に起きた殺人事件の真相を、1組の男女が記憶辿って紐解いていくサスペンス。初めて恩田陸の作品を読んだんだけど、人の感情とか心の描写が、めちゃくちゃしっくりくる書き方してて清々しい気持ちになる。二転三転していくストーリーも僕は面白かった。

4. 嫌われる勇気 / 岸見一郎,古賀史健

言わずと知れたアドラー心理学の名著です。普段は小説を読むことが多いですが、この本読んだ時はかなり衝撃的でした。そしてめちゃくちゃ分かりやすいのにめちゃくちゃムズいと思う。SNSのイイネの数やフォロワー数やランキングや他人の評価や勝ち負けが気になって仕方がない多くの現代人に今一番必要な考え方だと思う。俺はまだ全然できてません。

5. 旅のラゴス / 筒井康隆